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小ネタ2 TOPにもどる/小ネタTOPにもどる 『ファイアーエムブレムヒーローズ』の新コンテンツ「おでかけヒーローズ」関連のSSです。 二人組を選んで探索を実行。一定時間経過の後に、取得アイテム結果とひとことコメントがつくのですが、このコメントをお題にしています。 ツイッターからの再掲になります。少し手直しした部分もありますが、すべて140字以内となっています。 ■ タリス(一度目の探索中。帰還前に想像してた妄想会話) かつて隠れ住んでいたこの島に、また来るなんて思ってもみなかった。それも彼と一緒に。 「土地に詳しい者と初めて訪れる者、両方の視点があった方が探索には有効だ」 軍議でそう述べていた彼は、後に冗談めかして囁いた。 「建前だ。お前の思い出にある場所を2人で尋ねる好機だと思ってな」 ■ タリス【珍しい生き物を発見し、観察した。】 それは珍しい鳥だった。 「大陸では滅んだ種らしいです。天敵のいないこの島でのみ生き残ったのだとか」 花と緑あふれる、飛べない鳥のいる世界。まるで楽園ではないか。 「そんなふうに考えたことはありませんでした……」 笑顔の裏に翳りを感じて、ぽつりと呟く唇に自分のそれを重ねた。 ■ タリス【道中の会話でお互いを再認識したらしい。】 @ 島を案内しながら、あの頃のことを思い出し、ふと黙り込んでしまう。 そんな不自然な間に気づいているだろうけど、彼は何も聞かない。 ただ折に触れ、頬や頭を撫でてくれる。 それは彼の優しさ。 温かいその手のぬくもりそのままの。 A 島を案内しながら、弟子は時折黙り込む。 胸に過ぎるのは、ここで暮らした日々の追憶だろう。 辛かったこと、苦しかったことを一つも零さずに、こちらの視線に気づくと精一杯の笑顔を返す。 その真っ直ぐな強い心を、ただ愛おしく思った。 ■ カシミア【途中できれいな石を見つけたらしい。】 海辺で色あざやかな丸い石が目に入った。 「シーグラスか」 ガラスの破片が岩や砂で削られ丸くなったものなのだと言う。 「あなたの瞳の色に似ていますね」 手の中の小さな石が尊い物のように思えて、そっと口づける。ちらりと彼の顔を見上げると、薄く朱の色が差していた。 ■ カシミア【夜、生まれ故郷の話をした。】 探索の旅も幾日目か。今日は海峡の島に宿をとった。 「こうも長丁場だと疲れが溜まるな」 「それでも期日と帰る場所が決まっています」 「帰還先も仮の居場所、特務機関だがな。早く帰りたいものだ、我が故郷に」 「その折は是非ご一緒させて下さいね」 ──さらりと言われたが、これは求婚か? ■ オレルアン【道に迷ったが、親切な人に助けられたらしい。】 道に迷い世話になった集落を後にしてから、弟子はなぜか機嫌が悪かった。 「村の娘さんたちとずいぶん話が弾んでいらっしゃいましたね」 数刻経ってから口にされた慇懃な一言でようやく合点がいったが、笑いが止まらなくなり、さらに怒らせてしまった。 ■ オレルアン【周辺の様子をスケッチしたようだ。】 かろうじて地図は入手したが、人工物の少ない広大な地で、探索は困難を極めていた。 「丘や木立の眺めを記録しましょう」 そう言って弟子が紙とペンを差し出した。 「俺が?」 「ぼく絵は不得手なんです。あなたの歌と同じくらいに」 ああ……それでは仕方がない。 渋々ペンを受け取りスケッチを始めた。 ■ パレス【探索の知識が、今回でより深まったらしい。】 書庫で古文書の解読法を記した本を入手した。 「昔と同じ所にあって助かった」 師の言葉に、パレスのあらゆる間に立ち入りを許された大貴族という彼の身分を思い出す。戦争が無ければ、会うこともなかった人なのだと。 「ここからが本番だ。頼りにしているぞ」 彼の期待に応えたい。そう願い、頷いた。
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