仔犬の育て方                   Home 

仔犬は、元気に動き回ってとても、可愛いものです。
しかし、生後2ヶ月のワンちゃんは、人間と違い動きまわれるものの、人間赤ちゃんのような
ものです。・・・・もちろん、言葉もしゃべれないし、生活ルールも分らないのです。
初めから、躾、躾と緊張せず・・・本に書いてあることは参考程度にし・・・・個体に合わせて

肩の力を抜いて・・・自分の赤ちゃんと思って気楽に育てることです。

1.夜鳴き

 夜鳴きは、ワンちゃんにしてみれば、母親から誘拐された訳ですから
不安と寂しいからです。
簡単な対処法は、あなたの寝室のベットの横に置いてあげれば安心して寝ます。
・・・・ベットに一緒に寝たらもっと簡単かも(笑い)

我が家のsofyは、私たちのベットで寝ています。
冬、仙台は寒く、布団の中に入って寝ています。
冬は電気毛布代わりに妻と奪い合いです。(笑い)

躾は、人間と同様に成長過程で徐々に教えればいい訳で、誘拐されて、その日から言葉
の通じない相手に”ダメダメ”と色々言われたって不安に成るだけです。

まず、不安をなくして新しい楽しいいい家族であることを教えてあげる事です。
その間、一週間程度は、多少のことは目をつむりましよう。




2.トイレ

信頼関係ができると、犬は頭がよく言葉を理解しようとするので、オシッコなどでも叩い
たりせず、ここはダメ、こっちだよとか、上手に出来たら誉めてあげることです。
そして話して教える事です。・・・かなりの言葉、会話を理解しています。

そう、人間の子供だって、もっと大変なわけで・・・・犬は、見てくれでちょっと成長が早い
だけです。・・・言葉だって、わからないし・・・人間の赤ちゃんと同じですよ。

相手を自分の子供と思って・・・・どうしたら理解してもらえるか色々工夫する事です。
コツをつかめば、意外に簡単なことです。


具体例
 最終目標は、サークルを無くします。トイレを無くし、朝夕の散歩時、屋外でさせます。
(膀胱が小さく無理な場合、室内トイレを設置します)
 
第1ステップ:トイレの位置と使い方
 小さなサークル内に、トイレとベットを置いたのでは、どんな動物でも、嫌がります。
トイレとベットは、最低でも1mほど離しましょう。・・可能であれば、トイレは、サークルの
外に置きベットルームとトイレを区別します。

追記 2008/8/16 サークルを外した

トイレ二つ? 
一月ほど前になるが、一度排泄したトイレにはしないで、2度目にトイレから外してしまう。
考えてみると、綺麗好きなワンちゃんには汚いと思うのでしょう(飼い主に似た・・・笑い
 トイレを2つにしたら失敗はしなくなった。

トイレシート:小さいサイズ(33×44cm)を2−3枚敷いて交換する方が経済的である。
汚した面だけ交換すればいい。


・オシッコを失敗したら、トイレマットを載せて、吸水させて匂いをつけます。
このマットをトイレに置きます。(匂いで、場所を教えます)
 完全トイレを認識するまでは場所やトイレを交換したり移動しないことです。
トイレマットは、常にオシッコが少しついた状態にします。・・但し、いっぱいしてあると汚い
と思い嫌って別の場所にします。・・・トイレマットをケチったりせず、オシッコしたら、匂いを
つけて交換しましょう。
 汚れた、マットの1/2をオーバーラップさせnewマットを載せます。
newマットにオシッコしたら、古い方を外し、また、newマット1/2を重ねて敷きます。
 
サークル内は、快適なベット・ルームにしましょう。
ベット・マットに、タオルでも置きましょう。 このタオルに体臭をつけます。
ベット・タオルも完全に、認識するまでは場所やタオルを交換、移動しないことです。
 
室内での失敗は、しそうなタイミングを見逃さないことです。
慌てず、騒がずトイレに連れて行ってあげます。
 
・・・上手にできたら・・・多少失敗しても
少しでも、トイレにしたら沢山誉めてあげます。
 
しかっては、いけません。(家族、全員が同じルールを守ってください)
 失敗は、犬を叱らず掃除しながら、ぶつぶつ、つぶやきながら消臭スプレーで
床の匂いを消します。
 
留守中・・・サークル解放で失敗しても、このルールを続けます。
その内、トイレとベットの認識をします。
 
第2ステップ:トイレの失敗がなくなったら(2週間程度)
 サークル解放で、慣れてきたら・・・トイレを一日に20cmくらいづつ希望の
場所に向かって移動します。
 
 
第3ステップ:サークルの撤去
 サークルの柵を一週間一枚づつ、外していきます。
 
犬に物事を教える場合、どうしたら判ってくれるか工夫することです。
 
仔犬は、日常生活の中で、家族の言葉を相当、理解しています。
ただ、お互いチョット・目や、しぐさから感じるテレパシーを感じていないだけです。
 
相手を犬と思わず、一生懸命、話し掛けることです。
 
そして、意思疎通のために色々工夫することです。
工夫は、仔犬と性格と飼い主の環境に合うように色々なことをやってみることです。
結果して、仔犬と飼い主が、通じ合えればokなわけです。

3.食事
食事の時間は人間様の後?
子犬の時からですか?

 あなたは奴隷を育てるわけじゃないのです。
上下関係と信頼関係は違います。
上下関係は、もろく。信頼関係は、強い絆で結ばれます。
 こんな食事の時間差で、上下関係をつけるのではなく、信頼されるリーダーになることです。
一緒に、食事を開始してもなんの問題もありません。

但し、基本的なマナーは、躾なければなりません。
人間のテーブルに、足を上げない。
食事中、あなたは絶対、テーブルの上の食べ物を取る行為を許さないことです。
あなたが、節度を持って手で与えることは、信頼関係には良いでしょう。
(まて、よし・・・をして、与えるとよいでしょう)

*食事回数
 受け取り後の70日目程度でしたら3回/日でしょうね。
ブリーダーさんが、何回与えていたかですが・・・・成長に合わせて朝夕にするといいでしょう。
1回は、腸の負担が大きく、ダメです。
毎週体重を計って、フード量をコントロールします。
やりすぎると生まれつきの骨格にもよりますがスタンダードより大きくなりますよ。
3から2回も昼を徐々に減らし、朝夕を増加させ全体量は、同じにします。(時期は、まだ先ですね)


警告
知っているとは思いますが、2回目の予防接種が終わる90日くらいまでは、・他人には、
極力さわらせない。・・・さわる時は、石鹸で手を洗ってから
・犬を飼っている人は、触らせない。
・外へは、抱っこしたままでは、OKでも、人ごみダメ、地面には絶対下ろさない。
他の犬との接触は、絶対ダメ!

子犬は、親からの免疫は、55日程度で失います。
2回目の接種までは、免疫が低下し感染しやすくなります。
その感染力は、一年前に地面にしたオシッコの上を歩いただけで
足の裏から感染するものもあります。


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