間違い電話・その2


 間違い電話が掛って来て、相手が謝りもせずに電話を切って頭に来た事のある方も多いだろう。
 しかし、自分が間違い電話をしたのに自分が頭に来た、という事もある。
 ある夜、電話をした(こういう話題なので、当り前である)。相手が出た。
 自分「もしもし、○○さんのお宅ですか?」
 相手「いいえ、違います」
 まず、相手のこの言い方にムッとした。確かに間違えたのは自分だし、時間的にも遅かったので相手の気分を害したのは悪いけれど、彼(声の感じからして、40代のおっさんらしい)の言い方は、相手を見下すような、バカにするような、抑えつけるような、そういう響きがした。
 しかしまあ、いくら頭に来たとは言え悪いのは自分なので、「どうも申し訳ありませんでした」と言おうとしたら、その途中で電話は「ガチャッ!!」と切れてしまった・・・。人の話しなど何も聞いていないのである。
 このくそオヤジ!いくらなんでも態度悪りぃぞ!ケッ!!



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