数年前から登場した柔らかい入れ歯です。

最大の特徴は入れ歯を固定する金属製の針金を必要としないことにあります。

針金のことを歯科の用語で「クラスプ」といいます。
また、入れ歯は「デンチャー」といいます。
この入れ歯はクラスプを持たないため「ノンクラスプデンチャー」と呼ばれています。

ノンクラスプデンチャーは現在、国内に数種類のものが存在しますが、現在、当院では「スーパーポリアミド」と呼ばれる、非常に柔らかいタイプのものを主に採用しています。




このように、金属製の針金がないため、非常に審美性に優れています。




左は従来のポリアミドの素材、右はスーパーポリアミドです。
この写真を見ていただければ、スーパーポリアミドが、いかに柔らかいかお分かりになると思います。


また、柔らかいことは大きい入れ歯にとっては不利なこともありますが、前からは見えない金属製のプレートを裏側に使用することで、このような大き目の入れ歯にも対応が可能です。





非常に壊れないくい素材ですが、万が一壊れた際には、「三年間の保証制度」がメーカーより設けられています。

また、歯茎がやせて合わなくなったなどの際には、初期の治療費の1/3の治療費にて対応させて頂いております。