読者の方の声

 2004. 5.23

2004年の4月から5月に掛けて結婚手続きをされたINさんの投稿です。

ご協力ありがとうございます。これからも宜しくお願い申し上げます。
INさんは結婚手続きの後に、投稿第2弾として瀋陽領事館でのVIZA申請と結婚式の様子もReportをいただきました。詳しくはこちらをご覧ください。

中国国際結婚メーリングリストは中国人との国際結婚を考えている方にはお勧めです。ぜひとも参加をお勧めします。
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福岡県に住むINです。5/14遼寧省瀋陽市第二結婚公証処・5/17日本で婚姻届を受理され、ただ今在留資格申請中です。
貴HPには大変助けられましたので私の体験談も報告し何かお役に立てればと思います。
 
1/21日に初めて彼女に出会い3/末に結婚を決意しそれから私の手続きとの戦いが始まりました。
最初は日本で結婚しようと考えておりましたが、彼女のパスポートは職場側の人が預かっているため、断念しました。
この時、私は日本の結婚法が中国で受け入れられない事を知りませんでしたので、後で知り結果的に良かったと思いました。
(仕事等々で中国に住んでもいいかなと考えていますので)
5/7までは彼女が仕事で日本に居る為、時間は約1ヶ月、最初は焦りましたが、十分間に合いました。
 
◎中国婚姻の為準備したもの…日付の違うものを用意した理由は独身証明書が1通しか発行できず、
盗難等で紛失した際、瀋陽日本総領事館での発行は直前の方がいいかな?と勝手に思ったためです。
 
○戸籍謄本 5通(4/7発行3通、5/7発行2通)…市役所
○住民票(世帯全員分) 4通(4/7発行2通、5/7発行2通)…市役所
○在職証明書 2通…職場
○平成15年の源泉徴収票の写し 2通…市役所
○平成14年の納税証明書 2通…市役所(15年のは6月以降しか出せないとの事)
○パスポートのコピー(表紙、写真ページ、出入国履歴、所持人記入欄)
○写真5*3.5cm 6枚(二人写ったもの・証明写真)
○写真4*3cm 10枚(彼女6枚・私4枚)
○写真4.5*3.5cm 彼女4枚
※写真はパスポート用と同じように化粧、眼鏡、アクセサリー、眉毛が隠れないように等したほうがいいと思います。
※後々在留資格申請(4*3 2枚)、ビザ申請(4.5*3.5 2枚)、外国人登録(4.5*3.5 2枚)で必要なので少し多めに
用意しました。結婚証の写真になるので服も考えた方が良いと思います。私は親戚の方に、何でネクタイでしなかった?と冗談風に怒られました。
○独身証明書(婚姻要件具備証明書)
 
4/7 市役所で戸籍謄本を取り、その足で法務局支局(できない所もあるかもしれませんので要TEL確認)へ
提出資料…戸籍謄本、運転免許証、その場で書く申請書(彼女の生年月日を書くところがあります):30分位でできました。
 
外務省の認証は時間があるので郵送で行いました。
4/8 簡易書留(送信返信共に)で外務省大阪分室(06-6941-4700)に送り出し。
同封資料…独身証明書・公印確認申請書→ http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/pdfs/appli_01.pdf
返信用の封筒に簡易書留の切手を貼って自分の住所を書いたもの。
 
4/15 返信がきたので、4/16中国駐福岡総領事館へ
(場所は都市高速・百道RP近く、午前中のみ・中国の祝日も休みかもしれません要TEL確認 領事部:092-752-0085)
入る門で警察官?に免許書の提示を求められました。
提出資料…外務省公印の証明書・パスポート・その場で書く申請書・パスポートをコピーするように言われました。
パスポート、その他のコピー等はその場にコピー機がありました。1枚20円
返信は送り出してもらうことにしましたので通常3000円+送り出し手数料?1000円+着払い640円
確か4/23頃には着いたと思います。
 
※提出したのは以上ですが、日本に帰ってすぐ在職資格申請をしたかったので、下記の物も準備していました。
○福岡入局管理局(国内線第3ターミナル警察署の隣から入る)にて、在留資格認定証明書交付申請書2枚・身元保証書・質問書8枚
質問書の内容
1. 2人の国籍・氏名・生年月日
2. 結婚に至った経緯(紹介者がいたら紹介者の国籍・生年月日・住所・外国人登録番号・等々と紹介者と知り合った経緯も書く)
3. 交際の期間・方法(両国で会った回数・電話・手紙・eメール・全ての回数アバウトでOK)
4. 夫婦間の会話で使われていた言語(どうやって習得したか?通じない場合はどうしたか?等)
5. 結婚の披露宴(行ってたら日時場所・出席者(父母兄弟姉妹子に○をする)出席者の合計)
  予定があるときは日時場所を書く(私は、日時未定、中国6.7月、日本9.10月と書きました)
6. 初婚再婚等
7. 日本の婚姻届けにサインした人と、その人との関係
8. 今後の生活設計(習慣、言葉、地理等に慣れてない配偶者とどのようにして円滑な生活を築くか)
9. 2人の出入国歴
10. 配偶者の強制送還歴
11. 強制送還の詳しい内容
12. 2人の家族(父母兄弟姉妹子の年齢・職業・住所・電話番号)
13. 2人の家族で結婚を知っている人(父母兄弟姉妹子に○をつける)と伝えた日
14. 2人の家族で結婚に賛成の人(父母兄弟姉妹子に○をつける)
15. 日本人の現在の職場・職業・年収、今までの職歴
16. 配偶者の現在の職場・職業・年収
17. その他記入したい事(私は早くして欲しい理由を書いた)
18. 住居概要(自宅・借地など・家賃・広さ・利用交通機関・近くの公共施設及び会社・地図:手書き可)
 
5/7 彼女が帰国したとき独身証明書以外のスペアを持って帰ってもらいました。盗難紛失対策
 
5/12 瀋陽へ瀋陽市第二結婚公証処は毎日受付てると彼女が言っていたので(定かではない)曜日を気にせず水曜に出発しました。
※結果的に木曜日申し込み、金曜日受け取りでよかったです。
戸籍謄本等、複数枚あるものは2つのカバンに分け持って行きました。これも盗難紛失対策
瀋陽空港から2時間の実家で両親、親戚の皆さんと初対面!皆で食事をしました。彼女とダブルベッドに寝せてもらったのにはビックリしました^^;
 
5/13 9:00頃 彼女の両親とお父さんの運転で瀋陽市第二結婚公証処着:おそらく下記住所だと思います。
瀋陽市渉外婚姻登記処(瀋陽市の申請者を対象)
住所:瀋陽市和平区図門路20号(朝鮮百貨店の裏)
TEL:024-2346-0936
※yahooにて日本国総領事館で検索して在瀋陽日本国総領事館のHPで調べました。
 
提出資料:私
○戸籍謄本
○住民票
○在職証明書
○平成15年の源泉徴収票の写し
○平成14年の納税証明書
○パスポートのコピー(その場でとられました:中国入国スタンプが必要な為)
○写真5*3.5cm 4枚(2人で写った、証明写真)
○写真4*3cm 3枚
○独身証明書(婚姻要件具備証明書)
提出資料:彼女
○パスポート(一応持って行きました。日本でしか交際歴が無いため)必要だったかは?
○戸口簿
○身分証明証(IDカード)
○写真4*3cm 3枚
 
担当は女性の方1人でした。
※しかしとにかく横着で要らない写真、パスポート等を返すときパンパンと机に投げ捨てる…彼女に聞いたら、あの人たちを怒らせたら合法でも結婚は出来ないよ!
と言われました。笑顔で望みましょう^^;
その場で書く書類は私の住所等も全て彼女が書くように言われた。私は隣に座っているだけでした。書き終わり手数料560元を払った。
そして公証書(結婚公証書 2通、出生公証書 2通、国籍公証書 2通)依頼し手数料480元を払った。
※私は元に両替をしていなかったので彼女が払ったが、1040元は大金なので事前に準備したほうが良いでしょう。あと写真は持って行ったので撮れるか?価格も不明です。
そして何やら足りないものがあるようだったが、書類を受け取ってもらい、頑張れば明日には発行できると言われた。
どこに行くのかも解らないまま車に乗ると彼女の居住区公安局派出所!あいた〜忘れてたと!思ったが、
私の滞在証明と公証書発行申請書(彼女が話してたので何かは不明)に公安局のサインをもらう必要があった!
※どちらにしてもこの申請書が必要なので公証処→公安局の順序になっていたと思います!
私の滞在証明は取れたが公証書発行申請書のサインは出来ないと言われ、また結婚公証処へ!申請書が違ったみたいで再度申請書をもらい公安派出所へ!
やっとサインをもらい3回目の結婚公証処へ着いたのが11:00頃、昼休みは11:30〜なのにすでに食事に行く担当者を発見(ほんといい身分です)!
その場でサイン入りの申請書を渡し、健康診断の事を聞いてもらったら行かなくていいとの事、そして翌日午後に来てくださいと言われた。
その後両親と食事を取り、両親と別れ、今日からは彼女のマンションに泊りました。
 
5/14 まだ昼休みしてるかもしれないとたかをくくり13:40に公証処へ担当者は居ない!聞くとシャワーを浴びてるとの事(ほんといい身分です)しばらくすると
濡れ髪で戻ってきた担当に、まだ出来てないから15時〜16時に来るよう言われた。シャワー浴びてる暇があったら作れよ!と思ったが素直に引き下がる^^;
喫茶店で暇を潰し15:10公証処へ!出来てました結婚証・公証書6通(日本語翻訳付)!そして彼女にVISA申請時必要だからと結婚公証書1通を渡していた。
私は日本の戸籍謄本でいいと思っていたから依頼しなかったが担当が気を使って作ってくれてたみたいです。少しはいいところある?ただ代金は含まれていたでしょう^^
そして戸籍謄本、住民票、在職証明書、平成15年の源泉徴収票の写し、平成14年の納税証明書は返却され、おめでとう!と日本語で言われました。結構いい人?^^;
しかしまたもや相手のポカミス!彼女の結婚証に結婚登記員のサインがない(私のにはあった)隣のデスクの人でこの人がまたどこか行ってる…廊下の椅子に座って待つ事に!
その時、ほとんどの人がシャワーを浴びに行き、シャワー浴びた?まだ?みたいな会話もしていた(ほんといい身分です)1時間待っても来ない、シャワーにしては時間が長い、
彼女がシャワーしながら死んでるんじゃない?と冗談で言っていた。ほんとに帰ってくるのか?不安になりながら待つ事16:30まで、やっと帰ってきた!髪は濡れて無いので
シャワーではなかったようだが、ほんとに何してるのやら…5秒でサイン終了…ほんと疲れましたが晴れて中国で夫婦となりました。
 
5/15 結婚用写真撮影:撮影所要予約、彼女がしてました(これは結婚登記と関係ありませんが、中国では大事な事みたいなので参考に書きます。)過酷タイムです^^;
中国では節目節目に写真を撮る風習があるらしく、10歳、20歳等の時も4.5時間かけて写真を撮ったとの事、内容は芸能人ばりに顔を作り衣装を何着も替え撮影!
彼女が私を気遣い特別室をとってくれたみたいで値段は約3200元、出来てみないとわかりませんがなんかオプションもつけたみたいです…
8:00 撮影所着 すでにすごい数のカップルが、彼女に聞いたら30組位いるようだった。そして化粧(2人共)をしタキシードとウエディングドレスに着替え髪をセットしてもらい
終わったのが10:30!撮影が始まる12:30まで、また待たされました。
撮影開始!ほんとこっぱずかしい、こんなポーズで笑えるかよと思いましたが、必死に引きつった笑顔を作り頑張りました。彼女はさすがに慣れていて、
ほんと顔の作り方が上手いと感心しました。そして衣装替え彼女の髪のセット、また待ち時間…の繰り返し、彼女もさすがに疲れたのと、親戚の方と食事の約束をしてた
事があり衣装を5着から4着に減らしていました。隣のカップルの女性が勿体無いから写した方がいいよ!としきりに言っていたみたいです。そのカップルは別の日に外(公園・
ホテルの前等、主要な場所)でも1日かけて撮るそうです。ほんとスタジオだけでよかったです。
※5/21 1300元、追加を取られたみたいです。40日かかるのを早くしてもらうため!もしかしたらオプションも追加したかも知れません^^;
 
5/17 日本へ帰国、急げば17時前に市役所に入れそうだっので、あらかじめ用意していた婚姻届を最終チェックし16:20分到着
提出書類
○婚姻届
○結婚公証書
○出生公証書
○国籍公証書
 
日本の役所はいいですね少し時間かかってましたが17時を過ぎても頑張って受理してくれました^^
戸籍謄本は数日かかるとの事でしたので受理証明書を発行してもらいました。
 
5/18 10:00 福岡入国管理局(092-626-5100)へ
提出書類
○在留資格認定証明書交付申請書 その1、その2
○身元保証書
○質問書8枚
○彼女のパスポートのコピー(表紙、写真、出入国歴、最後のページ)
○彼女の写真(4*3 2枚 裏に彼女の名前を書く)
○結婚公証書(中国)
○出生公証書(中国)
○国籍公証書(中国)
○婚姻届受理証明書
○婚前の戸籍謄本
○住民票(世帯全員分)
○在職証明書
○平成15年の源泉徴収票の写し
○平成14年の納税証明書
○免許証のコピー
○私のパスポートのコピー(表紙、写真、出入国歴、所持人記入欄)
○2人で写ったスナップ写真3枚
○返信用の封筒(入管でもくれるみたいでした)返信用の切手430円
○私のパスポート(コピーとの照合)
○結婚証(赤い手帳)その場でコピーをとられた。※翻訳なし
○その他交際歴を証明する資料(私が用意したものを書きます)
・携帯メールをパソコンに移し整理してプリントアウト:約200通分・14ページ
・彼女の両親宛に書いた中国語の手紙:雛形のコピー
 それを彼女が訂正して書き込んでくれたもののコピー
 清書した手紙のコピー
 EMS(国際スピード郵便)の送り状のコピー
・彼女が両親への挨拶を中国語で書いてくれたもののコピー
 それを清書し発音を書き込んだもののコピー
・エイズ検査申込書控のコピー(結果は陰性ですが結果はもらえませんでした)
・彼女の身分証明書(IDカード)のコピー
・5/7まで居た際の外国人登録カードのコピー
※付き合った期間が短いため、質問書の結婚経緯には初めてキスをした日、エッチをした日、生理だった日等々恥ずかしい話しも
 思い切って書きました。
 
彼女が日本に居る間の付き合いですから国際電話の請求書も無ければ送金等の控えも無い本当に許可がでるか心配ですが、
進展次第報告いたします。
 
長々となりましたので読みにくいかと思いますが、掲載等はsongさんのご判断にお任せします。




songコメント
長文の大作どうもありがとうございました。
手続きを「戦い」と表現されるあたり、INさんの結婚に対する決意の深さが感じられます。
最新情報どうもありがとうございました。


投稿第2弾 瀋陽領事館でのVIZA申請と結婚式の様子もReportはこちらをご覧ください。
 

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