その六 奥琵琶湖 とりあえず花見ツーリング BY Motowins
2004.4.18
メタセコイヤの並木道 一方は琵琶の湖 一方は果樹園
撮影 某250V氏!
デジカメ電池充電も万全であったが、何せ4,5年前のカメラなので重さとデカさに嫌気がさして持っていかず
三月のある日、某Motowinsであいも変わらず店長にZLの不調を八つ当たりしたり、うまく丸め込まれたりとしていたのだが、その際
「なあ、店長もさ、たまには好き勝手にツーリング行ったり走り回ったりしたいやろう?」
「そらあ、そうですよ」
「まあ、仕事として関わるとなかなか時間もとれんし難しいわなあ」
「そうなんです。今日は!という時に限ってお客さんが多かったりしてねえ」
「うむ、まあ、君の分は俺がいろいろ行っといたるから、頑張って仕事してなさい」
「・・・・・」
などといった会話があり、4月は一度走りに行こうではないかとも話したのである。
そうこうするうち御柱祭へ行ってみたり、仕事が忙しくなってきたりと店に顔を出すのも週末のみというある日。
KAZEギャルツーリングでもご一緒し、また普段から店でもよくしてくださっておるお方の提案で
「奥琵琶湖に花見に行こうではないか」との提案があったらしいのである。
「久さん、行きましょうよ。まだ桜残ってると思いますし、琵琶湖なら遠からずの距離だし気軽に行けますよ」
「仕事休みなら行くよ。何人くらい行く予定なの?」
KAZEギャルの時は店長とその同級生方々(今回の提案者の方もそうである)と一緒ということで、リラックスしつつ其々が其々のペースで走れるといった誠に快適な、まさに「集団で走るのも楽しいのだな」ということを久しぶりに実感させてもらったのである。
今回もその時ご一緒した方々皆参加ということであり、また他の面々も店でよく顔を合わせる方が殆どでもあってのんびりと楽しめそうであった。
我がZL1000は燃料コック関連のトラブルに絡んでの修理もほぼ完成し(エアクリーナー換装がまだだが)、やっとこさ乗れるぜっ!という機会でもある。集合場所は店に朝9時半。ギリギリもしくは遅刻して来るのが予想される人員が約一名。
彼曰く「5分前には来ます!」
「よっしゃ、そしたら俺は6分前に来てやる」
前夜なんだかんだあってというよりは、相変わらずの休日前夜の夜更かしで就寝は3時過ぎ。
8時の目覚ましを止め、8時半にセットし直し8時40分に起床。
朝飯がっつりと食ってバイクへ。
マンションオーナー兼管理人夫妻としばし立ち話の後出発。
店に着いたのは9時26分位か、5分前に来ると言っていた彼はまだ来ていない。ウシシシシシシ
当のお方は
3分前に到着。
「店長!遅いやんけ!」
さてさて今回の参加は10台。
店長ZR-7(我がGWのウェアが付けたエキパイの焦げ後も生々しい)
店長の同級生方々 250V、ZZR250、そしてKAZEギャルの時はセローだった方が今回は新車バリオス!
そしてZZR400、CBR600、ZRX1200S、バリオス(女性)、LW230?(すんませんオフ車といえば、むかぁーしのしか知らないので適当ですw)
で、ZL1000のわし!という面々。
前日店でグループ分けをどうするか等々話していた際は・・・
「女の子がいますから、僕が殿走るのもありかなって」
「ふむ、しかし我慢できるのかね?」
「久さん、先頭やってくれます?」
「俺、地図見るの嫌や」
「そしたら後ろのグループ担当してくれます?5,5で分けようかとも考えてるんで」
「どっちにしても集合場所だけ決めて、フリー走行ですっ!てなポイントは考えてるんだよね?」
「(ニヤリとして)勿論です」
「まあ、朝決めてもエエんと違うか?」
「そうですねえ、明日になってから決めましょか」
当日朝案の定適当にグループ分け。それでも琵琶湖ツー提案者たる某250V氏に殿を御勤めいただくということで、後方グループが道に迷うことは避けられる布陣、さらには琵琶湖周りに土地勘のあるZZR250氏も後陣に。
先頭は店長、次私、CBR600氏、ZRX1200S氏、ZZR400氏となった。このあたり誠にもってダラダラと「まあ、なんとかなるん違うん」的に自然発生的に路側帯に並ぶ。うむ後陣は万全としても、先陣特に先頭及び2番手が甚だ怪しいのであるが、先陣が間違った方向へ行ってしまえば後陣も付いていかざるを得ないわけであるからして、やはりこれでいいか、いいのか、本当に?と思いつつも、からっと晴れた好天の中出発。
R27で小浜へ(もうヤんなっちゃうわって位の同じ道、それでも天気がいいと遠くまで見透かせたりして気分は上々)
小浜で小休止の後、303で若狭〜今津(これまたもうええっちゅうねん)
途中2度程、先頭のお方がタンクバッグの地図に見入っているのに気づいたが、知らぬふりをする。
滋賀に入ったところでトイレ休憩。
琵琶湖は何度行ってもいい処である。
山を抜け出て目の前にあの広々とした空間がある、それだけで気分が晴れやかになる。
しかも今日は正に好天!ま、雨の琵琶湖も大好きなんだが。
土地勘のあるZZR250氏を交えルート確認。
うーむ素晴らしい。わしなら適当に景色のいい道通ってればそのうち着くんじゃないの的にいってしまうんだが、さすがだ。
某氏はやはり時折地図をチェックされておる。結構全国いろいろと走ってきた経験もあり、またこの辺りもバイク的によろしいルートについては熟知しているのだろうが、やはり店のツーリングということで結構気を使っているのだなと感心したものであった。
琵琶湖周りは景色も佳く、バイクで楽しめるワインディングも種々ある。
だが自分には気軽に走りに行くとか景色を見に行くなんてことはあるにしても、琵琶湖そのものが目的地といったことはあまりないのだ。
交通は四方八方に走っているし、ついつい遠出したくなるんである。
まあ、金のなかった学生時代は琵琶湖及びその周辺のワインディングへ走りに行くのが日常ではあったが。
毎度同じことを書いているようだが、一人で走るととついつい休憩もロクに取らず走り続けることが多いこともあり、いい景色だなと思いつつもそこで停まって一休みとならないんだな。そりゃあ勿論時にはぼーっと海を眺めてみたりといったことはあるんだが、どうも昔から走って走って走りまくり、腕が痺れようが、肩が凝ろうが、首が痛くなってこようとも辛いなぁと思いつつも走り続ける癖がある。
先日某猛走店長と話していたのだが、彼曰く 自分もそうであるが、やはり走ることそれ自体が好きなんですよ とのことだった。
ううむ、この男は時にこんないい台詞を言うのである。彼の父上殿もそんなところがあるしな、などというと本人は嫌がるかもしれんがw
いつか店で父上殿に初めて会った際、自分が10年近いブランクのある復活ライダーである旨を話すと
「(遠い目をして)ライダーはねぇ・・・皆そうなんですよ。仕事に就くとか皆さん色んな事情でバイクを離れてても、やっぱりどこかで走りたいんですよ。僕はそう思いますよ。だからあなたも乗ってない時でもバイクが気になってたでしょう?ライダーはね・・・そうなんですよ」
クサッ、オッチャン、チョットクサスギル と思いながらも、本心納得していたのである。
どうも琵琶湖というと特にそうした思い出が多いのである。学生時代はレーサーレプリカ全盛であり、自分もまたタンクを肘と膝でしっかと抱きしめハァハァ こ、この振動だけでボク・・・アフン などとしていたのだが、それでもやはりツーリングも大好きだったのだ。バイクと言えばセパハンレプリカしか知らず、ノンカウルバーハンドルと言うだけで興味さえ持てないという偏狭さを誇っていた当時でさえ、やはりツーリングは大好きだったのだ。
琵琶湖といえば、即思い出すのが
首が痛ぇ、手首もきてる、膝も痛ぇ 後方確認しよ、うげっ、頸がっ、も、戻らん・・・風圧で痛い
などと一人のた打ち回るような痛みを堪えつつ炎天下を走っていた頃のことである。
まあ、当時は学生で金もなく、ヘルメットも最初に買ったラパイドVを延々使っていたのだが・・・これがもう今時のARAIより更に頭蓋骨締付け効果がある奴だったのだ。今なら内装をソフト仕様に変更するとか手段はあるんだが、当時もそうしたオプションがあったか否かは記憶にないが、あったにしても内装セットだけで一万近くも出す気にはなれなかったろう。
当時の自分に趣味は何かと聞いても、バイクです とは答えなかったろう。音楽です とか、読書です とか、女の子です☆ とかそうした答しか出てこなかったろうと思うのである。それでも毎週(ロクに授業出てなかったのでもっとかも)どこかへ走りに行っていたし、山越えや宇治辺りなどはほとんど三日に一度は走っていたかもしれない。
そうした日常で少しゆとりがある時は琵琶湖一周(小谷城跡やまだ未整備だった安土がお気に入りであった)をしていたのだ。まあ、その癖全然道を覚えていないのがおかしいのだが(別に方向音痴ではないつもりなんだが、知らない道があるとフラフラと・・・まあ夜の街ではそうしたことはないのだけどなっ←これはホント)・・・・
ま このー アタクシにとっ琵琶湖はですねっ 真夏の炎天下 きっついヘルメット(スネル規格も通ってるんだからっ)、3時間近くも乗りっぱなしで痛む手首、回らない頸部、痛む膝、熱〜くなったタンクから股間に伝わる4ストマルチの微妙かつ精巧な機械振動、カウルの隙間から沸きあがるエンジンの熱気、そして何故か天下一品のラーメンといったものでございましてですねっ、まっ このぉ ぉぉ あー うー ま、そうしたもんでありますんでございますことよ
えー道程でありますが、奥琵琶湖ドライブウェイもしくはパークウェイなる処へ。
高速コーナー地帯!
うーむZL400の方が速く走れたというわけではなかろうけども、やはり距離を走っていたので(半年で1万km)マシンの挙動変化なども身体が覚えていたわけであって、対してZL1000の場合はまだ2000kmにも満たないしー、バックステップも付けてないしー、シャフトドライブ特有のアクセルオン・オフに関わる車体吃驚もまだ感覚に馴染んでないしー(400のように力任せに押さえ込む術が効かぬ)、んー、んーーーー
猛走店長に差を付けられ後ろより来るCBR600氏に遠慮を覚えてしまったではないか。
今に見ておれっ!次こそはZX-10Rで!じゃなくて、ZL1000をより速く!よりもより楽しんで走らせることができるように!なれるかしらぁん
てか、猛走店長と同じライン走ろうとしたのも間違いだわなあ。バイクなりの走り方を、ZL1000が一番楽しいぜっ!というような走り方をつかみたいものよ!
高速コーナー地帯通過後は湖岸沿いの桜を愛でつつのんびりと。
まあ確かに満開というには幾日か遅かったかもしれんが、それでも好天の琵琶湖を眺めつつの走りは気分が良いものであった。
ここから上り坂を楽しみつつ昼食場所へ。
250V氏がちゃんと下調べをされ、眺めの良いレストランを選んでおられたのだがーーーー
先頭某氏にならってバイクを停め(どえりゃぁ下り坂でなも、おまけに砂利の上だがや)・・・ん?
なんと当初の予定はここではないと?一瞬非難の視線が某店長氏に集まるも、そこは皆「大人」であるからして、というよりも急坂下の砂利からバイク動かすの面倒だったしー、皆してその間違えたレストランに入る。
眺めはなかなか、店の造作もまあまあ、明らかにバイトであろう給仕の対応苦笑い、味は・・・ううん琵琶湖も観光地だからねっといったところであったろうか。
暦弁当とかいうのを頼む。鰻重(小)、天麩羅盛合せ、香の物、味噌汁、筍ご飯(小)、デザートにグレープフルーツ、後何があったかは忘れたが、値段の割りには、うーむ、うーーーむ、うううううううううむ といったところであったろうか。皆それぞれ天麩羅や鰻を注文されていた。
鰻定食
まあ食事自体の評価は別として、天気のいい琵琶湖を眺めつつの昼食はなかなかよかったのであった。
昼食後そのまま山を登りきり、山上付近の道の駅?で休息。いやあバイクだらけったらバイクだらけっ。近親憎悪に近いものを覚える。
でもなかなかに懐かしいFZ750を見かけたり(ヒジョーに綺麗に乗られていた)、外車軍団ボクはドキャティ、キミはトライアンフ、アイツはBMWを見たり、定番ハーレー軍団もいて「なかなかに」楽しかった。
どうも顔が御柱焼けしておるし、頬肉がまぁるくなってたりイイ男が台無しなので縮めたゾw ちなみに前列真中が怒旋風久四郎様、バンザイしてるのが猛走氏
ここから山を下り、次の休憩地たるメタセコイヤ並木道へ向かう。
いやあ、何せ先頭氏について行くだけであってあまり覚えておらんのだな。一人なら標識見ながらどう進もうかと考えつつ走るので、ある程度覚えているんだが・・・と言い訳しておるうちに天辺に置いた写真の場所へ到着。

よーく見てくれっ!腕の伸ばし方に年齢が出ているとかいった輩がいるそうだが、店長は70度そこそこ、わしは90度だ!
しかもこの微妙な曲がり具合がイイッらしいぜ★
上の写真は道の駅?での休憩後に撮っていただいたものである。ここのパーキングはアイスクリームがウマカッタ!ハーフで200円だったか。
ここからの湖景もなかなかによかったぞ。学術的論拠に乏しいのは承知しているが、自然のマイナスイオンが気持ちいいわって気分を満喫できる。
ここでもハーレー軍団数群発見。ちとばかし多すぎるんでないか?と思うほどの数で、仮にもアメリカンにカテゴライズされるバイクに乗る身としては言ってはいけない事共を某氏に話し、無理矢理(本当か?)同意の言葉を引き出す。しかしこれだけハーレーばかりいると希少価値も全くない気になるから不思議なものだ。←ハーレーが嫌いなのではないぞ。イージーライダーなんていまだに大好きな映画だしね。個人的にはあと20年位したら乗ってみたいかなと思う、あくまでセカンドとして。。。どうも負の印象が強いんだな。やっかみとかそうした気分はないし、好きなものに乗るのも正しいし、ただどうも集団ハーレーばかりが目に付くせいか、正直
やかましいわっ
と思っちゃう★ パーキングには小さい子供連れやのんびり休憩の老夫婦なんて情景もある中で、あの音集団だからなぁとZL400にモリワキEMU管付けてバオバオいわしてたオッサンは己を省みず思うのである。ま、どんな音がいいかなんて好みだわな!(でも信号待ちでやたらとアクセル吹かして俺の服に風圧と共に排ガス吹き付けたド阿呆だけは許さん。こないだは事情あって許したが、次見つけたら追い掛け回す)
などという戯言はやめにして、Motowins奥琵琶湖ツーリング話を続ける。
パーキングで集合写真などを撮り(某250V氏感謝感謝)、のんびりと休憩する。いいもんである。
一人だと、トイレ→アイスクリーム→お茶がぶ飲み→タバコ→タバコ→栄養ドリンク(ぐは・・・たまにね)→出発 である。15分も休憩すれば即出発である。
かくして男の角度勝負バンザイ走行から今津へ。
ここから山道を走る当初の予定は時間等鑑み中止となる。真っ直ぐ若狭へ出、途中名田庄をまわり帰ることとなる。
R27へ出れば給油しようと思い、店長へ合図。
国道へ入ってすぐのセルフへ・・・が、セルフ給油嫌いなんじゃああ!と走行続く。
すぐにあったJAスタンドで給油、店長へ合図し先へ行っておいてもらう。
女性店員がヒジョーに何というかこの鄙には稀なる美形ゾってか、ううむ、また給油に行かねば。
スタンドを出るとZZR400氏が待っていてくれた。後から追いかけても極悪すり抜けで追いつくのはわけないが、やはりいいもんである。
ところが・・・ZZR400氏は名田庄をまわることをしかと認識されていなかった。名田庄へまわっても対して走れるわけでもないし、構わぬかと直帰することに。
途中道の駅で他の方々を待つというか通るの待つ。程なく蒼い極悪ZR-7発見。即ZZR400氏と共に国道へ。
ZZR400氏に合図し先に進む。程なく追いつき殿軍たる某250V氏にクラクションで挨拶&ハグレ詫びをいれる。
店長に追いつき、信号待ちで事情説明。
楽しかったのにぃ〜んもうっ との言葉を羨ましく聞く。
そこからは皆真っ直ぐ店へ。
ZZR250氏は家族と過ごすという止めてはならぬ止めてはならぬな事情の為、名田庄を回らず家へ戻られたことなどを聞く。
店内でお茶を出してもらい何のかのと話しつつ解散。
翌日から鬼助重流であるというのに、ぐったりと疲れた体で帰宅。
某250V氏によれば走行距離200km(250km?)とのこと。
ある程度までは距離=疲れとはならぬものかもしれぬ。
ぷは 早く書き上げればよかった。大分忘れとるわい。
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