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 2014/9/13-14 富士山 御殿場ルート

NHKの『芙蓉の人〜富士山頂の妻』を見てたら
昔の人は、下から歩いて登ったのだから凄いと思う。
しかも彼女は、当時の服装で11月の雪がある富士山に・・・・ 凄い!!

 自分も昔の人の偉大さを知るために下から登ってみたくなった。
色んなルートを調べたが、昔の二合目にあたる御殿場登山口 1440mから登るのが
標高差2400mと最も長い。 ただし、登山口から3050m わらじ館まで日陰は無い。
 不便なところが昔に近くていいだろう。

標準タイムでは登山口から6-7時間でわらじ館・・・・ 更に山頂までは3時間
下りは、大砂走りコースを使っても約4時間

仮に日帰り装備で時短しても往復11時間程度はかかるだろう。
日陰が無いのと、地面からの照り返しがmonetには厳しい・・・ 
今回は、私だけで登ることにした。

 

9/12(金) 仕事を終え帰宅は1800
  30分でカラスの行水より、早いシャワー、シャンプーにドライヤー、夕食、荷物を積み込み
 1830 出発・・・東北道・・・久喜IC・・(一般道)・・・圏央道・・・厚木経由・・・東名高速・・・・御殿場IC
・・・・ 登山口手前のコンビニに着いたのが 2355

※車内泊について
 ・登山口での朝食とトイレ事情を考えればコンビニP泊が最適
 ところが交差点横のコンビニは信号の度に車が煩く次回は静かな場所にせねば。

 ・窓を少し、開けて寝たら蚊が侵入・・・ 深夜に起きてコンビニで殺虫剤を買いスプレーし、収まるまで
店内で暇つぶし・・・ 寝不足です。
 次回は、網戸のメッシュを窓の隙間に挟めばいいと思った。

 ・Pには水銀灯があり、けっこう眩しい・・・
 次に備えて車用カーテンを5枚注文した。

2014/9/13 0730 1425m 登山開始
 登っている人は無く・・・ 火山礫を1時間ほど歩いて1人を追い越した。




0837 1914m 新五合五勺
 ずっとガスの中を登っているが時々、日が差す
    遠くに 宝永山2698m

 





1127 2592m  新六合目(ランチ)
 コンビニのおにぎりセットが美味しい。
パンより、腹持ちがよく、満腹感もあり美味しい。
最近、軽量のフリーズドライ食品には飽きがきている感があり
多少、重くても美味しく食べる楽しみは体力的にも有効に思える。

1247 2830m 六合目
 5時間かけて宝永山に並ぶ高さまで登ってきた。
この間、登山者は2名を見かけただけ、単調にジグザグに繰り返す登山道に飽きて 
珍しく、ラジオを聞きながら登ってきた。


1356 3082m  七合五勺 わらじ館に到着

スタッフのみなさんは、のんびりしていて優しい・・・
館長とは、山の話で盛り上がり楽しかったぁ・・・ 

 施設は、お世辞にもボロイ山小屋ですが((笑)
トイレだけはバイオ・トイレで新しい。

 夕食は、カレーでお代わり自由で本当に美味しかったです。

寝る場所は、40名定員に26名と少ないので4人スペースに3人で寝れたので
スペース的には、ゆったり寝れました。
 
 小屋は寒冷地構造では無いので、備え付けの薄い寝袋と布団では寒く
フリースにライトダウンを着て寝た。
 
 施設は、良くないが、それでも私は次も、ここに泊ります。
なぜなら,スタッフの愛想がいいからです。


※吉田口の八合目には二箇所に泊った事があるが無愛想で命令口調・・・・
悪く言えば、人間扱いされなかった。

 〇戸屋の夕食は、沢庵の一切れサイズのハンバーグで食するまで何だか判らない。
サラダの葉物は、親指と人差し指で丸を描いたほどの大きさで食べても何だか不明・・・一枚
ポテトサラダらしき物は、小さじ程度・・・

 小さな紙コップ1/2のお茶・・・・ お代わりは有料
食事時間は管理され養豚場の豚より厳密に規制されている。

 まるで彼らの奴隷の様な扱いをされた。
・・・・ こんな実情で世界遺産に成った時は、驚いた。

寝るスペースは、肩幅程度で男性の並は収まらない。
 あまりの狭さに超過密に押し込まれ、酸欠で頭痛した。
これは高山病じゃない・・・ 酸欠でした。 

 その点、わらじ館は、のんびり出来て楽しかった。
 


1700 夕食
2000 消灯

9/14
0440 起床・・・ 0515からご来光をみて朝食
 半熟温泉卵をご飯に乗せ、味付け海苔で生食・・・ シンプルにして美味しかった。
それにスパゲティーサラダ・・・・ お味噌汁、お茶
 ご馳走様でした。


 外のバケツが凍ってた。


0610 登山開始
 ここから標高差700mの登り・・・・ 空気が薄いのでゆっくり歩かないと、直ぐに疲れる。



0820 3697m 御殿場口山頂着
 左回りで火口を一周 ( 休憩と軽食 )




宇宙に近い分、空の青色が濃くなる。


吉田口からは、連なって登って見える。


火口には万年雪が残る。


1017 下山開始

1130 七合五勺 わらじ館到着 ・・・荷物撤収・軽いランチ
1200 下山開始

大砂走り・・・・ 6h30もかけて登ったのに、早足で1h20で降りれるとは超早い!!



延々と続いた登山道・・・・


1320 登山口到着

 御殿場ルートの登りは標高差約2400m 9時間
このルートは更に改めて富士山の高さを実感する。

 高山病は、3050mのわらじ館ては、頭痛はしなかったが
山頂に近くなったら頭痛がしだし、2000m以下で直っていた。

 このルート、GPSを持っていない場合、視界が悪いとロストポジションする。
初心者には、体力的にも薦められない。

 下山後、いつもなら温泉に入ってから帰途につくが
三連休の渋滞が発生しているから、少しでも早く圏央道を通過する必要がある
給油して直ぐに高速に乗った。

1430 御殿場IC・・・ 東名高速(SAで買い物)・・・・ 厚木IC・・・圏央道・・・(一般道)・・・・久喜・東北道・・・・ 2010 仙台着
渋滞にあわずに順調に帰れた。

 玄関で、ずっと帰りを待っていたmonetを抱きしめて・・・・ kiss
富士山の山頂まで持参して、monetのために食べずに持ち帰ったカニのパンがmonetのおみやげ!!
 

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