6 まとめ

今さらとぼけるのも嫌なので言いますが、
ラジコンは'98・1・31をもって終了しました。

1・24の放送で北出マンが来週で終わりです、と言ったときは
「ふーんそう」って感じで、さみしいとも悲しいとも思いませんでした。
その次週、なつみさんも出てきてパーソナリティみんなで
相変わらずのドラマをやって、いつもの通りのトークをやって、
何事もなかったかのように「最終回」は終わっていきました。

その何気なさは、さすがにちょっと
寂しさを俺に感じさせました。

その後、俺の心に沸いてきたのは、怒りでした。
1月という番組改編でも何でもない時期、
そしてFMの電玉も同時に終了した所を見ると、
どう考えてもラジコンが終わったのはコンパイルの勝手な都合です。
もうかってない状況は確かにわかりますが、
ファンの思いをふみにじる裏切りの行為は、
本来絶対にあってはならないことだと思います。

そんな怒りをこめた文章をハガキにしたため、コンクラに投稿しました。
おそらく採用はされないでしょう。
くさいものにはフタをする会社ですから。

そして俺の前には、1年間採用者名をチェックし続けてきたダイアリーが残りました。
なんだか空しくなって、データをまとめたりする気力もなくなって、
少しの間放っておきました。

でもやっぱり、1年間がんばってきた自分を放ったらかしにしてしまうのは嫌なので、
このリストを作ることにしました。
ハガキのネタにするとか、そういうことを除いて、
記念として(ぶっちゃけて言えば下心)きちんとまとめておこうと思いました。

コンパイルへ。
重ねて言いますが、ファンを裏切ることはもう2度としてほしくないです。
ラジコンを聞いていたリスナーの大半は、
コンパイルのゲームだけが好きだったわけではなく、
コンパイルの作り出す同人サークルのような仲間感覚、
遠くなりがちなゲーム会社がとても近くにある感覚、
コンパイルという団体そのものが(ゲーム抜きでも)好きな人たちであると思うのです。

そういう「あったかさ」があるのが
コンパイルの魅力だったのではないかと思います。

この原稿を書いているのは3/12、来週には東京ゲームショウ'98春が、
コンパイルの新たな裏切りを乗せてやってきます。
タイトルに「ミニ」のついた「全日本ぷよマスターズ」には、行かないことにします。

ではこのあとは'97ラジコン全採用者PNリストでお楽しみください。

S.Sato