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ネパール登山 Chhukung Ri (チュクンリ) 5550m登頂 2017/3/22~4/16

 今回は高山病による吐き気止め薬の高所テスト・・・ 当初はチリのエル・プロモ5600m峰を望んで
いたが参加者不足でキャンセルになり、急遽、催行決定しているネパールのエベレス街道ツァー
に・・・  ツアー最高峰はチュクンリ5550m、高所テストには丁度いい。

 今回の準備には昨年12月から、後えぼし岳1681mに毎週登ること16回、
憧れのネパール登山に向かう。・・・・・

 成田空港から6名+ガイド1名・・・・名古屋組4名とはバンコクで合流


2017/3/21仙台⇒ 成田泊、3/22 成田空港⇒バンコク泊



3/23 バンコク⇒Napal カトマンズ泊

 信号が動いてい。 交差点は警官が誘導しているが大渋滞・・・
交差点を横断するのは命がけ!!
クラクションがうるさく・・・ 何よりも、埃が酷く、マスク無しでは歩けない。



 細い路地も沢山のバイクに車・・・ 気をつけていないと
轢かれそうになる。




3/24 カトマンズ⇒Lukla 空港着2850m ・・・ 現地スタッフ合流
世界で一番危ない飛行場
 着陸は山の斜面の上に向かって着陸する。 
えぇ・・ こんな角度で着陸するの? 航空界に30年も居た僕でさ
斜面に張り付くような急角度での進入・着陸は乗ってて怖い!!

離陸は、坂道を全速力で下って離陸する。
もちろん片発が停止しても離陸中止は出来ない傾斜です。






  現地ガイド2名、コック1名、スタッフ2名、ゾッキョ(ヤクと牛の混血)4頭、牛飼い1名
  日本人参加者10名+添乗員ガイド1名




3/24 午後 Lukla (ルクラ)2850m⇒Phakding(パクディン)2610m・・・・8.2Km 5時間
14:00 外気温度10℃
スターバックス・ルクラ店・・・もちろん、偽物 ((笑))


 
ゾッキョは一頭で15kgのスタッフバックを4個運んでくれます。
エベレスト街道の登山道では、ポーターの他に沢山のゾッキョ、ラバ、馬、ヤク等の家畜が
荷物を運んでいます。 









3/25Phakding(パクディン)2610m ⇒Namch(ナムチェ) 3450m・・・・10.2Km 8時間
06:30 室内6℃/8:00 外気温度3℃ /21:00室内7℃
エベレスト街道のロッヂは、何処もベットがあり、食堂も広くて綺麗です。
村は水のある所に点在していて、上に行くほど電気は無く、ソーラー発電による
最低限の灯りとなる。
 トイレは大抵が水洗です。但し紙は流せない。
ネパールに比べる日本の山小屋は、寝る事も困難なほど詰め込まれ
全てにおいて世界でも最低レベルであると思い知らされます。

 朝は、お祈りに線香の様に針葉樹の葉を燃やしてお祈りしていた。

 

 
夕食はカレーの様な物で結構いけます。
ライスは、タイ米のようにパサパサしてカレーに良く会う。

 
最初の驚きは、途上国・・・しかもネパールの山の中、それなのに
日本に比べると、ちゃんとししたホテル(ロッジ)に、まともな食事・・・・ 




 
2年前の地震で崩れた登山道・・・ 上を見上げれば脆弱な地質に
大きな岩がゴロゴロむき出しになっている。谷側には落石が多数ある。
 足早に通過する。



入山ゲートはルクラとここにあり、入山届けと料金を支払う。


ランチ・・焼きそばの様なスパゲティ・・・ 地元の小さなジャガイモは
日本の物より美味しい。 これがランチしかも、お代わりができる。





 背後のつり橋を渡って登って行く


エベレスト街道で最も大きい町のナムチェに到着、ここは電気があり、銀行、両替屋、ホテル&レストラン、土産屋、
数十件の登山ウェアー店が軒を並べているがメーカー直売2店を除いて全て中国製の偽物を売っている。
商品に値段が無いのが偽物です。何故か90%はノースフェイスです。ネパール人の90%は、普段着に
ノースフェイスを着ている。国民服である((笑))  正規品を着ている私も心細くなる。
 マムートも沢山売っているがマンモス刺繍の目が雑で直ぐに見分けられる((笑))







Hotel  Snow Land
・・・表から見ると5階建てです。
夕食・・・
うぅ~ん、これがネパールの食事かぁ・・・ 
ジャガイモの煮っ転がしみたいな物とコロッケ・・・日本食のような味付け
 聞いてみると、専属シェフとガイドの石原さんの味付けでした。・・・通りで!!
私としては、現地食が食べたい・・・!!



Mr,Kikuchiのサプライズ・バースディ・・・ こんな山奥で特注ケーキ、しかも花火まで・・・
ガイドの石原さん凄いです!!
ラム酒の効いたケーキはとても美味しかった。
 ナムチェで判ったこと・・・ ケーキやパンがとても美味しいです。
粉が違うのかも・・・ 日本のケーキに以上に美味しい。



 売っているのは、全て中国製の偽物ノースフェイス
更に驚くのは、ペットボトルのコカコーラ、缶入りゼロコーラ、ダイエットコーラまで概観は本物なのに
飲んで直ぐ判る偽物・・・これも全て中国製(トランプ大統領がクレーム付けた訳がこれだと判った。
 途上国では、このように大量に偽物が入っているのです。




3/26 Namch(ナムチェ) 3450m・・・高度順化 3880m エベレストビューホテル往復・・・・5.7Km 4h30
06:00 室内8℃/6:00 外気温度5℃ /20:00室内8℃

朝食・・・フレンチトースト、マカロニ、おひたし


 
ヤクは4000m以上に生息する野生の牛の仲間
高所に強いが牛より、気が荒い



日本人がオーナーのエベレストビューホテル
宿泊費は25000円から、ナムチェのロッジ(ホテル) 一泊二食でも2000円程度だから
半端なく高い。 この日はガスでエベレストは見えない。 
 後日、晴天の日に再度、訪れたがテラスからエベレストのトップだけが遠くに見える
だけで私にはまったく感動が無かった。
 金はあっても時間と体力の無いものは、ルクラからヘリで泊まりに来るらしい。
泊まる時間すら作れない日帰も・・・ 可愛そうに!
 時間はお金では買えません!!  時は金なり



 
ナムチェに下りて行く


 ベットに毛布はあるが標高が上がるに従って朝夕は氷点下になるので
-25℃用のIsuka Air 810EX ショート・シュラフを持参して使った。 
 標高の低いところでは暑さを心配したが2600m~3400mで快適に寝れた。



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