犬と登山(岩手山 2038m 2010/10/2-3)

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2010/10/2-3 monet、二度目の岩手山
・富士から、戻った翌週は台風の影響で高層は強風で中止

 やっと、登れる、準備の前夜、monetは、私に付いて離れない(笑


09:45 登山開始

10:45 1合目
夜は、氷点下・・・ 防寒装備も重く、休まず登ったが思ったより時間がかかった。



11:22 3合目 夏と違い、それほど暑くないのでmonetの体に水をかける必要が無いので
水の消費も少ない


見通しがよくなると、直射日光があたり、暑そうに木陰に入るmonet




12:19 5合目 ランチ・・・ monetは、パン、ソーセージ1/2、バナナチップ
僕は、プラスで紙コップでラーメン
 

        駒鳥清水で給水した。



13:43 6合目
 

14:50 8合目 避難小屋で水を補給(5.5L)
湧き水・・・ monetも手を入れられないほど冷たいお水をガブガブ・・・・




15:21 9合目不動平避難小屋
monetは、去年も泊まってるので覚えて居るように案内した。

メインリックを置いて、アタックザックに防寒用品を詰め込み山頂へ向かう・・・・ 
こんな時間の登頂目的は、夕暮れの写真撮影に・・・・!!




夕暮れの鬼ケ城








16:11 monet 二度目の登頂(2038m) 
monetも登頂記念にチュッ!! してくれた(笑い

 

去年は、水で乾杯・・・・ 今年は、コーラと豆乳(monet)で祝杯です!!
 

17:26 気温3℃・・・ さっきまで写真マニアが、もう1名居たが寒くて降りていった。
monetも寒いらしく、帰ろう! 帰ろう!! 手で私に下山を催促した。
抱きしめて暖めて日没を待つ・・・・




18:15 9合目に戻って夕食準備・・・・
他に栃木から来た2名宿泊していたが犬好きな方で良かった。
 コンクリート床に座らせていたら、彼らは『寒くて可愛そうだから
上にあげてください』と気遣ってくれ! 感謝です。
早々、アルミ・ウレタンのマットを敷いて上に上げた。




 monetの夕食、ドックフード、副食= ソーセージ1/2、コンビーフ1/2、バナナチップ
ステックパン2本
 私の主食はフリーズドライのピラフ、副食はmonetちゃんと一緒、スープは
紙コップにちびっ子ラーメン、ドリンクサービスはドリップ・コーヒー


消化をよくするためドライフードを、お湯でふやかすまで、ちょっと待ってね。
待つ間、私の膝で眠ってしまった。(笑



夜中、あまりの寒さにmonetが私のエァーマットに乗ってきた
触ると、寒くて振るえていたので抱き寄せてフリースとゴアテックスを着せてあげた。



2010/10/3 5:47 ご来光・・・ 
monetと又来れます様に!! ・・・神妙に祈る


2010/10/3  6:45 2℃ 風がかなり強い・・・ 下山開始
昨日の登山口で少し先に登り始めたたカップルに会った。
今朝、ご来光を山頂から見るためにアタックしたが、あまりの寒さと強風で
途中から、戻って来たそうな
!!


6合目から、4合目は、強風で休めなかった。
下に下りるほど、暖かくなり、3合目/1合目で休憩しながら、一枚づつ服を脱いた。


10:19 駐車場に到着した。
monetは、寒い方が元気に降りてきた。
お疲れ!! 抱きしめてチュッ!!
また、来ようね





今回の犬連れ登山に関して

 登山愛好家の中には、犬連れ登山に生態系破壊を理由に排他的な考え方をする者もいる。

先週、富士山に登頂してきましたが、営業目的の馬が5合目から7合目まで居ました。
犬好きの私でさえ驚く!  登山道には馬糞もある。
馬は人類より先に自然に居た動物だから排除しないそうです!! (なるほど・・・・感心)

 昨年の岩手山登山で排他的な言動をされた事で法律関係を調べました。

 当然、犬も馬も同じ事です、地球の環境破壊や生態系破壊したのは人間であり、動物ではないです。
法的には、国定公園内でも特別指定区域以外ではリードを着ける法律はありません。
山そのものに入山を規制する法律は無いのです。

*犬連れに排他的な○○団体や協会があったとしたら、それは山を環境保護を名目に私物化
しているにすぎません。

*たとえば
雷鳥が増えすぎて高山植物を食べたとしたら・・・・ さて、彼らはどうするんでしょうか?

*立場が逆なら
犬たちは、こう言うでしょうか? 『環境破壊する、増え過ぎた人間を駆除しろと!! 』
ご心配なく犬は、人間のように身勝手ではありません。 
 
 いずれにしても、犬の好き嫌いに関係なく、犬連れ登山者として昨年に増して
以下の注意をして登りました。

1.駐車場から登山道、山小屋前の広場では、登山者及び一般客に配慮して、リードを使用した。

2.登山者とのすれ違いは、登り、下りの優先に関係無く、私が20mほど手前から
少し広い場所の端に寄って、monetは、私の右側に付けて、左側で交わした。
もちろん、好意的に寄ってくる登山者には、monetをフリーにした。

3.広い岩場では、すれ違いに5-10mの離隔を開けた。


 リードフリーのmonetは、私の指示に従い、登山者と離隔を保って行動した。
登山者の殆どは、monetに好意的で声をかけたり、触れたり、励ましたりしてくれました。

 愛犬との登山は、単独と違って、色々な面で楽しいものです。
先に行くmonetは、私のペースに気遣い時々後を振り返って待ってくれました。

 登山者が降りてくると、戻ってアイ・コンタクトで、誰か来るよ!! って知らせてくれます。
monetがいるだけで、励みや癒しになり疲れがなくなります。

これほどの苦労に付き合う、犬の忠誠心は、すばらしい事だと思います。
 そんな感動をよそに・・・・・ 

すれ違い様に
『犬を山に入れないでください!!』
こんな事も言われました。
 
『ここはあなたの私的な土地ですか?』
こんな皮肉でも言って、法的根拠で謝罪させる事もできるのだが
山は聖地・・・・   事足りない相手に、楽しい登山気分を害する必要もないでしょう!

ここは聖人になったつもりで・・・ (笑
笑って・・・・ 無言ですれ違った。 

 これは、意外に効果あり・・・・ 
相手は、一応に困った顔をする。

3名にこの手を使った・・・ (笑

今回の犬連れ登山は、日没にまで山頂に居て、寒さとの戦いもあったが
ひとりと違ってmonetが一緒に居るだけで、暗がりの山頂から外輪山を降りて行く
怖さも無く・・・・ monetの存在は頼りになりました。

 夜間は氷点下近い冷え込みで、エァーマットレスを半分貸してあげると
一緒に顔を埋め合って、暖めてくれました。

寒くても、辛くても、私に付き合って登山してくれるmonetは
最高の親友です。

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