来日後の日本での申請


最終更新日 2004. 6.20


ようやく国際結婚をして、相手を日本に呼んでも、いろいろな手続きがあります。
ここではそうした手続きを紹介していきます。
 
1.再入国申請 2.親族訪問ビザ申請 3.在留資格延長申請

4.永住許可申請 

5.短期滞在資格延長申請   6.滞在資格変更申請  
7. 帰化申請


1.再入国申請
提出するもの
パスポート(嫁)
外国人登録証(嫁)
申請書(入国管理局に付属)
費用シングル3,000円マルチ6,000円

入国管理局出張所内(写真はクリックで大きくなります。)
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左側で順番が書かれたチケットを取る(銀行と同じ)

右奥に申請書類有り

申請書(入国管理局に付属)
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記入方法例は入管に書いてあります。

手続きの順番

1.書類に記入
2.必要なものを持って受付に行く。
3.収入印紙を他のところで買い、受付で貼り付ける

手続き自体は非常に簡単でスムーズに進めば10分ほどで終わります。
簡単すぎて拍子抜けします。

 

2.親族訪問ビザ申請
提出するもの
戸籍謄本(抄本という人もいますが、謄本の方が確実でしょう)
パスポート(有効期間があるので注意)
申請書(中国総領事館に付属)
写真1枚
3,000円

申請書(中国総領事館に付属)
chinaviza02.jpg

chinaviza01.jpg

chinaviza02.jpg

手続きの順番
1.中国総領事館に3F行く。
2.申請書に記入し、写真を1枚貼り付け、戸籍抄本とともに窓口に提出する。
3.窓口で預かり証を受け取る。

特急の場合(特急料金有り)は2労働日、普通の場合は4労働日でビザが発給される。再度総領事館に行く
1.総領事館1Fの自動券売機でビザ申請料金分のチケットを購入。
2.窓口で預かり証とチケットを渡し、パスポートを受け取る。

3.在留資格延長申請
9月25日申請 10月4日通知書受け取り 10月5日入管で延長許可取得

提出するもの
1パスポート(嫁)
2外国人登録カード(嫁)
3印鑑(自分)
4在職証明書(自分)
5所得証明書(自分)
6住民票(自分)
7戸籍謄本(自分)
8申請書(入管に付属)

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在職証明書フォーマット 記入フォーマット1 記入フォーマット1裏
z-yanchang02.jpg tongzhishu01.JPG  shouxujiaona.JPG 
記入フォーマット2 入管から来た通知書 手数料納付書
収入印紙を買い張り付ける


手続き順序
1.在職証明取得
2.所得証明書取得(区役所)
3.住民票、戸籍謄本取得(区役所)
4.その他必要書類を持って入管に行く
5.申請書に記入
6.入管窓口で申請

7.約一週間後「通知書」が届く

8.通知書を持って入管に行く。多分延長が許可されることを見越し、再入国許可申請も入管で事前に記入しておく。
9.窓口で結果を聞く。ついでに数次の再入国許可申請もしたいことを告げる。
10.手数料納付書に張り付ける収入印紙を購入し、入管窓口に提出

11.区役所の外国人登録証の担当窓口に行き、登録証に在留許可延長の裏書きをしてもらう。

4.永住許可申請(中国国際結婚MLより本人の許可を得て抜粋)
先日永住許可申請に行きましたので、そのことについて皆さんの参考になればと
思い報告します。(間違えた表現がない様に夫に直してもらいながら)

私の日本在留歴は

97年11月 来日
98年11月 在留期間更新 (1年)
99年11月 在留期間更新 (3年)

で現在11ヶ月のやんちゃな男の子がいます。

まず年末に名古屋入管に行き永住許可申請書類と必要書類が書かれた案内を
入手しました。

必要書類は以下の通りでした。

・永住許可申請書(その1、その2各1通)*申請者が出頭する
・身分関係(夫婦、親子関係等)を証明する資料
 日本人の配偶者の場合
   1, 日本人の戸籍謄本
   2, 申請者の本国の婚姻証明書又は戸籍謄本
     (私は赤い婚姻証明書をコピーしそのまま提出しました)
・本人及び家族の外国人登録証明書又は住民票
   1, 申請者の外国人登録済証明書
   2, 住民票(世帯全員が記載されたもの)
・申請人又は申請人を扶養する者の職業を証明する資料
   1, 確定申告書の写し
   2, 取引証明書     
   (自営業なので)
   *給料生活者の場合は
   1, 在職証明書
・申請人又は申請人を扶養する者の所得を証明する資料
   1, 税務署長発行の納税証明書「その1」及び「その2」
   (自営業なので)
   *給料生活者の場合は
   1, 源泉徴収表 又は 市区町村発行の所得証明書
・身元保証書(入管所定の書類)
・履歴書及び2親等以内の親族一覧表(入管所定の書類)
・住居報告書(入管所定の書類)

全て揃えて1月12日(金)に提出しました。あっさりと受理されて驚きました。
後から追加書類の請求がくるかもしれないとも思いました。

すると今日、1月17日(水)午後、入管からハガキがきました。追加書類があると
思いましたが、よく見ると、「結果通知書」で本当に、本当に驚きました。

12日(金)の午前に申請書類を提出して、結果通知書は昨日16日(火)の消印
ですから実質審査期間は2日弱だったのです。

即パスポート等をもって驚きながらも喜んで、家族そろって車で入管に行き
8000円の印紙を購入し窓口へ行き、「永住許可」のシールをパスポートにはって
もらいました。

中国の新年を前にとてもよいプレゼントをもらいました。

Songの嫁さんの場合
2004.6.20
経緯
1.来日 1999年10月
2.一回目のビザ延長 3年
   (個人的には子供がいたから3年になったと思っています)
3.二回目のビザ延長 3年
    ビザ延長の申請とともに永住許可申請をする。こうすると準備する書類が重複し
なくて済みます。
申請は確か10月初旬だったので、受理されるまで8ヶ月かかりました。
申請までの間、3月に入管出張所に直接行き、さらに5月に再度電話して申請書処理状
況をたずねました。
追加資料とかは提出しませんでした。
また、入管からの問い合わせについては私が知っている限りではありませんでした。
というのも永住許可申請から許可が下りるまでの8ヶ月間、長期出張で日本にいたのは1ヶ月弱。
これでは確認のしようがありません。(笑)

申請から受理されるまで8ヶ月。まぁ、その前に3年のビザ延長が許可されていました
から、万一受理されなくても、良いと思い、気長に待っていました。

今回永住許可申請が受理されたことで、また一つ面倒な手続きをクリアすることがで
きました。

上の方のに比べてずいぶん時間がかかっていますが、現在は概ね6ヶ月から9ヶ月、時には1年近くかかることもあるようです。

5.短期滞在資格延長申請
提出するもの
1. 申請書                備え付けのFormatに記入後提出2枚
2. 身元保証書             備え付けのFormatに記入後提出
3. 理由書                備え付けのFormatに記入後提出 (申請書内に記載?)
4. 延長対象者パスポート       2冊(2名分の延長だったので)
5. 申請者在職証明書              1部
6. 申請者所得証明書              1部 (区役所で前年度分を申請しました)
7. 延長対象者のパスポートの出入国証明コピー  1部 (入国日と入国カードが書かれているところのコピー。念のためパスポートのコピーも)
8. 短期滞在資格延長申請依頼        1部
9. 娘と息子の母子手帳出生証明欄      1部
10.飛行機のチケットコピー           1部
短期滞在資格延長申請依頼
MSワードで作成しました。

10月31日に、これらの書類を用意して、岐阜、義母、嫁さん、娘、息子、私の計6人で新百合ヶ丘の入管出張所に行きました。
申請して待つこと約30分。
下記の資料提出通知書を提示され、帰国日が確定した飛行機のチケットをもってこいといわれました。
原則として短期滞在は延長ができないと聞いていたので、チケットは90日以内で一旦帰るようにしてありました。
1回しか変更できないので、延長が許可された場合、再度帰国日を指定しようと思っていました。
帰ってそれがあだになったようです。
飛行機のチケットを買う方はまずはじめに、180日ぎりぎりの日を押さえ、そのチケットをもって入管に行きましょう。
万一許可されない場合でも、そのうえでチケットを取り直したほうが、手続き的には楽です。(少なくとも新百合ヶ丘の入管出張所の場合)
これだけ資料を用意したので、すぐに申請書を受け取ってもらえると思いましたが、そうならずにはっきり言ってむかつきました。
その上、資料の提出期限が、はじめは11月15日になっていました。それって、「滞在期限の11月10日を過ぎてますよね。15日に資料を持っていって、不許可になった場合は不法滞在になるんですか?」と聞いたら、若い経験のなさそうな20ちょっとすぎの入管のおにいちゃんに「では資料は11月10日までに出してください。また、それで不許可になって帰国するときも、11月10にさかのぼって不法滞在となります。」といわれました。
まぁ、向こうとしてはそういうしかないと思い、とりあえず引き下がりました。
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資料提出通知書
  仕方ないので、一旦家に戻って飛行機のフライトの取り直し。一回しか変更のできないやつで2月9日のフライトを抑えました。ところがここで問題発生。義父と義母の来日は8月11日、滞在を90日延長するとしても最長2月7日までしか日本に滞在できません。チケットの期限は2月10日となっていましたが、これは180日の期限を越えています。だめもとで中国西北航空に事情を話しました。担当の方に上司に掛け合っていただいて、今回1回だけ特別に再変更をしていただきました。危うくチケットが全部無駄になるところでした。
その後、FAXで予約確認書を送付していただき、そのコピーを入管出張所に渡してきました。


申請するとすぐその場で延長許可が出たという話も聞きましたが、私の場合、飛行機のチケットのコピーを渡したことが帰ってあだになりました。
この日は以上に疲れました。
現在結果待ちですが、これで不許可になったら頭の血管が切れて死んでしまうかもしれません。(笑)


結局11月15日に延長許可のはがきが来たそうです。なんと入管がはがきの送付を忘れていたとのこと。
そのはがきとパスポートを持って新百合ヶ丘の入管出張所に行き、一人当たり4,000円の申請料を支払い、90日の延長が完了しました。どうやら血管が切れなくてすみました。

許可がおりて一安心ですが、この3週間弱、嫁さんと義父義母にプレッシャーをかけられて大変でした。(笑)

同じような手続きをされる方へのアドバイスを。
・延長は余裕を持って
3週間前くらいから?申請しないと万一許可がおりないときには不法滞在になってし
まいます。今回は入管がはがき送付を忘れていたということで、まぁ、普通は2週間前に申請すれば十分でしょう。
・あまりにもたくさんの書類を用意するのは考えもの?
私の場合、90日の滞在期限の日付が書かれたチケットのコピーを渡し、申請が許可されたら日付を変更するといいました。
これがあだになり入管に帰り便確定の飛行機の予約証明の提出を求められました。もしその資料を提出しなければこんな事は言われなかったかも。
・滞在期間をきちんと計算すること。
小の月と大の月を計算し、滞在期間がいつまでであるか、きちんと把握しておくこと。
ちなみに航空会社のチケットの期限は日付で計算するのではなく、発行日+期限の月の発行日の日付-1日であるので、要注意。
例 5月10日に乗った6ヶ月有効のチケットの期限は11月9日。ただし、それはイコール180日とはなりません。


ともかく、無事延長ができて一安心でした。


6.滞在資格変更申請 学生ビザから配偶者ビザへ
うちの主人は、学生ビザから、日本人の配偶者ビザへ変更した人の一人です。市役 所で婚姻届を提出した後、外国人登録を変更。(裏に私と結婚と書かれました。)
その後入管に行き、市役所で発行した、結婚証明書を提出。それから、学生のビザが切れる1ケ月前に再度入管へ行き、在留資格の変更。入管から貰った書類と二人関係を示す物(写真や手紙)を提出。(主人曰く、写真は二人のツーショットより、家族と一緒に写っている方が良いそうです。二人の紹介者がいる場合中国人より日本人の方が良いそうです。)パスポートに印を押して貰って、待つこと1ケ月。その間、入管へ催促に1回行きました。(これも、日本人が行った方が良いそうです。)職場や紹介者、自宅へ電話もありませんでした。普段は表札は防犯対策上していないのですが、入管審査の為に、その期間だけしました。審査が通ったら、再度市役所へ行き、外国人登録を変更(これも裏に夫名妻名が書かれただけ。)これにて全て終了です。

7.中国人配偶者の帰化申請(中国人配偶者の場合) 中国・日本国際結婚MLの投稿を参考にしました。
申請資格:在留許可期間が「3年」取得者
申請場所:法務省または地方法務局

一般的な帰化までの流れ
 1 法務省 or 地方法務局に帰化について電話で相談し面接の予約をする
 2 面接 提出書類の説明、帰化までの手続きの説明をうける
 3 必要書類を提出する
 4 再度法務省 or 地方法務局で面接をうける 日本人10分程度 帰化申請者40分程度、夫婦10分程度
   面接内容
   ・申請人の自宅周辺調査(生活態度)、
   ・勤務先(前も含む)勤務態度調査、
   ・不動産屋調査(賃貸の場合)

 日本人と中国人それぞれの話の食い違い等を調べるそうなので、できるだけ正直に話した方が良いと思います。
また、面接の練習も必要だと思います。
申請受理から結果が出るまでだいたい半年はかかるようです。

 

お便りお待ちしております
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