その1


2002年11月09日

 9月の頃のものと比較して同じモノとは思えない状況になってきた。
 鉢の外まで伸びてダラ〜ンと垂れ下がってるもの、鉢の中で増え過ぎてキツキツになってるもの、様々である。気になるメダカとミナミヌマエビの生息状況は・・・・、多分メダカは2匹生存、エビは鉢がこんな状態なので中を覗けず、全く不明。でも多分生きてるでしょう・・・。(^^;
 残念だったのは、沢山咲いたはずのイボクサの花が1度も見られなかったこと。でもまぁ、種がはじめて水槽内に落ちているはずなので、来年も咲いてくれるでしょう、多分。



2002年9月28日

 ガガブタの葉が妙にデカくなった。基本的にうちにある水草は、ホテイアオイを除いて実際にこの目で見たことが無い植物ばかりなので、家に届いた時の状態がその植物本来の大きさなんだろう、と思っていた。しかし・・・・・。このガガブタを含めて、妙に大きくなってる、あるいは伸びている植物が多いのである。
 写真には4枚葉が写っているけれど、左下のものが14日に撮ったのと同じくらいの大きさ。真ん中のが14日のが大きくなったものだと思われる。



2002年9月22日

 アマゾンフロッグピットがこんな姿になってしまった・・・・・。きっと餓えたメダカにかじられてしまったのだろう。そうえば、1匹すごい勢いで口を開けるメダカがいるもんなぁ・・・・。「こいつ、マジでメダカか?」っていうようなやつ。
 とは言いつつ、分離して離れて行った葉(写真には写ってない)もあるので、前回の写真と今回の写真で欠けてる部分が全部食われたわけではない。(とちゃんと言っておかないと、うちのメダカはどう猛だと思われる・・・)

 前回は”枯れそう”なんて書いたイボクサだけど、3本のうち1本にツボミがついた。根もバリバリでているようだし、今ある水草の中では一番出世頭。だって、今年は無理と思ってた花を見せてくれるんだもんね。イヒヒ。



2002年9月14日

サービスでつけてくれた水草。正式名称などは下の方で。

 出来上がったビオトープの全体写真です。直径約60cm、高さ20cmです。本当はひょうたん池のような形のものが欲しかったのですが、ベランダ用の据え置きタイプは希望するサイズのものが無かったうえ値段も高く、埋め込みタイプのものは強度がよくわからなかたので、結局これにしました。でも、埋め込みタイプのものでも結構大丈夫そうなので、今度追加するとしたら、埋め込みタイプのひょうたん池にするかもしれません。
 まだセッティングしてから3日くらいしか経っていないので、ちょっと殺風景です・・・・。

 近所のホームセンターで購入したアマゾンフロッグピット。東京の、しかも多摩地域の冬を越せるかどうかわかりませんが、夏季は爆発的に増えるらしく、増え過ぎて困るとか。まぁ、楽しみでもあります。(苦笑)

 これもホームセンターで買いました。これもアマゾンフロッグピットだと思って買ったら、暗かったため(買ったのが夜で、外に置いてあった)間違えたようです。どうやら本当はウォーターレタスの超小型版のようです。でもこれ、生き物には良くないらしく、金魚やメダカの水槽に入れたら何匹か死んでしまった、という話を聞いたので、このまま入れておくかどうするか悩み中。すごく小さいので、多分害はないと思うし、冬は越せないと思うので、とりあえずは現状維持かなぁ・・・・。

 サービスでつけてくれた水草です。初めて見た時は「なんてグロいんだろう」と思いました。オオサンショウモです。これより小さいサンショウモというのがありまして、葉の雰囲気(形状)が山椒の葉に似ているから、このような名がついたそうです。密集した所で育つとこんなふうに縮んだ状態になるそうなので、ここに来てゆったりして、これからだんだん開いていくのでしょうか・・・・。

 これもサービスのサルビニア・ククラータです。前述のオサンショウモを、サルビニア・ククラータとして紹介しているサイトもあったため、名前の判断に迷いました。これもオオサンショウモに負けず劣らずグロく、葉の形状がイボのように見えたため、「これがイボクサっていうんだな」と思い込んでました。「蜂の巣みたいでかわいい」と記述してあるサイトを見てから、自分もそう思えるようになったような気がします。(笑)
 日光が少ないと葉の丸みがなくなり、平べったくなってしまうらしいのですが、果たして、うちではどうなりますでしょうか。

 こちらが本当のイボクサです。これもサービス品。うちに来た時は生き生きしてたのに、ちょっと枯れかかってます。何が悪いのでしょう・・・・。
 名前の響き的にはあまりキレイなイメージではありませんが、ツユクサの仲間で、丁度今頃ピンクがかった白い小さな、可憐な花を咲かせます。来年には見られるかなぁ・・・。(遠い目)

 これ、よく分かりませんが、結構珍しいみたいです。というのも、名前をNETで検索しても、ヒットするページが異常に少ないんです。ルドウィジア・フローティングプラントと言います。長い名前です。
 珍しいのは名前だけじゃなく、茎があるのに浮き草、っていうのも変わってるような気がします。それに、白くお米のように見えるのは呼吸根というのもらしく、うちにある他の浮き草には見当たりません。ただ、どういう役目があるのかは不明。”ウキ”の役目なのかも・・・。
 これもサービス品。ただ、ちょっと枯れかかってるのが悲しいかも。(^^;;

 普通の金魚の水槽に入れる”キンギョモ”をもっとしっかりさせた感じなのがミリオフィラムSPレッド。でも本当に”レッド”なんでしょうか。(^^;; NETで探すといくつかヒットするんですが、多くは葉も赤いです。これは茎が赤いだけ・・・。でもサービス品なので、文句は言いません。
 本当は、全体が水中になきゃいけない(NETで観た写真はみんなそうだったので)みたいなんですが、これが長いのが悪いのか、鉢が浅いのが悪いのか、思いっきり水中から出てます(苦笑)。今度カットして短くしようかな。

 睡蓮の葉に似ていますが、ガガブタです。漢字で書くと”鏡蓋”。カガミのフタなんて、お洒落なネーミングですね。毛の生えたような一種独特の白い花が咲きます。実物はまだ見たことがありませんが、きっと清楚に違いありません。

 姫睡蓮とか、ミニ睡蓮とかいろいろ言われてます。品種としてはピグマエア・ヘルボラです。しかし、いくらミニスイレンといってもこんなに小さいとは思っていませんでした。
 睡蓮には熱帯性と温帯性があり、熱帯性は寒さに弱く日本の冬は越せません。そのかわり美しい花が咲きます。温帯性は耐寒性ということもあって寒さには強く、冬には葉を落としてしまうものの、春になるとまた芽が出てきます。が、花は赤系、白、黄色しかなく、熱帯性にある青い系統はありません。
「ビオトープなんだから放任(室内に入れるなどしない)で」というコンセプトと、あまり大きいと鉢を占領してしまうかも、という恐れがあったため、温帯性の姫睡蓮を選択。ちゃんと冬を越して、来年の夏には花をみせてくれるといいな。

 メダカ。正式にはヒメダカ(緋メダカ)と言います。このヒメダカというのは、普通のメダカ(クロメダカ)の突然変異で生まれた色素の無いメダカを品種改良したものなので、野生のものではありません。
 メダカは絶滅危惧種ですが、飼っているメダカを川や池、沼などに放流(捨てる、ってことですね)しては絶対にいけません。理由は詳しくは述べませんが、その行為が、それまでそこに生活していたメダカを絶滅に追いやってしまうからです。また、これはメダカに限ったことでもありません。理由を詳しく知りたい方は、NETで調べて見て下さい。詳しく書かれているサイトは沢山あります。
 ところで、うちに来たメダカのうちの1匹が黄色と黒の斑になっているのを発見。もともとそう(遺伝の関係で、ヒメダカとクロメダカの子孫に斑が出ることがある)なのか、病気になってしまったのか?でも元気そうだし、病気ではない・・・と思うことにしよう。

 すごく小さいです。ミナミヌマエビ。といっても小さい種類なのではなく、子供だからです。成長すると3cmくらいにはなる(はず)。ミナミヌマエビ(以降ミナミ君)は寿命が1年程度しかないらしく、丁度夏頃に世代交代するようです。
 また、このミナミ君は他のエビと大きく違うところがあります。それは卵から孵った子供もエビの姿をしている、ということです。他のエビはミジンコみたいな感じで(ゾエアとか言うんだよね)1度海に行ってまた戻ってくる、という性質なので、こういった閉ざされた場所で増えることはありません。当たり前ですね、海に行けないんだから。でもこのミナミ君はそういった必要がないため、水槽内でもバンバン増えるそうです。自分のビオトープで生き物が増えるのはうれしいけど、ミナミ君だらけの水槽を想像するとちょっと恐いです。(^^;
 写真は見にくいですが、丁度中心にいるのがミナミ君です。体長1.2cmくらいでしょうか。
 ミナミ君はコケ取り要因として投入したのですが、セットして数日しか経っていないのにもうコケが出てきました。ミナミよ、しっかり働け。


 写真はありませんが、上記以外にホームセンターで買った、小さな枯れかかったホテイアオイがあります。ホテイアオイは水を浄化するので入れみました。日本(というか、多摩の)冬は越せないので、室内で越冬させるか思案中・・・・。
 また、今日じぃ〜っと観察してたら、体調5〜6mmの、なにやらもぞもぞ動く生き物発見。当然エビの仲間ではなさそうです。何かの昆虫の幼虫かもしれません。卵から孵ったにしては大きいような気がするので、水草についていたのかもしれません。




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