犬と沖縄旅行　(2012/4/13-18)

2012/4/13 - 4/18 monet　二度目の沖縄旅行
　

震災後は、復旧、復興と慌しく一年が経過し・・・・　二年ぶりに旅に出た。

仙台空港1135・・ANA・・1450那覇空港

前回の反省から空港のエレベーター(狭い)ではmoneから
見える位置で声をかけながら上る事で吼えなかった。

手荷物カウンターに預け『大丈夫だよ、すぐにまた逢えるからね!!』
・・・離れると
『ワォン』・・太く大きな声で吼えられた。
後ろ髪を引かれる思いを耐えて『もうスグ会えるからね』
心でつぶやきmonetの視界から消えた。

(ゲージ上部には、レンタカー用防水シートとシーツをバイク用ネットで固定した)

★ペット空輸に関する参考事項
１．料金
　飼い主と同伴であれば犬種に関係なく一律5000円(国内線)

2.搭乗方法
　飼い主のチェックイン時に手荷物カウンターに預け、料金を支払う。(事前予約は不要)
各種ゲージは用意されているが大型犬用を借りる場合は予約した方がいい。

３．ゲージ
ANAでは無料で貸してくれるが、自分のゲージを使用した。
二年前にも沖縄に行っているのでゲージに入る練習をやってみた。
『ハウス！！』・・・　monetは、ちゃんと覚えてゲージに入った。
ハウス＝楽しい・・・を記憶させるため、ボール遊びなどして、おやつをハウス内で与えた。
沢山やるのがコツ！　中に入ると楽しくて、とってもいい事あるぞ！！　って学習させる。



4.レンタカー(ホンダ　エァウエーブ)
前回借りた日産ティーダはLLサイズのゲージを入れるには二列目シートを最前方に出す必用があり
その隙間にスーツケースを入れるとmonetのスペースは後部シート座面だけとなって、とっても狭かった。
　今回はサイズアップしてエァウエーブにした。
　結果は、後部座席は広く使えるがカーゴコンパートメントにゲージと70L前後のスーツケース2個は入らない、
ゲージを上下分解して、凹みに二段が重ねし、中にスーツケースを入れた。大型犬用のゲージは大きいので
スーツケースが入る。　


注意・・・汚れ防止に後部シートに防水シートをその上にシーツを敷いて使った。
那覇空港では、レンタカーを取りに行って、monetを迎えに空港に戻る必用がある。
帰りは逆の手順になる。
　レンタカーは一般的にペット同乗禁止としている場合が多い・・・・
返却時には車内にワンちゃんの純毛が残らないようにコロコロを持参して綺麗にして返しましょう!!



　那覇での再会
Monetは、手荷物受け取りターンテーブル横のドアから特別扱いで荷物より先に出てきます。
(ペットが早く空港ビルから外に出れるよう配慮され私の荷物も直ぐに出てきます)
　早々に外に出てゲージから出して抱きしめる・・・・monetは身体をクネクネ振りながら
擦り寄り・・・私は頬擦りして『愛してるよ！！』kissをした。
二人は恋人の再会のように抱き合った・・・・周りの人が見たら笑えるでしょうね（笑い

　空港横の空き地でトイレを済ませ・・・　友人宅経由でホテルへ

『サーフサイド・ホテル』
前回と同じ、恩納村(おんなそん・・・女だけの村ではありません！)の『サーフサイドホテル』・・・5泊（B&B）
monetと同じ部屋に泊まれます。(飼い主と犬のマナーが条件・・・)

ホテルに着くなりmonetは熟睡・・・・・
真っ暗な機内では緊張して一睡もしていなかった様子、よほど疲れたのでしょう！
ちなみに、ベットに乗せる事は、禁止されています・・・　　
いつも私のベットで寝てるmonetちゃんは・・・　床に寝れたでしょうか？　（笑



4/14　曇り、　朝食・・・・　大型犬はテラスとなる。　　　
　 左・・・ホテルの看板娘の小柄な黒ラブのティちゃん4歳・・・
天気のいい日は、遊びに来る。(放し飼い)　　右はMonet


朝の散歩で海へ行ってみた。・・・　歩いて５分ほど
Monetは海に入りたがるけど、洗うのが大変だからダメ!!


予報は雨・・・　外の観光はできないから、屋根つきの那覇の国際通りへ
38年ぶりに訪れてみる。　昭和49年当時は返還されたばかりでアメリカの雰囲気が多かったが
昔と違ってお土産屋さんが多い。
お土産や果物を買うなら、スーパーよりも安い。
(ここに比べると意外にも、道の駅は安くは無い)
　色彩鮮やかな魚も売っている。

予報は外れて、晴れて夏の暑さ・・・・　アーケイド街は、店から漏れるクーラーの冷気で
それほど暑く無く、Monetには助かる。
　　

＊沖縄県立博物館・美術館・・・　建物は立派だが大戦で消失し、それほどの物は無い。


万座毛・・・　ホテルに戻る途中、寄ってみた(ホテルから歩いいける距離なのに初めて・・・・　)
観光地としては有名・・・・　だけど、まぁ、こんなもんでしょう。
　



4/15 朝の散歩・・・　周辺には熱帯植物や畑があり、やはり南国である。
　

散歩から戻ると雨、食事をして・・・・　前回、気になっていた名護のヘリオス酒造に寄ってみた。
団体客の工場見学に紛れ込み泡盛とラム酒の製造工程の説明を聞けた。
　直売店があり、国産のラム酒を買った・・・・　生ハムの香りだしに使ってみようと思う。
ちなみに、お酒に弱い私がストレートで飲んでみたら・・・　ゴホゴホ。。。。　口から火を吹いた。((笑



名護パイナップル・パーク・・・・Monetは入れないからパス
森のガラス館で琉球ガラスの製造行程が見る(体験もできる)
隣は琉球窒を覗いてみた。　(Monetは入れない)
　

古宇利島へ
曇りでも海は、エメラルドグリーン・・・・ 　
　

午後は、本島・最北端の辺戸岬へ行ってみたが雨が酷く、Monetは車内に置いて直ぐに戻った。



夕食は、全てMonetも同伴できる店を事前にネットで調べておいた。
この日は、アメリカンビレッジ周辺のクロコダイルへ
テラスには、ワニが飼育されている。

　この日はテラスでミュージック・イベントがあり、店長はレストラン内に案内してくれた。
料理も美味しく、リーズナブル・・・・　ワニのサラダもあり(右・・・　プリプリした食感)
外人客が多く、とっても気さくなミュージック・バー、レストラン

偶然、僕が注文した特殊な部位？のステーキが評判で、某芸能人も食べに来るそうです。(鑑定団・・・・
　

アメリカンビレッジ
(曲がりくねった通路、曲線的な壁の建物・・・　猿の惑星やガウディの建物にも似て温かみのあるショッピングモール、
通路のフードコートは愛犬連れで軽食もできる)
　買い物の間、お店の外で待ってるmonetは、どこに行っても、すぐに犬好きが集まる。
ちょっと自慢の子です。・・・・（笑
　

4/16 雨時々曇り
　雨を避けて、那覇空港近くのアウトレットモール『あしびな』へ
空港が近いので、帰りの日に利用するのがお勧め
(天気がよければ、愛犬とテラスで軽食ができる、気温が低ければ屋根つき駐車場があり、車内で留守番もできる)
　

読谷村（よみたんそん）の友人宅へ
庭のバナナは何度観ても感動する。今年はパパイアも実っていた。!!
　

　
WOOD　WORKS・・　手作り家具工房主
　オーダーメイド家具、僕の紹介と言えば庭のバナナが貰えます。（笑

4/17 予報は曇り時々雨
名護　ザ・ブセナテラスへ・・・・　
水中水族館を見ようと行ったが遊歩道も犬はダメ！！　入場を止めた！
　

琉球村へ
事前にmonet同伴を電話で確認すると
水牛、ヤギが居るので、吠えなければokとの事!!
もちろん、monetには、言い聞かせて入りました・・・・(笑
　昔の沖縄の生活が見れる。
　

ヤギのミルクと飲むヨーグルトを飲んでみる。
ミルクは子供の頃、飲んだけど、うぅぅぅぅん　ちょっと脂肪分が濃い。
飲むヨーグルトは・・・　ヤギのチーズと同じ匂い。、鼻を止めて好奇心で飲んでみる。　
匂いがちょっと、マニアック・・・

水牛は、サトウキビを挽いて黒砂糖を作る。(時間帯で観れるらしいが牛舎で寝ていた・・・　)
　

似顔絵屋さんにMonetを頼んでみたらok　(1000円)
真っ黒なmonetちゃんは、色彩表現に苦労してた。　（笑
　




近くの黒糖工場を覗いて・・・座真味城跡へ
やはり、観るなら規模からして今帰仁城の方が良い
それにしてもmonetは崖を怖がらない、覗き込んだり、端っこを平気で歩く
　



4/18 快晴・・・・
　フライトは14:20、午前中は那覇空港近くのアウトレットで時間調整
空港でmoneと荷物を降ろして、レンタカーを返却に・・・・
monetのトイレを済ませ、13:40 monetをチェックインカウンターに預けた
『また、少しガマンしてね、もうスグ仙台で逢えるからね』・・・・　見えなくなりかけると
monetは一度、吠えた！！　後ろ髪を引かれる思い出、彼女の視界から消え・・・・　また、仙台で再会
いつもより、大げさに全身をクネクネさせて、怒ったように身体を擦り付けた。（笑
どうして私を独りにしたのよ、とってもとっても寂しかったでしょう！！　・・・・monet(笑

　その夜は、私のベットで熟睡してた。

＊沖縄の人は、犬連れについて大変大らかで、内地では考えられない施設でも
同伴させてくれます。

　お菓子屋さんに、こんな事が書かれていました。
琉球王朝は、他国の侵略を防ぐ方法として、軍事力による防御ではなく
おもてなしによる友好関係を保ったそうです。
それで料理や菓子が発展したそうです。

　だから、ワンちゃんも、おもてなししてくれるんですね沖縄の方々は・・・・　（（笑　

※ペリーが琉球(恩納村)に上陸したのは1853年(その後、浦賀で開国を迫る）・・・それより約50年ほど前に
イギリスの軍人、バジル・ホールも琉球を訪れています。
　セントヘレナ島に幽閉されていたナポレオン皇帝に面会し、「世界には武器を一切持たない国がある」と
琉球の話をして、皇帝を驚かせたという人物です。