エス佐藤について2002


22歳になりました。

22年も生きていれば、
いいかげん自分の分析くらい(無意識に)終わっているものだと思う。

思うには、

・人にいいところを見せたい
・格好良いところを見せたい
・できる自分を見せたい
・が、人一倍ドンくさい
・そのギャップにへこむ
・それでも格好良いところを見せたいから、
妙なことをして人の気を引こうとする

・人の花が赤あかと輝いて見える
・やれと言われるとやりたくない
・が、何にも言われないともっとやりたくない

・妥協せずにものを作って
自己満足レベルのものができるには〆切り+1週間が必要
さらに完璧レベルのものにするためにはもっと必要

・ひとりで黙々と我慢することが自己満足につながる

こんなところでしょうか。まだありそうか。


22年も生きていれば、
いいかげん、もうそんな自分はわかっている。
変わろうとしても変わらなかった部分がわかっている。

わかっているつもり。

けれど、その対処法は未だにできていないと思った。
思っている。
中学3年あたりで確立した部分は、高校大学を経てより強固になった。

かもしれない。


本当は、自分が一番自分を知らないんだって。


そんな自分を対処しつつうまく自分をコントロールしていくのが
どうやら大人ってやつらしい?

今のところは、そんなのムリだ。
へこんで、あきらめて、またへこんで、またあきらめて。
ひとつひとつ転んで格好つけて起きあがって、
泣いて笑って走って逃げて。


22年も生きてんのに、まだそんなことをやっている。
今日はそれでいいと思った。
今日はそれがいいと思った。

道は、長いね。


新潟大学情報工学科4年 エス佐藤



おきば