チタンコート・超硬インシュレーター TX-1,TX-2 |
TX−1は超硬合金をベースに、表面にチタンコートを施したオーディオ用インシュレータです。アンプ、CDPなど、オーディオ機器の足として御使い下さい。
ベースとなっている超硬合金はタングステンとコバルトなどの金属を微粒子にしてプレス、2000℃以上の高温で焼詰して製作したものです。素材の高品質、均一化をする事により、タングステンの特異性をもちながら多機能を持っている合金になりました。
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超硬材料はそれだけでも優れた制振効果があることが知られていますが、TX−1ではこの材料の表面に、金属としては最も硬いチタンのコーティングを施しました。
チタン・コーティングは化学的蒸着法により窒化物を400度の高温で超硬に被覆させる金属表面処理法です。超硬にコーティングをかけることにより厚み5ミクロンの窒化化合物が形成されます。表面が均一化され、摩擦係数が低くなり、硬度も上がって耐震性にも優れ、母材の超硬との相乗効果を発揮致します。超硬母材にチタンをコーティングする事により、硬度はさらにダイヤモンドに近くなりました。
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母材(超硬)の仕様
1、密度 15.6(g/C㎡)
2、硬度 ビッカース硬度(HV)1500位 (合金としては最高の硬度)
3、粒子が均一であるため耐震性に優れている。
4、優れた耐磨耗性を有する
5、優れた耐キャビテーション性を有する
チタンコート部の仕様
1、硬度 HV 2300 (ダイヤモンドは5000以上)
2、密度 5.433、摩擦係数 0.35
( μ )
4、弾性率 4.48X10の4乗(㎏/mm)
5、熱膨張係数 8.3 (/℃)
この素材を成型するには全てダイヤモンド研磨によられねばならないため、非常に高価です。
しかし、これを使用することによってもたらされる臨場感は一般のインシュレータとは一線を画します。一般のガラスなどの硬質インシュレーターは解像度、スピード等に優れますが中低音は、少しやせる傾向にあります。しかし、TX−1では音域の偏りなどは生じず、音楽の全ての領域に対して満遍なく解像度とスピード感を高め、豊かな臨場感を得ることができます。
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TXシリーズには2つの高さがあります。用途に合わせて御選択下さい。
TX−1 外径25mm/高さ20mm/重さ128g 16,000円(1個)
TX−2 外径25mm/高さ15mm/重さ 90g 14,000円(1個)
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