話しかけてみよう

身近なものに話しかけてみましょう

 会話は相手がいて成立するのですから、先ず、相手に「話しかける」ことに慣れる練習が必要です。そのためには、誰かに「英語で話しかける」とか何かに「英語で話しかける」ことが大事です。話すということは「自分から働きかける」ことであって、受け身の「聞く」ということとは異なります。従って、「話しかける」ための訓練が必要になります。

1) 相手を想定して話す練習をしてもよいですが、相手がいた方が自然に練習できることは当然です。そのため、「相手の代用」を探しましょう。例えば、あなたにペットがいるなら日本語から英語に切り替えて話しかけてみましょう。

   例文:朝起きたら、"Good morning."(おはよう。)
      ご飯を与えるとき、"Here you go."(ほら、お食べ。/そら、お前にやるよ。)
      待たせるとき、"Wait." (待て。/まだだよ。)

 他にも使えるものがあります。ためしてみましょう。
      - ペット
      - 植物
      - ぬいぐるみ
      - 誰かの写真  

 「代用」で練習する場合、二役の練習も出来ます。以下はその一例です。( あなた=さくら、ぬいぐるみ=ボブ

       Sakura (You): Good morning, Bob.
   Stuffed Animal (Bob): Good morning, Sakura.        *a stuffed animal: ぬいぐるみ
           You:How are you this morning?
           Bob:Great. And you?
           You:Fine. Are you . . . . .   
           Bob: . . . .    
                        
 このように、エンドレスな会話の練習ができます。はじめは片言からで十分です。「話しかける」ことに慣れるためですから、はじめはあれこれ考えないで進めましょう。とにかく、元気に声を出して練習してみましょう。5分間で、あなたはどれだけ話せるでしょう。毎日5分間でもいいです。次第に話すことに抵抗感がなくなり、表現も豊かになります。練習すればする程、あなたのパートナーは貴重な存在になるでしょう。

      
 ※これは「話す」ことを第1に考えた英語教授法です。「話す」から始め、慣れところで文法を教えていく
        という方法です。日本人は決まり事に弱いですから、文法でがんじがらめにしてしまうと、文法の間違い
        だけにとらわれて片言すら話せないという結果が出ています。              


2) 簡単なフレーズをたくさん覚える事も有効です。
  It's Handy!には簡単でおしゃれなフレーズが100あります。 ただ暗記するだけでなく、Part IIの「Mr. Bookと話してみよう」で本との会話練習ができます。

3) 人との会話に挑戦しましょう
  ちょっと、自信がついたら近くのネイティブに挨拶してみましょう。必ず答えが返って来るはずです。また、あなたと同じように英語を話したいと思っている友人と話してみましょう。短い会話が楽しみになります。

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Sunny Yoshitomi