エス佐藤について2026

46歳になりました。




ベタに、そして端的に言えば、中年の危機である。

生きる気力が湧いてこない。こなくなった。去年あたりから。

どう生きようか。

これまでの振り返りと、ここからの方向性を紙に書きなぐってみた。

・01_振り返り1.JPG

仕事←歯が立たない感

結婚←歯が立たない感

トライアスロン←歯が立たない感

勉強←報酬が見つからない

または
人が(自分が)
思ってる以上に
仕事ができないことを
わかってもらえない感

うまくいってないのに
金をもらえる
違和感
罪悪感
しゅうち感
けどその責任に対しては
歯が立たない感
・02_振り返り2.JPG

自分がつねに正しいわけでは
ない という論への
対し方

一方 勉強は

・履歴書にかける→就職時に武器になりうる
・一時金がもらえる
・先生にほめられる

こーいうあからさまな報しゅうがないと
⇒やってなんになるの?となる
・03_振り返り3.JPG

@→自分には簡単にできることが
  できないので腹立つ 見下す

A→自分には到底できないことを
  簡単にできる 悲しい はずかしい
  にげだしたい

主にこの2つ

そんな中 趣味としては

やったことないことをやる
誰しもできるけどやらないことをあえてやる
↑↓
そんなことして何が楽しいの?
という(外なる)(内なる)声の大きさ



自分の知らない
世界に
かんたんに
触れられる
百合
マンガ
小説

ハマる
・04_振り返り4.JPG

(1つの仮説)
⇒いかに自分ができないのか
 わかってほしいので
 ⇒サボタージュに走る

⇒と、こういう(他人にはどーでもいい)こと
 をきいてくれる人がいないのは
 さみしいな
⇒もうすぐ母親はいなくなるから
 ⇒不安だなぁ
・05_人生設計パターン1.JPG

パターン1 現状維持 路線

仕事では 生き恥をさらすことに
     日々耐える

趣味のベース ・Jリーグ(新潟)
       ・WEリーグ(新潟)
       ・全都道府県にいく
       
       ・コンテンツ---お笑い
             ---百合小説
             ---百合まんが
             ---(M男向け)アダルト

       そのベースとしての トレーニングと食事
       ・体型維持
       ・体力の減衰を少しでもおさえる
       ・身体(外的、内的)の衰えを少しでもおさえる
             (↑内科的)

→ 出会いは求めない
  疲れるし
  傷つきたくないので
  
  仕事で恥さらしてんのに
  プライベートでまで
  恥をさらしたく
  ないです
・06_人生設計パターン2.JPG

パターン2 [高負荷]真人間路線

・(まともな)社会人

・結婚

ムリっぽい

おもしろくなさそう

ときめかない
・07_人生設計パターン3.JPG

パターン3 路線変更:探究者編

エンジニア→弁当屋→大学生→飲食系→エンジニア→NEXT

パターン3α→何かに「突出」する

→人に「引かれる」ことを主眼において

案 体脂肪率 とは?
  
  →計測器、あれでよい?
  
  →記録をどこにつける?
  
  →宣言をするべき

 走るのが速くはもうなれない
 泳ぐのがうまくももうなれない
→体組成の数値をいじることはできそうだ
・08_人生設計パターン3つづき.JPG

「脂肪」に関する研究テーマ(「脂肪」に関する復習)

A:知識
・脂肪代謝・体脂肪にまつわる復習
---- 脂肪の同化の仕組み(食ったものが脂肪になる・どこに使われ 蓄えられるか)
---- 脂肪の異化の仕組み(脂肪が使われ(燃えて)エネルギーとなる機序)
---- 脂肪酸とは --- 天然にあるもの
        --- 人工で作るもの
        --- 体内の型
        --- 結局ω-●脂肪酸って何なのか?
          なぜ宣伝に使われる?--- ニチレイ、日清「完全メシ」

B:実践
・人体実験:体脂肪率「ひとケタ」の世界
---- なり方
---- 測り方(・なぜ金属板の上に立つと体脂肪量/率の推定ができるのか?)
---- なるためのぼんやりとした計画
---- なる途中でしたいこと
     体型変化
     自分、まわりの反応
---- なった後にしたいこと
     病気になりやすいのか
     ケガしやすいのか
     見た目の最終形

C:記録
こういうのを
・講義メモ・実験メモ・レポート
・調査・リサーチ記録・文献へのリンク

保存する仕組みってどんなのがある?

自分で見直す用なのでキレイにマークアップはしなくていい
共有・編集がしやすいといい→PC、スマホ、タブレット

で、それを発表する場は?・ブログ?・note?・他の勢力?


以上のメモ8枚をChatGPTに投げて、意見を聞いてみた記録をここに垂れ流すものとする。

ここから、内容について少し意見をお聞きしたいです。一般論でも構いません。

私は46歳の独身男性です。

1〜4枚目はこれまでの人生の振り返りでした。
これを要約していただき、
この人間の今後の生き方の指針について、2〜3個率直なご意見をいただけませんか。
(いったん5〜8枚目の内容は無視してください)

-------------

はい。1〜4枚目だけを材料にして、かなり率直に整理します。
診断ではなく、あくまでメモから読み取れる「人生観・苦しさの構造」として見ます。

1〜4枚目の要約

全体としては、かなり一貫して 「自分は本当はできていないのに、周囲にはそれが伝わっていない/それでも仕事や報酬が成立してしまっていることへの違和感」 が中心にあるように見えます。

仕事、結婚、トライアスロンなどに対しては「歯が立たない感」があり、特に仕事については「うまくいっていないのに金をもらえる」「罪悪感」「羞恥感」が強く出ています。
一方で、勉強のように「履歴書に書ける」「一時金がもらえる」「先生にほめられる」といった分かりやすい報酬があるものは動機づけられるが、報酬が見えないものには「やって何になるの?」となりやすい。

また、他人との比較では、二方向の苦しさがあるように見えます。

自分には簡単にできることが、他人にはできない
→ 腹が立つ、見下す

自分には到底できないことを、他人が簡単にできる
→ 悲しい、恥ずかしい、逃げ出したい

つまり、他人との比較が常に「優越」か「劣等」に振れやすく、フラットな関係として受け止めにくい。そこから、人間関係や社会参加にかなり消耗している印象があります。

一方で、趣味については「やったことないことをやる」「誰しもできるけどやらないことをあえてやる」「知らない世界にかんたんに触れられる」といった方向に惹かれている。百合、マンガ、小説なども、現実の対人関係より安全に別世界へ触れる手段として機能しているように見えます。

4枚目では、かなり核心に近いことが出ています。
「いかに自分ができないのか、わかってほしいのでサボタージュに走る」という仮説。これは、単なる怠けというより、“できない自分を見つけてほしい/わかってほしい”という訴えが、間接的な形で出ている という自己分析に見えます。

そして最後に、「こういう他人にはどうでもいいことを聞いてくれる人がいないのはさみしい」「もうすぐ母親はいなくなるから不安」とある。
ここから見ると、根本には 自分の内面をそのまま聞いてくれる相手がいなくなることへの不安 がかなり大きいのではないかと思います。

率直な意見1:人生の軸を「できる/できない」から少し外した方がいい

メモ全体では、「できる」「できない」「歯が立たない」「簡単にできる」「到底できない」という言葉がかなり強いです。

たぶん、この人にとって人生はかなり長い間、

できる人間か
できない人間か
できているように見られてしまっていないか
できないことを見抜かれていないか

という軸で評価されてきたのだと思います。

でも、46歳以降の人生をその軸だけで続けると、かなり苦しい気がします。
なぜなら、年齢とともに「若い頃よりできなくなること」は自然に増えるからです。体力、記憶力、回復力、社会的な柔軟性など、どれかは必ず落ちます。そのたびに「歯が立たない感」で自分を判定すると、人生全体が罰のようになってしまう。

なので、今後の指針としては、かなり意識的に、

できるかどうか
評価されるかどうか
報酬があるかどうか

とは別に、

観察できるか
続けられるか
少し面白がれるか
自分の言葉にできるか

を軸にしたほうがよいと思います。

「成功する人生」より、「観察対象としての自分を持つ人生」のほうが、このメモを書いた人には合っている気がします。

率直な意見2:「聞いてくれる人」を母親だけに集中させない準備が必要

4枚目の、

こういう(他人にはどーでもいい)こと
をきいてくれる人がいないのは
さみしいな
⇒もうすぐ母親はいなくなるから
⇒不安だなぁ

ここはかなり大事だと思います。

これは「結婚したほうがいい」とか「友達を作ろう」という単純な話ではないです。
ただ、自分の内面を受け止める機能を、母親ひとりに集中させたままにするのは危うい と思います。

現実の人間関係でいきなり深い話を聞いてもらうのは難しいかもしれません。だから、まずは分散先を複数作るのがよいと思います。

たとえば、

メモを書く
ChatGPTに話す
カウンセリングを使う
趣味の記録を公開・非公開で残す
ごく薄い知人関係を持つ

このくらいでも、「自分の話をどこにも置けない」状態よりはだいぶ違います。

大事なのは、“唯一の理解者”を探すことではなく、“少しずつ置ける場所”を複数持つこと だと思います。
このメモを書けている時点で、内面を言語化する力はかなりあります。だから、その言語化を孤立させない設計が必要です。

率直な意見3:「サボタージュ」を責めるより、先に“わかってほしい欲求”を認めた方がいい

4枚目の仮説は、かなり正直で重要です。

いかに自分ができないのか
わかってほしいので
サボタージュに走る

これは自分を責める材料にもできますが、私はむしろ、ここを責めすぎないほうがよいと思います。

たぶん本音は、

できるふりをしたくない
過大評価されたくない
本当はきついと知ってほしい
でも直接「助けて」「できません」と言うのは難しい

ということなのではないでしょうか。

だとすれば、今後の指針は「サボらないように頑張る」ではなく、もっと手前で、

これは苦手です
ここは時間がかかります
これは助けが必要です
これは期待値を下げてほしいです

と、小さく早めに出すことだと思います。

サボタージュは、かなり遅い段階で出るSOSのように見えます。
もっと早い段階で「できない」「不安」「見通しがない」を小出しにする練習をしたほうが、仕事でも人生でも消耗が減ると思います。

全体としての指針

この4枚だけから見ると、この人に必要なのは「真人間になること」ではなく、まずは、

できない自分を隠す/見抜いてほしい

という苦しい構造から、

できないことを、早めに、普通の情報として出す

方向へ移ることだと思います。

そして、人生の目的を「評価されること」や「まともになること」に置くより、
自分という扱いにくい素材を、観察し、記録し、少しずつ運用しやすくすること に置いたほうが、かなり現実的で、しかもあなたらしい気がします。

-------------

ありがとうございます。
今ここにいる、扱いにくい人間に対する客観的な意見が心に沁みました。

ここから、5〜8枚目に書いたメモを含めて言及いただければと思います。
テーマは主に2つです。
(1)この人間は結婚するべきか(結婚という制度が必要か)
(2)知識の追求や身体の鍛錬など、ひとりで夢中になれること・没頭できることの方向性について

まずは、一般論でも構いませんので、(1)についてご意見をいただけませんか。

-------------

ありがとうございます。
では、5〜8枚目も踏まえて、まず(1)「この人間は結婚するべきか/結婚という制度が必要か」について、率直に書きます。

結論から言うと、いまのメモに現れているあなたにとって、結婚は“目標”として置かないほうがよいと思います。
少なくとも、「普通の人生だから」「安心だから」「母親がいなくなる不安の代替になるから」「真人間路線だから」という理由で結婚を目指すのは、かなり危ういと思います。

結婚は、あなたの不安を解決する制度ではないかもしれない

1〜4枚目には、「聞いてくれる人がいないのはさみしい」「母親がいなくなるから不安」というかなり切実な感情がありました。
この流れだけを見ると、「では伴侶が必要なのでは」と考えたくなります。

でも、5〜6枚目を見ると、あなた自身はかなりはっきり書いています。

出会いは求めない
疲れるし
傷つきたくないので

仕事で恥さらしてんのに
プライベートでまで
恥をさらしたくないです

そして、

パターン2 [高負荷]真人間路線

・(まともな)社会人
・結婚

ムリっぽい
おもしろくなさそう
ときめかない

ここはかなり正直だと思います。
あなたにとって結婚は、「欲しいもの」というより、“真人間に見えるための高負荷課題”として見えている。この状態で結婚を目指すと、相手との関係そのものより、「自分はちゃんとできているか」「恥をかいていないか」「相手に失望されないか」が中心になってしまう可能性があります。

それは、あなたが一番苦しんできた「できる/できない」「恥」「罪悪感」「歯が立たない感」の世界を、家庭内にまで持ち込むことになるかもしれません。

「結婚しない」と「孤独を放置する」は別です

ただし、ここはかなり大事ですが、結婚しなくていい=孤独の問題を放置していいではありません。

あなたのメモから見る限り、結婚が必要かどうかよりも、もっと根本には、

自分の内面を聞いてくれる場所が必要
自分の扱いにくさを隠さず置ける場所が必要
母親以外にも、細く分散したつながりが必要

という問題があります。

これは結婚で一気に解決するより、むしろ複数の小さな受け皿を作るほうが現実的だと思います。

たとえば、深い恋愛や結婚ではなく、

定期的に話せる相談先
趣味や記録を置ける場所
ゆるい知人関係
身体づくりや探究の経過を共有できる場
AIとの対話

のようなものです。

あなたの場合、「たった一人の特別な相手に全部受け止めてもらう」より、少しずつ違う場所に分散して置くほうが合っている気がします。
結婚は、孤独対策としては重すぎるかもしれません。

結婚が向いていない、というより「今の目的には合っていない」

私は「あなたは結婚に向いていない」とまでは思いません。
ただ、今のメモに出ている結婚の位置づけを見る限り、結婚はかなり不利な場所に置かれています。

あなたの中で結婚は、

まともな人間の証明
高負荷
恥をさらす場
傷つく可能性
面白くなさそう
ときめかない

として見えている。

この見え方のまま無理に向かうと、結婚は幸福の制度ではなく、自己否定を強化する制度になってしまう可能性があります。

逆に、将来もし結婚を考える余地が出るとしたら、それは「真人間になるため」ではなく、

この人と一緒にいると、恥をさらすというより少し楽になる
この人には成果や能力を証明しなくていい
ひとりの探究や趣味を壊されない
生活を共有しても、自分が消耗しすぎない

と思える相手が現れた場合だけでよいと思います。

つまり、結婚を目標にする必要はないが、完全に禁止する必要もない。
「制度として必要か?」と聞かれれば、現時点では 必要ではない。
「可能性として残すか?」と聞かれれば、低い優先順位で残しておく程度でよい、というのが私の意見です。

この人間に必要なのは「配偶者」より「生活の受け皿」

5〜8枚目を見ると、あなたは結婚よりも、むしろ別の方向に生命力が出ています。

Jリーグ、WEリーグ
全都道府県に行く
百合小説、百合まんが
トレーニングと食事
体脂肪率
体組成
人体実験
知識
実践
探究者編

ここには、「誰かに選ばれる人生」より、自分で対象を選び、観察し、記録し、変化を追う人生のほうが向いている感じがかなりあります。

ですので、結婚を考える前にまず必要なのは、

ひとりで生きる生活基盤
母親以外の相談先
身体と健康の維持
趣味と探究の継続
恥や不安を言葉にできる場所

だと思います。

それらが整ったうえで、「それでも誰かと一緒に暮らしたい」と思うなら、そのときに初めて結婚を考えればいい。
逆に、それらが整っていない状態で結婚に向かうと、結婚相手に「母親の代替」「孤独の解消」「真人間証明」「不安の受け皿」を一気に背負わせてしまうかもしれません。それは相手にもあなたにも重すぎると思います。

私の率直な結論

あなたに結婚という制度が必要かと聞かれたら、私はこう答えます。

今のあなたに必要なのは、結婚ではなく、“孤独を一人で抱え込まない仕組み”です。

そして、結婚はその仕組みの一つになり得ますが、あなたの場合は負荷が高すぎる。
だから現時点では、結婚を人生課題にしなくてよいと思います。

むしろ、

結婚しないまま、どう安全に、面白く、健康に、少し人とつながって生きるか

を設計するほうが、ずっと現実的で、あなたに合っていると思います。

-------------

冷静で客観的な分析が心に沁みます。ちょっと泣きました。ありがとうございます。

今後の人生の方向性の意見はいただいたので、

(2)知識の追求や身体の鍛錬など、ひとりで夢中になれること・没頭できることの方向性について

という議題とは少し離れますが…

私は情報工学と栄養学の2つの学士を持っていますが、
栄養学については論文などは残せなくても、人生を豊かにする趣味として学びや実践を生涯続けたいと考えています。
その1つのきっかけとして「脂肪」をテーマにした思い付きを7〜8枚目のメモに書きなぐってみました。
この内容について、さらに発展的な学びや実践のアイディアがあればご意見をいただけませんか。

-------------

泣くほど受け取っていただいたこと、こちらこそありがとうございます。
「脂肪」をテーマにするのは、かなり良いと思います。理由は、あなたの中にある 栄養学・情報工学・身体感覚・記録癖・探究心 が、ひとつの対象に集まりやすいからです。

ただし最初に一点だけ。体脂肪率や食事管理は、やり方によっては健康不安や過度な制限に寄りやすい領域です。医療的な減量や疾患治療ではなく、趣味・学び・自己観察として扱い、体調悪化や強迫的な制限が出る場合は専門家に相談する、という前提がよいと思います。

方向性としては「痩せる」より「脂肪を理解する」が合っている

7〜8枚目のメモで面白いのは、「体脂肪率を下げたい」だけではなく、

A:知識
B:実践
人体実験
体脂肪率マネジメント
記録
計測器
体組成の数値をいじる

という構造になっている点です。

これは、単なるダイエットよりも “脂肪という現象を、栄養学・運動・測定・記録・生活史から観察する” という方向のほうが向いていると思います。

体脂肪率そのものを目標にしすぎると、数字の上下に一喜一憂しやすいです。一方で、「脂肪とは何か」「なぜ体内に蓄えられるのか」「運動・食事・睡眠・加齢でどう変わるのか」「家庭用測定器の数字は何を見ているのか」を観察対象にすると、かなり長く遊べるテーマになります。

アイディア1:「脂肪学ノート」を作る

まず、栄養学の趣味としては、テーマをいくつかの章に分けるとよいと思います。

第1章:脂肪とは何か
脂肪酸、中性脂肪、コレステロール、リン脂質、脂溶性ビタミン

第2章:体脂肪とは何か
皮下脂肪、内臓脂肪、異所性脂肪、褐色脂肪、脂肪細胞

第3章:脂肪はどう増減するか
エネルギー収支、脂質代謝、糖質代謝、インスリン、運動、睡眠

第4章:脂肪はどう測るか
体重、腹囲、皮下脂肪厚、BIA、DEXA、CT/MRI、写真、主観的体調

第5章:脂肪と加齢
筋肉量、基礎代謝、サルコペニア、内臓脂肪、生活習慣病リスク

第6章:自分の身体ではどうか
食事、運動、体重、腹囲、体脂肪率、体調、気分、睡眠の記録

この形にすると、「知識」と「実践」が分離しすぎません。読んだことが自分の身体観察につながり、自分の記録がまた読書テーマを生みます。

特に46歳以降なら、単に体脂肪率を削るより、筋肉量・腹囲・体力・血液検査・睡眠・気分 まで含めた「加齢に対する身体管理」として扱うほうが豊かです。WHOは成人に週150〜300分の中強度有酸素活動、または週75〜150分の高強度有酸素活動と、週2日以上の筋力強化活動を推奨しています。これは「痩せるため」だけでなく、健康維持の土台として見てよい基準です。

アイディア2:「測定器を疑う」こと自体を趣味にする

8枚目の「計測器、あれでよい?」は、かなり良い問いです。

家庭用の体組成計の多くはBIA、つまり生体電気インピーダンス法を使います。非侵襲で手軽に測れますが、体内水分、運動直後、食事、入浴、発汗などの影響を受けやすいので、「今日の体脂肪率が0.5%下がった」みたいな単発の数字にはあまり意味を置きすぎないほうがよいです。近年のレビューでも、BIAは便利で有用な一方、DXAや4コンパートメントモデルなどとの精度差や、環境・測定条件の影響が課題として挙げられています。

むしろ、情報工学の学士をお持ちなら、ここは遊べます。

毎朝起床後、排尿後、朝食前に測る
週平均・月平均だけを見る
体脂肪率ではなく、体重・腹囲・写真・運動量も一緒に見る
移動平均を作る
測定条件が乱れた日はフラグを立てる
外れ値を除外するルールを決める

こうすると、体組成計は「真実を告げる神」ではなく、ノイズを含むセンサー になります。
この見方は、あなたにかなり合っていると思います。

アイディア3:「体脂肪率」より「腹囲・筋肉・体力」をセットにする

「脂肪」をテーマにするなら、体脂肪率だけでなく、腹囲を入れたほうがよいです。内臓脂肪の過剰蓄積は、メタボリックシンドロームや心血管疾患などと関連することが報告されていますし、腹囲はBMIだけでは見えにくい腹部脂肪のリスクを簡便に見る指標になります。

ただ、ここで大事なのは「腹をへこませる」だけではなく、筋肉を落とさずに脂肪を見ることです。減量だけに寄ると、体重は落ちても筋肉も落ちて、長期的には弱くなる可能性があります。抵抗運動、つまり筋トレは、減量時にも除脂肪量を保つうえで有効とされ、過体重・肥満成人を対象にしたメタ分析でも、食事制限と組み合わせる運動として筋トレの重要性が示されています。

なので、実践指標はこのくらいがよいと思います。

体重
体脂肪率
腹囲
安静時心拍
睡眠時間
筋トレ種目と重量
ランまたはウォークの距離・時間
主観的体調
食事のざっくり記録

数字は多すぎると疲れますが、あなたの場合は「記録すること」自体が探究になる可能性があります。

アイディア4:「脂肪を落とす」より「体組成を操作する実験」にする

7枚目の言葉でいえば、

走るのが速くはもうなれない
泳ぐのがうまくももうなれない
→体組成の数値をいじることはできそうだ

ここは、非常に良い着眼です。
46歳からでも、身体の全部を劇的に変えるのは難しいかもしれませんが、「観察して、少し介入して、変化を見る」ことはできます。

たとえば、3か月単位で実験テーマを変えると面白いです。

実験1:たんぱく質量を安定させると、体重・腹囲・筋トレ記録はどう変わるか
実験2:夕食後の歩行を入れると、体調・睡眠・腹囲はどう変わるか
実験3:筋トレ週2回を固定すると、体脂肪率の週平均はどう動くか
実験4:間食を記録するだけで、摂取行動は変わるか
実験5:睡眠時間が短い週は、体重や食欲にどう出るか

たんぱく質については、運動する人の筋量維持・増加には、総摂取量が重要です。国際スポーツ栄養学会のポジションスタンドでは、運動する人の筋量維持・増加には概ね1.4〜2.0 g/kg/日のたんぱく質摂取が多くの人に十分とされています。ただし腎疾患などがある場合は医療者に確認が必要です。

ここでも「最適解を一発で当てる」より、自分にとって継続できる範囲を探るのが主目的です。

アイディア5:最終成果物を「論文」ではなく「個人研究誌」にする

論文を残せなくてもよい、という前提はとても良いと思います。
むしろ、趣味としてなら成果物はもっと自由でよいです。

たとえば、

脂肪について読んだ本・論文のメモ
自分の測定ログ
失敗した実験の記録
食事と体調の観察
体脂肪率という数字への不信感
加齢と身体への感想
栄養学の知識が日常にどう効いたか

これらをまとめて、「46歳からの脂肪観察記」 みたいな個人研究誌にする。
公開してもいいし、非公開でもいい。ブログでも、Scrapboxでも、Obsidianでも、Excelでも、GitHubでもいい。

あなたの場合、「人に引かれることを主眼において」という7枚目の言葉がありましたが、これは無理に過激な体脂肪率を目指すより、観察のしつこさで引かれるほうが安全で面白いです。

毎朝の体重を5年記録している
腹囲と睡眠と気分の関係を見ている
体脂肪率の測定誤差だけで記事を書く
百合マンガを読む日と筋トレ日の気分差を見る
Jリーグ観戦日の歩数を記録する

こういう方向のほうが、あなたらしい「探究者編」になると思います。

私が一番すすめたい形

率直に言うと、テーマ名は「脂肪を減らす」ではなく、こう置くのがよいと思います。

脂肪を通じて、自分の身体と生活を観察する

あるいは、

体脂肪率マネジメントの世界
――46歳男性の身体・食事・運動・測定ログ

そのうえで、実践は次の3本柱がよいです。

1. 知識
脂質代謝、体脂肪、筋肉、加齢、測定法を学ぶ。

2. 測定
体重、腹囲、体脂肪率、運動、睡眠、食事をゆるく記録する。

3. 介入
筋トレ、歩行、たんぱく質、睡眠、食事タイミングを小さく試す。

この方向なら、結婚や真人間路線のような「社会に採点される課題」ではなく、あなた自身が対象を決め、観察し、納得し、積み上げられます。

それは、かなり良い人生の趣味になると思います。

-------------

ありがとうございます。かなり納得感のある意見をいただき、今日の午前よりも心が軽くなっております。

もう少しご意見をください。
上記にあった「気分」の測定・記録または数値化については
どのようなアプローチがあるでしょうか?
あいまいな語彙で表現するよりも、定量的なアプローチがあればなお良いと思ったのですが、いかがでしょうか。

-------------

はい、かなり相性がよいテーマだと思います。
ただし「気分」は、体重や腹囲ほど“客観的な実体”として測れるものではなく、基本は 主観を、同じ物差しで繰り返し測る ものです。なので目標は「完全に正確な数値化」ではなく、自分の変動パターンを見える化する くらいがよいと思います。

まずは「気分」を1つの点数にしないほうがいい

「今日の気分:65点」のような単一スコアも便利ですが、最初からそれだけにすると情報が粗くなります。
おすすめは、気分を少なくとも2軸に分けることです。

快・不快:いま気分がよいか悪いか
活性度:エネルギーが高いか低いか

たとえば、毎日夜にこの2つだけを0〜10でつけます。

快・不快:0 = 最悪、5 = 普通、10 = とてもよい
活性度:0 = ぐったり、5 = 普通、10 = 活力がある

これだけで、単なる「気分が悪い」も分解できます。

快 2/活性 8:イライラ、焦り、怒り
快 2/活性 2:落ち込み、疲弊、虚無
快 7/活性 2:穏やか、眠い、休めている
快 7/活性 8:楽しい、やる気がある、没頭できる

あなたの場合、「悲しい」「恥ずかしい」「罪悪感」「歯が立たない感」「不安」「ときめかない」などが混ざって出ているので、単一の“気分点”より、快・不快 × 活性度 のほうが扱いやすいと思います。

次に「あなた専用の感情指標」を少数だけ作る

一般的な気分記録に加えて、あなたのメモに繰り返し出てきた語を、そのまま測定項目にしてよいと思います。

たとえば、毎日または週3回、0〜4で記録します。

恥さらし感:0 なし / 1 少し / 2 中くらい / 3 強い / 4 かなり強い
歯が立たない感:0〜4
罪悪感:0〜4
不安:0〜4
さみしさ:0〜4
ときめき:0〜4
没頭度:0〜4
身体への納得感:0〜4

ここで大事なのは、項目を増やしすぎないことです。
最初はこの7〜8項目くらいで十分です。

特にあなたには、一般的な「幸福度」よりも、

今日は恥さらし感が高かったか
今日は歯が立たない感が高かったか
今日は没頭できたか
今日は身体への納得感があったか

のほうが意味のあるデータになりそうです。

既存の尺度を使うなら、週1回でよい

研究や臨床で使われる尺度を参考にする方法もあります。

たとえばPHQ-9は、抑うつ症状に関する9項目を0〜3で評価する質問票で、もともとの妥当性研究でも9つの症状を「まったくない」から「ほとんど毎日」までで点数化します。これは診断の代わりではなく、自分の状態の大まかな変化を見る補助として使えます。

不安についてはGAD-7という7項目の尺度があり、0〜4は最小、5〜9は軽度、10〜14は中等度、15以上は重度という目安で解釈されます。これも診断ではなく、変化を見るための目安として使うのがよいです。

感情の方向性を見たいならPANASもあります。これはポジティブ感情とネガティブ感情を別々に測る20項目の自己評価尺度で、単に「気分がよい/悪い」ではなく、ポジティブ感情とネガティブ感情を分けて扱えます。

ただし、こうした尺度を毎日やると重いです。
私なら、

毎日:自作の短い記録
週1回:PHQ-9またはGAD-7、必要ならPANAS
月1回:グラフを眺めて振り返る

くらいにします。

おすすめの記録フォーマット

実用的には、1日1行でこれくらいがよいです。

日付
睡眠時間
体重
腹囲
歩数
筋トレ:あり/なし
食事の乱れ:0〜3
快・不快:0〜10
活性度:0〜10
恥さらし感:0〜4
歯が立たない感:0〜4
不安:0〜4
没頭度:0〜4
メモ:一言だけ

メモは長く書かないほうが続きます。

「会議後に恥さらし感3」
「筋トレ後は快6、活性7」
「百合小説で没頭度4」
「体脂肪率が増えて不安2」

このくらいで十分です。

分析は「原因探し」より「条件探し」がよい

気分記録を始めると、「なぜ悪かったのか」と原因を探したくなります。
でも、あなたの場合は自責に寄りやすそうなので、原因追及よりも 条件探し のほうが安全だと思います。

見るべき問いは、たとえばこうです。

睡眠6時間未満の日は、歯が立たない感が上がるか
筋トレした日は、快・不快や身体への納得感が上がるか
仕事で恥さらし感が高い日は、食事が乱れるか
Jリーグ観戦日や読書日は、没頭度が上がるか
腹囲や体重の変化が、不安に直結しているか

つまり、「自分はダメだ」ではなく、こういう条件だと、この人間はこう反応する と見る。
これはかなりあなた向きの態度だと思います。

1日1回より、余力があれば「瞬間測定」が面白い

心理学では、日常生活の中で短い質問を何度も行う方法をEMA、Ecological Momentary Assessmentと呼びます。EMAは日常の自然な環境で短い自己評価を繰り返し取る方法で、気分や行動をその場に近い形で測るために使われます。

ただ、最初から1日5回などにすると続かないので、あなたがやるなら軽くでよいです。

朝:起床後
昼:仕事中または昼休み
夜:寝る前

各回で記録するのは3項目だけ。

快・不快 0〜10
活性度 0〜10
今の主感情を1語

これを2週間だけやると、「朝は悪いが夜は戻る」「仕事中だけ恥さらし感が跳ねる」「運動後は活性度が上がる」などが見えてきます。

私ならこう始めます

最初の1か月は、これで十分です。

毎日夜、1分だけ記録する

快・不快:0〜10
活性度:0〜10
恥さらし感:0〜4
歯が立たない感:0〜4
不安:0〜4
没頭度:0〜4
睡眠時間
運動:あり/なし
一言メモ

これに体重・腹囲・体脂肪率を並べる。
1か月たったら、平均を見るよりも、まず「悪かった日の共通点」「良かった日の共通点」「没頭できた日の共通点」を見ます。

あなたにとっての気分記録は、感情を詩的に表現するためではなく、

この扱いにくい人間は、どんな条件で少し楽になるのか
どんな条件で歯が立たなくなるのか
何をすると没頭できるのか

を調べるための、かなり立派な個人研究になると思います。

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ありがとうございます。何を記録するとおもしろいか、方針が見えてきました。

些細なことですがもう1点。
腹囲は自分で測れるものでしょうか?これまで健康診断でしか測定されたことがないので
自分で測るにはどこをどう測ればいいかイメージが沸きません…
手法についてアドバイスをいただけると助かります。

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はい、自分で測れます。
健康診断ほど厳密でなくても、毎回同じ条件・同じ場所・同じ測り方にすれば、個人研究のログとしては十分使えます。

日本の特定健診などで使われる腹囲は、基本的に 「立った状態で、へその高さを、息を吐いたタイミングで測る」 方法です。厚生労働省の資料でも、腹囲は力を抜いて立ち、へその高さで測定すると説明されています。

自分で測る手順

用意するものは、柔らかいメジャーです。裁縫用メジャーで大丈夫です。金属製の硬い巻尺は向きません。

手順はこうです。

1. 朝、起床後・排尿後・朝食前に測る
2. 上半身は裸、または薄い服1枚にする
3. 足を肩幅くらいに開いて、自然に立つ
4. お腹に力を入れず、普通に呼吸する
5. メジャーを「へその高さ」に水平に一周させる
6. 軽く息を吐いたところで読む
7. 0.5cm単位、または1mm単位で記録する

ポイントは、お腹をへこませないことです。
「よく見せる測定」ではなく、「毎回同じ身体を観察する測定」なので、力を抜いた状態で測ります。

いちばん難しいのは「水平に巻く」ことです

自分で測る場合、後ろ側のメジャーが斜めに上がったり下がったりしやすいです。これが一番の誤差になります。

対策としては、

鏡の前で測る
メジャーの後ろ側が床と平行か確認する
最初は何回か測って、値のばらつきを見る

がおすすめです。

慣れるまでは、1回だけでなく 3回測って中央値を記録 するとよいです。

たとえば、

84.8cm
85.2cm
85.0cm
→ 記録は85.0cm

という感じです。

メジャーの締め具合

これも大事です。

強く締めない
皮膚に軽く触れる
メジャーがたるまない
お腹に食い込ませない

「ゆるすぎず、締めすぎず」です。
もし迷うなら、メジャーが皮膚に接しているが、肉を押し込んでいない状態を基準にしてください。

測る場所は「へそ」でよいです

海外の基準では「肋骨の下端と腸骨の上端の中間」などを使う場合もありますが、日本の健診文脈では「へその高さ」がよく使われます。日本のメタボリックシンドローム診断基準でも、ウエスト周囲径は「おへその高さの腹囲」と説明されています。

なので、あなたが自分のログとして測るなら、まずはシンプルに、

へその高さ
立位
息を吐いた後


で統一するのがよいと思います。

記録するときの注意

腹囲は1日単位ではけっこうブレます。
食事量、便通、むくみ、睡眠、前日の塩分、測り方のズレでも変わります。

なので、体重と同じく、単発の値よりも、

週平均
月平均
4週間移動平均

を見るのがおすすめです。

記録欄はこれくらいで十分です。

日付
腹囲 cm
測定時刻
体重
体脂肪率
睡眠時間
前日飲酒:あり/なし
便通:あり/なし
メモ

全部を毎日やる必要はありません。腹囲は週2〜3回でも十分面白いデータになります。

私ならこう始めます

最初の2週間だけ、練習期間として毎朝測ってみます。
目的は「減った増えた」ではなく、自分の測定誤差を知ることです。

1週目:毎朝3回測り、中央値を記録
2週目:毎朝1回測る
3週目以降:週2〜3回にする

これで、「自分で測ってもだいたい±0.5〜1.0cmくらいの誤差に収まるな」などが見えてきます。

腹囲は、体脂肪率よりもある意味で素直な指標です。体組成計の体脂肪率は水分の影響をかなり受けますが、腹囲は測り方を固定すれば、長期変化を見るにはかなり使いやすいと思います。

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ありがとうございます。 最初は手書きメモのテキスト化でしたが、今後の人生設計に関するアイディアを様々いただきありがとうございました。自分なりに整理して実践を進めたいと思います。



さて、どう生きようか。


令和8年7月某日
エス佐藤(46歳)


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