2006年12月に思ったこと。

■…2006年 12月 2日 .......
今年も雨の中、ホームで最終節を迎えた。
大宮ファンはおとなしかった。
去年雨の中で裸になってた赤いバカとは違う。
「TONINHO4EVER」って横断幕がとても印象的だった。

アルビレックスと言えば、
後半開始と同時に変わった試合の流れに合わせることができないまま
(またはしないまま)
ダラダラとした時間を過ごしていた。
なんだか今季よく見た光景。

もうなんにも起こりそうもないゲームを目の前にして、
スターってなんだろう、と考えていた。

たぶんスターとかヒーローとかいう言葉で表される、
「困った時になんとかしてくれるひと」を
消す選択をしたチームへ。

誰もが気付かないフリをするなら、俺が大きな声で言おう。
来季の降格候補筆頭はお前だと。

純粋なフリをするのがそれほど上手で無い俺は、
ファビーニョの退団で涙を流すことはないけれど…

今日も困った時に少しだけなんとかしてくれたひとに、
お礼を述べることだけは忘れないようにしよう。

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修正能力の不足、
または修正しなければならないことに気付くのが遅い判断能力の不足。
今季ずっと改善の兆しが見られないまま残った課題を来シーズンに引きずりながら、
最終節に負けた。

厳しい現実だ。果てしなく、でかくてどうしようもない現実だ。

普段の生活ではなかなかない
「現実をまざまざと直視されられる」体験ができるから、
サッカー観戦はやめられないんだと思った。

優勝が決まるから今日だけNHKでJリーグを見た、っていう
全国の「サッカーファンじゃない」観戦者には
絶対にわからない現実がここにある。
テレビじゃ誰も言わないローカルの現実。

そんなローカルを日々貪れることを、とても幸せに思う。

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■…2006年 12月 2日 .......新宿まで行く前に
12/3(日)は新宿で劇を観るべく上京。
ただ、日帰りするのもつまんないので、
どさくさ紛れに土曜はうえとしさんちに泊めてもらった。

朝5時くらいまでしゃべってたのかな。
何しゃべったっけ。
まぁ、長電話で話す内容とほとんど変わりは無かったと思う。

変わったことといえば、
以前は実家のコードレスフォンが
3時間半で電池が切れるバカ家電だったせいで、
3時間半で打ち止めになってた話が
10時間に延長されたことくらい。

■…2006年 12月 3日 .......しーずそーきゅーと
新宿で劇を観て来た。
タイトル:「キケンなニオイはしてたよね」

わしの目当ては依田朋子さんと森若香織さんを観ること。

世間的にわかりやすく言えば
依田朋子さん→たらこ・たらこ・たらこの振付師
森若香織さん→元GO-BANG'Sボーカル
ってなるのでしょうきっと。

俺的にわかりやすく言えば
依田朋子さん→舞台「しあわせのつぼ」で看護婦役だったひと
森若香織さん→実写版セーラームーンでうさぎの母役
ってなるのでしょうきっと。

まぁそんな説明はどうでもいい。
とにかくも、おふたりとも大変キュートでありました。

何度でも観たいね。嗚呼。

ちなみにお話のあらすじは…
田舎の大晦日。
寺の娘の友達が続々と寺に集まってくる。
田舎で暮らし続ける友達もいれば、東京で暮らしてる友達もいる。
ひとしきり喋って笑って喧嘩して、
でも気付いたら去年と同じことばっか喋ってる。
結局去年から成長があったのかうやむやのまま、
除夜の鐘がひとつ、またひとつ鳴り響く…

…みたいな感じ?
まぁ、何が起こるでもない会話劇。

何が起こるわけでもないが、俺には少々リアリティを感じる。
成長が止まってることを自慢するのはもうやめよう。

新井友香さんも気になってきた。けっこう色々やってる人みたいだ。
ちぇけらっちょ。

ところで、小さい箱(100人以下)でやる舞台って
笑いの閾値が低い客が必ずいるもんなの?

なんか、ずーっと声上げて笑ってるひとがいた。何人も。
全然笑うとこでもなんでもないのに笑ってた。
なんなんだろう。

新大に入りたてのころ、
興味本位で演劇研究会の劇を観に行ったんだが、
そこでもいた。ずーっと、なんにもおもしろくないのに笑ってるひと。

邪魔だよ?

そういう客が必ずいるものなのかなぁ。
わからん。誰かに聞いてみよ。
かつくんあたりがいいかな。

■…2006年 12月 3日夕方 .......
新宿から帰って来たら雪が降ってたんだが、
その間新潟で何があったんだ?

あ、ビッグスワンでファン感謝祭があったのか。
雪の中。

新潟冬の時代がここから始まるのか、
それは後に歴史と呼ばれるものだけが知っていればいい。

■…2006年 12月 8日 .......代ゼミの横
タダ酒はうまい(^^;
そこにタダ以上のものを掴めるかどうかは、自分次第か…
さて。

■…2006年 12月 9日 .......福はいづこに
バスで、千葉県は蘇我にあるフクアリまで日帰り往復。
オヤジさんと共に天皇杯5回戦vs札幌を観戦したわけだ。

トイレの数・売店の数ともに、
アウェーにたくさんお客さんが入ることを念頭に置かれてないことには
もうぐだぐだ言わんよ。
どこでもそーじゃん大体。

試合にもぐだぐだ言いたくないんだけどね。
CKからややラッキーな感じで得点して、
超下らないミスで失点して、
綺麗に失点して、
攻めるも攻めるも点が入らず、
相手の超下らないミスで得点して、
延長入って、やっぱり点が入らず、
PK戦で敗退。

…うーん。
PK戦をナマで観るのは初めてだったので、かなり興奮した。
それは楽しかったんだが。

ま、誉められた試合ではなかったっすね。
なかなか点が入らない状況で、何ら手が打たれなかったわけで。
できることをやらない監督はやはりどうかと思う。

試合後はオヤジさんちでダラダラした。
ファビーニョのベストプレーを品評したり。

ほら、男の方はいつまで経っても思い出す生き物っていうじゃんか。
失くしても失くしても。

■…2006年 12月 10日 .......にちようびなのに
実家に泊まったわけだ。
今日は呑むよりも食うをメインにしたわけだ。

■…2006年 12月 12日 .......東大通歩道ラン
昼休みにヴァージンまで走って行った。
いつの間に、BP2からソフマップ跡に移動していたんだ。

ジャパニーズミュージックシーンに君臨するメガネ娘ツートップであるところの
つじあやのと奥花子を同時に買ってしまった。
大丈夫か。

あと、たらこ・たらこ・たらこクリスマスDVDを買った。

■…2006年 12月 14日 .......ダイナムCMだと切れていたサビの歌詞は「涙を流してまた笑う」だったんだね。
今週はつじあやのとたらこ・たらこ・たらこしか聴いてない気がする。

あまりにもベタながら、俺もたらこの振りを練習中。
振り付けは依田朋子さんです。

サビ18小節目と22小節目、2人で前に出て「ピッ」とするキメは、
「たらこたっぷり」の「ぷり」に合わせて
おけつを「ぷりっ」とする、という解釈でよろしかったでしょうか?>依田様

土曜は札幌で、髪を切るついでに
リーディングドラマ第2章・Memoryを観ます。

■…2006年 12月 15・16・17日 .......年がら年中札幌にエス佐藤がやってくる
そんなわけで土曜は札幌です。超ダイジェストで行こう。

・金曜は仕事をまた休んで、1日フェリー。
寝たりカップ麺食ったりつじあやのを聴いたりして過ごした。

・土曜の朝に北海道上陸。
朝飯はすすきの3番出口付近の松屋で。

・その後行くとこもないので、
札幌駅前のiカフェで3時間寝た。便利だねここ。

・琴似に移動。文教堂で「オシムの真実」を買う。
昼飯はらっきょで。

・琴似駅直結のホールで
リーディングドラマ第2章・Memoryを観た。

ボケた母親を承諾の上で殺しちゃった男の取調べ室の話。
淡々と供述調書が朗読される朗読劇。(それだけではないけど)

朗読劇っつーことで、ラジオドラマで使いそうな演出があったと思う。
歌詞を朗読→その歌が大音量で流れる→カットアウト→朗読に戻る、ってあたり。
カットアウト好きな俺にはしっくり来た。

「ギブス」が流れたときは鳥肌だったわよ。そりゃもう。
『あなたはいつも写真を撮りたがる』
『わたしはいつもそれを嫌がるの』

アンケートにも書いたけど、
深読みすればこの話って
「東京タワー」に対する鈴井さんなりのアンサーなんじゃないかって。
反論と言い換えてもいい。
「母の死」って共通点だけを取り出したこじつけではあるけど。
案外鈴井さんって直球勝負な天邪鬼だと思うし。
ひねくれ方がひねくれてないと思うし。

だから愛されるんじゃない?

そしてサトーマミは今年もたいへんに芸達者でありました。
ヤツはすごいや。アナウンサーにしといていいんだろっか。

来年は宮崎奈緒美も出ないかなぁ…


・晩はエスで。今年最後であろう。

・帰りは、日曜午前の飛行機で。
飛行機乗る前あたりからなんか調子悪くて、
家帰ってきて、すごく熱が出てることに気づいた。

きっと、ホテルでたらこ・たらこ・たらこの振りを
猛練習したのが原因だな。

つーことで日曜は午後から夜にかけてずっと寝込んでた。
クラブワールドカップの決勝があったが、朦朧としてちゃんと見られなかった。

それでも、薬飲んで、5リットルくらい水飲んだら
良くなってきた。
ローソンでインスタントおかゆを買ってきて、ごましおをかけて食った。

・見事、月曜の朝には熱が下がっていた。
やればできる。

■…2006年 12月 21日 .......ナビダイヤルでおつなぎします
HONORのチケットの
ファンクラブ一次予約が取れなかったぞ!!の巻。

平日の昼間だぞ?
なんでファンクラブなのに取れないんだろ。
それでもファンクラブか?

東京だからか?
東京の会員数がキャパオーバーってか。
いや、東京が一番行きやすい人は皆東京のチケットを取るからか。

かと行って大阪行くのはなんだし。
札幌に行くのはなんか地元の方に失礼な気がするし。

■…2006年 12月 23日 .......見失うものたち たぶんみんな。
LOTSでGo!Go!7188のライブを観た。

とても良かった!
いやーかっこ良かった。
正直行く前は3人の名前すらあやふやで、
ライブ中もあやふやで、帰って来てから確認したんだが(爆)、
ライブは良かった。超かっこいい。すてき。

騒ぎまくる周りの客に負けないように暴れまくったじょ。
2列目3列目あたりからの飛び出しを心がけた。
女子のアタマにひじうちしてもた。
髪の毛もぐしゃっとしてもた。なはは。
なかなか最低。

「かわいー」って言った客に対し
「かわいくねーよ!!」って返したアッコが最高に格好よかった。
(ベースがアッコであることは帰って来てから知った(爆))

それにしても彼女らの落ち着きっつーか余裕は
なんなんでしょーね。どっから来るんでしょーね。
経験の産物なんでしょーかね。

「しゃべれるベース」+「ぽーっとしたギター・ボーカル」の2人、って構成は
チャットモンチーさんとかぶるとこがあるのに、
この圧倒的な余裕の差はなんなんだ。
がんばれよチャットモンチーさん。

そして両者の客の熱さの差はいったいなんなんだ。
がんばれよチャットモンチーの客。
少しでもこの熱さを分けてやりたい。

ていうか、新潟でチャットモンチーとGo!Go!7188両方行ったひとは
俺以外にはいない……か?
わかんないけど。

■…2006年 12月 27日 .......よろしければ1を 間違っている場合は5を押…キンコーン キンコーン
HONORのチケットが
二次予約でやっと取れたぞこのヤロー!の巻。

「恵織村」という村にカントリーサインはないみたいだ。
昔の地名だ。
かなりちゃんと調べないとその歴史はわからんみたいだ。

検索したら3秒でわかる類の問題ではないようだ。

思い出したら図書館に行って調べてみよう。

■…2006年 12月 29・30日 .......年末物理部をダイジェスト
そして仕事納めを飛び越えて年末年始に突入だ。

29は、朝から枠取りの為海岸あたりをウロウロした。
たぶんこの冬一番寒い日だった。
よりにもよってこの日しかなかった。
できるだけがんばった。

昼にラーメンを補給して、もう2枠撮って、
夕方にボウリングして、夜に呑んで、呑んで、夜中にカラオケ。
明日以降に力を蓄えるため、ムリせず、
2時半過ぎからカラオケ屋で3時間ほど寝た。

よく寝られた。いつにも増してカラオケ屋は寝られた。

30は朝10時に起きて、ざっくりと枠の編集。
DVDにまとめてたらKがうちに来たので、
そのまま副音声の打ち合わせ→収録。

さりげなく収録前に
ビールと焼酎の緑茶割りを1杯ずつ呑んだのだが
バレてなかっただろうか?

適度に酔った方がトークは弾むぜ。
適度に酔わないとしゃべれないとも言う。

予定通り夕方に収録が終わったので、
ゆっくりと大阪行く準備ができた。
つづく。

■…2006年 12月 30・31日・2007年 1月 1日 .......大阪サヴァイバーカウントダウン
30日夜10時、ねーちゃんとともに大阪行きのバスに乗り込む。
目指すイベンツはCOUNTDOWN JAPAN 06/07 WEST
於;インテックス大阪。

大阪駅に早朝に着くものの、大晦日なのであんまり店はやっておらず。
道を歩いているのは予備校生風のダメっぽいやつばっか。

ヴィドフランス(ヨドバシのそば)→シアトルズベスト(バス乗り場近く)と
ハシゴして時間をつぶしまくった。

昼飯は阪急三番街の地下2階でお好み焼きを食らった。
俺は焼きそば入り。ねーちゃんは焼きそばなし。
焼きそばなしの方がうまかった。ふわふわ。
猛烈にビールが呑みたくなったが、これからのことを考えて
ここはぐっとガマン。

地下鉄でインテックスへ移動。特に迷うこともなかった。

インテックスは…トイレが狭いね(^^;
幕張やビッグサイトのトイレと比べると雲泥の差らな。

荷物を預けたらまずは腹ごしらえだ。
ビール呑んで、ビール呑んで、豚丼食って、
餃子のタレをこぼした。

次はライブだ。
ジンがなかなか格好よかった。
肩の力入り過ぎな感じがなんかいい。
CDを買ってみよう。

また腹ごしらえだ。
たこ焼きを食って、焼きおにぎりを食って、豚汁をすすった。

またライブだ。
東京事変さんはさすがの格好良さだった。
Go!Go!7188はさすがの格好良さだった。
佐野元春さんもさすがの格好良さだった。

他にもいろいろ見たけど、省略。

俺とねーちゃん的にトリ+カウントダウンはスカパラと決めておった。

スカパラ出てきた。客は大騒ぎだ。
ねーちゃんも大騒ぎだ。俺も。

…なんだけど、後ろのひとにぶつかって、
何度もぶつかって、
そんで、明らかに悪意を持って押し返された。何度も。

5回押し返されたところで、こいつぶん殴ってやろうかな?と思ったけど、
ぶつかってるのは俺なので、思い返してやめた。

まぁちらりと後ろを見たら、
大騒ぎになってるゾーンでその男(と隣に居た女)は突っ立ってるだけだったので、
ならこの大騒ぎゾーンから出て行けよ、と言いたくなったが。

仕返しにそいつの真横に移動して、
できるだけそいつの耳の近くで、大声で歌を歌ってやった。
ちょっと酸欠になるくらい大声で。
そこには明確な悪意が存在した。

前も、スカパラのライブで周りのヤツに腹を立てていたな。
なんでだろう。

最近気づいたが、俺はその場で跳び続けることができない。
結果、前後左右のひとにぶつかりまくるし、足を踏みまくってしまう。

大騒ぎゾーンならそれもみんな許してもらえるかな?とも思うけど、
余りにも俺がまっすぐ跳べないせいで周りに迷惑をかけてるので、
少しは気をつけたいなぁと思う。
今後は。
なるべくまっすぐその場で跳ぶよーに心がけよう。
そしたらライブで腹立つこともなかろう。

06→07へのカウントダウンをしながら、そんなことを考えていた。

また来年。



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1/1だけ分けるのもなんなので、ここにライブ後のことも書いておく。

ライブ終了後、会場を出たのは1時半くらい。
帰りのバスが出るのは朝9時半。

この8時間が近年稀に見る壮絶な時間だったことを
付け加えておこう…

深夜バスでの移動+ライブでの大騒ぎ後なので
俺もねーちゃんもクタクタなんです。
そんな中、知らない土地で8時間時間をつぶせと。

これは、キツい。
想像していたよりずっとキツかった。

結局やれたことは至極シンプル。
インテックスから地下鉄で梅田まで戻ってきて、
見つけておいたすかいらーくに入って(この時点でまだ3時)、
正月を迎えてテンションが高い周りの若者(バカモノ)を横目に、
疲れきったふたりはしゃべることもなく、
寝ることもできず、できることと言えば
ドリンクバーのおかわりとトイレに行くことだけ。

この状態で6時間はきつい。っていうかムリ。

朝6時半の段階ですかいらーくをギブアップ。
高速バス乗り場に移動して、
俺は限界だったので寝た。
ねーちゃんが寝たのかどうかは知らない。

隣の客のipodから漏れる木村カエラがやけに耳障りだったのをうっすら覚えている。

9時半、やっとバスが来て、
俺はまた泥のように寝た。

家には19時に帰って来て、
けんこう市場で買ってきたお惣菜をおかずにビールを3本呑んで、
また寝た。

1/1は24時間中14時間寝てた、という話。
1/1だけ切り取れば爆発的な寝正月。
こうして2007が始まったわけです。


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