エス佐藤について2021

41歳になりました。




いわゆる厄年というものを信じているものです。

40で前厄、41で本厄、42でコンニャク。
厄年3yearsです。

この期間は、身体機能の老朽化が顕著になる中で、これからどう生きるか、どう死ぬかってのをきちんと考えるべき期間なのではないかと思うのです。

ちゃんと考えずにボーっと生きて、調子に乗ってケガをするようなことがないようにしたいのです。

だから、40、41、42歳の年はできる限り新しいことを始めない。
古いことをやる。今までやってきたことを深める。
できることを伸ばす。

これを書いている今、ちょうど厄年3yearsの中間点にいるので、後半も慎重に行こうと思う。


で、厄年が終わった後に何を目標とするか、どういう行動指針を取るかは、この原稿を書くにあたってだいぶ考えたので割と結論めいたものがあるのだが、今はまだ書かないでおこう。

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自分は、いわゆる婚活と呼ばれるものの対象外なんだろうなぁ、とぼんやり思っている。

そういうイベントで「自己紹介して喋れ」とか言われたけど、他人に喋りたいことなんかないです。
自分のことを説明するのなんて大嫌いです。

説明したって分かるわけないから。

でも、日本語が話せないわけではない。
用事があれば話します。話してきました。
仕事。
バイト。
イベントの運営。

人に何かを勧めることは苦手(嫌い)だが、
自分が知っていることを噛み砕いて他人に話すのはそれほど苦手でないようだ、とは最近思ったことです。


じゃあ、


…って思ったことが昨日1つあったのだが、これも今は書かないでおこう。

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去年くらいまで、日本は広大で全然知らないことだらけだから、
日本の色んなところに行って色んなものを見たいな、
それをやり続けて、でも一生かけても終わらないんだろうな…と思っていたのだが、最近は少し変わってきた。

この国だけに留まり続けて死んでいくのが、恥ずかしいというか悔しいというか。
つまらんことだな、と思うようになってきた。


なんか去年くらいから、この国が滅んでいく空気を肌に感じるようになった。

世間に疎い俺が感じるんだから、これはよっぽどのことなんだろうな。

こんな国に一生とどまってこじんまりと死んでいくのか?

滅びゆく国に付き合って一緒に滅んで行くのは、恥ずかしいことじゃないのか?

あと、こんな国に子供を産み落として先にさっさと死ぬのなんて、
子供に無責任で失礼なことなんじゃないのか?、とも思った。


で、例えば日本語しか喋れない人間は、日本が滅びたら同時に滅ぼされる。たぶん。


じゃあ、


…って思ったことが昨日1つあったのだが、これも今は書かないでおこう。

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とあるライブの感想より:

そうだよなぁ。確かに、30年前も、20年前も、10年前も、そして今日も、「俺はまだまだこんなもんじゃない」って目をして生きていた気がする。
だから明日も、10年後も、20年後も、30年後も、俺はまだまだこんなもんじゃない、ってもがきながら生きて死んでいく。それを心底格好いいと思っているナルシス童貞です。


今、このコーナーの作文を少し読み返したら、昨年も一昨年もその前もずーっと
俺はこんなもんじゃない、俺はまだできる、俺はこうなりたいんだ、ってことを言い続けていたので、
なんかちょっと安心した。

変わりたいと思うことは、変えないでいよう。それでいいんだと思った。


だから、


…って今思ったことがあるのだが、これはまだ書かないでおこう。



令和3年7月某日
エス佐藤(41歳)









※P.S. キーワードは英語とセックス。


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