Keywords:


 - Dyadic System
 - 全員参加の教授法
 - 学生主体のクラス運営
 - In-Class Handouts
 - Homework Assignment
 - Small Class~Large Class
 - Pair Work
 - パートナー・チェンジ
 - 多くのパートナーとの会話
 - 高いモーティベーション
 - 学生の能力格差の軽減
 - 豊富な話題性

 英語の授業がつまらない
        人数が多くて教えられない  
             何を教えたらよいか分からない

      〜 そんな悩みの解決に…新しい教授法です! 〜

 
ペアを組み全員が話すことを目的とした"Dyadic System" という教授法を長年考えてきました。2種類の教材を使用し、学生一人一人が「行き当たりばったり」の状況に対応できる英会話能力を養成することが目標です。
 テーマ別に状況設定をした教材 IC( In-Class Handout ) 、そのための予備知識が蓄えられる教材 HA (Homework Assignment)とが相乗効果を得、Communication を円滑に進めることができます。また、会話において学生の実力差を軽減することが出来るなど多くの成果を見ています。
 日本語を交えて教える場合はもちろん、English Only の場合も同じような結果が出ています。その Classroom Management と Texts は次のようなものです。
1) Classroom Management
 学生全員が隣同士ペアを組みます。一人がA、もう一人がB。図にあるように、構成Iの教室でも構成Uの教室であっても隣同士がペアを組むことが可能です。30人のクラスであればペアが15組、そして60人のクラスであれば30組できます。学生数が奇数の場合、ペアの相手を欠いた学生の隣に教師が座って行います。そうすることで常に全学生が会話に参加できることになります。 

         
 ペア用の教材を用意し Communication の準備ができたら、5〜10分毎にAの学生全員、あるいはBの学生全員が一つづつ席を移動します。この時点で全員がパートナーを変えることになります。パートナーが数回別の人と変わると、それだけ Communication に慣れることができるだけではなく、同じ教材でも新鮮さを失うことはありません。パートナーが数回変わることによって得られる利点は他にまだあります。
         1. 話すことへの抵抗感を軽減することができる。
         2. パートナーとの相性の問題も解消できる。
         3. 実力を上げることができる。

 学生がパートナーと会話を進めている間、教師は自由にルーム内を歩くことができます。Classroom Management として、各々のペアが上手くいっているか否かを確認します。このとき、学生の出来不出来を採点しても良いです。それによって学生の態度も引きしまります。また、教師がクラス内を歩くことによって、学生がより質問しやすいなど、Communicationに必要な機会を与えることになります。ゴーサインを出して会話が始まると、あとは教師にとっても学生にとっても生き生きとした楽しい時間が持てます。
 学生の並べ方についての注意事項が一つあります。力のない学生同士を組ませたままでいると失敗の確率が高いというデータが出ています。そのため、非常に力のある学生以外は、出来るだけ同レベルの学生同士を並べない方が良いです。

1) Texts(以下は学生が話すテーマの例) 

          -人物表現(容姿)
          -人物表現(性格)
          -道順
          -招待
-比較対象
-経験
-過去、未来
-…
 このように分類されたテーマについて、学生に英語で話をさせるためにはそれなりの教材が必要になることは言うまでもありません。既刊のCommunication Builder (by N.S. Yoshiotnmi)はDyadic Systemのために執筆した画期的なテキストです。ご参考下さい。 
※ 大学テキストCommunication Builder: 2007-2015年度南雲堂Super Selection
Dyadic Systemの詳細を知りたい方はContactページ規約を守った上でご連絡ください。

Copyright © Sound Production
2002 - 2017

Sunny Yoshitomi