そこで夕食にいただいたのがフリートです。赤ピーマンやキノコ、カリフラワー、アーティチョーク、じゃがいもなどの野菜と、豚肉や子羊の腎臓や鶏の内臓などを一緒に炒めたものにウイキョウの葉などを散らしたものが一般的です。でも海が近いので、肉のかわりに魚貝を使うこともあります。そこでいただいたのは、ムール貝が使われていました。(エル・ポニエンテの今月のおすすめメニューにございます)
朝食には、マジョルカ名物エンサイマダ Ensaimadaをいただきました。小麦粉と豚のラードを使った甘いパンです。工場で大量生産されたものと違って、地元のパン屋さんで焼いたパンは、パリっとしていてパイ生地を巻いた様な感じで、格別です。それと、ソブレサダSobresadaというこれもマジョルカを代表する豚の腸詰。パプリカをふんだんに使っているため、オレンジ色をしています。これも自家製のものは、工場で作ったものとは全然違います。こういったものは、現地でしか味わえません。
マジョルカから隣のメノルカ島へ飛びました。メノルカ島については次回ご紹介します。