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2015/6/20-21 大朝日岳(1,871m ) Monet 初登頂

 昨年、9月に独りで登った時に、すれ違ったボーダーコリー連れの登山者は
ダニが付くとの事だった。 今回は、ダニはフロントラインで防ぐことにしてmonetを同伴した。

 大朝日岳山小屋は、管理人さんがおり、moneが泊まれる可能性は低いと思う。
狭いツエルトテント泊では、ダニは勘弁して欲しい。

行程
6/20 古寺鉱泉登山口・・・ ハナヌキ分岐・・・ 古寺山・・・・ 小朝日岳(トラバース)・・・・ 銀玉水
・・・ 大朝日小屋(テント泊)
 全行程 8.2km 5h49分

6/21 小屋から・・・山頂往復・・・ 登りのコースを下山
 全行程 8.6km  4h36分

Monetの装備 (約3Kg)
 凍った水ペットボトル 0.5L×2本、ポカリスエット0.5L ×1本
魚肉ソーセージ(非オニオン)×2本、ドックフード2食
トイレショベルとトイレ収納BOX ( ジプロック、バイオ分解剤 )

私の装備 ( 約10kg )
 雪渓の近くでのにテント泊に耐えられる装備一式、ツエルトテント、防寒服一式
monet用毛布、テント敷き3mmウレタンマット×2枚、救急用品、食料3食+予備2食

本日の気象予報 
 1500頃から雷雨注意報、日曜のamは曇り時々晴れ、午後は曇りのち雨
そんな訳で1400 には、山小屋に着いてテント設営し、雷雨はテント内で回避したい。

0550 ランチを買って山形県月山 IC へ・・・・ Let's Go !!

※登山口で首周り、頭部、耳の毛に殺虫剤のフロントラインを塗布

 

0810 688m 18℃ 無風  古寺鉱泉登山口を出発





0953-0957 1125m  一服清水にて給水

1002  ハナヌキ峰分岐通過
この辺の標高には、立ち止まったら50-100匹 単位のブヨに襲われ
目、鼻、口にまで入り・・・・ 手首は刺される。
虫除けゼリーを塗ると、monetから虫はも居なくなったが
私は首や額に塗っても効果なし・・・・ 苦し紛れに首と肩に
アンメルツを塗る・・・・ 多少、効果あり。
 防虫ネットを持ってこなかった甘さを後悔する。

1102-1123 1457m パラパラ雨が降り出し、木陰で雨宿りついでにランチにした。
直ぐに雨は上がり助かった。(ザアザア降りなら、ここならまだ引き返し地点)




雪渓で雪を食べ体を冷やす・・・・ 休んでいると涼しくて心地よい


小朝日岳が見えてきた。




時間短縮に小朝日岳をトラバース・・・ 残雪なし(有ればアイゼンとピッケルが必須、 滑落事故が多い箇所)
他の登山者に追いついた。



大朝日岳が見えてきた( 左上 )


1312-1329 1634m 銀玉水
最後の水場で明日までの水を給水・・・ monet 1.5 L、私は2 L

最後の雪渓を登る・・・・ 前を行く登山者が転んだと思ったら、Monetが駆け寄り覗き込んだ
『心配して見に来たんだね』・・・ 登山者のみんなが感心していた。
 monetの20本爪・・・アイゼンは便利だ !!





1359 1793m 大朝日小屋に到着
 大朝日岳まで10分ほど・・・
管理人さんにお願いしてテント設営場所の確認
彼の指示でテントが飛ばされないように鉄の杭を打ち込んでザイルで縛る
山小屋は団体さんが複数入り満杯状態・・・・

隣に、中学生の男の子が独りツエルトを張った。
管理人さんが心配して悪天候時は小屋に避難させて欲しいと頼まれた。

テント内でmonetの頭を歩いていた小さなダニを二匹捕獲・・・・ フロントラインが効いて
皮膚には食いつき無し



今回、初めて使うアライのRIPEN ロング・ツエルトテント1 
私の座高でも天井にぶつかる低さ ( 床面積は90cm×210cm )

 今まで使っていたPINE より10cm 長くても重量は一緒・・・・ 
この10cmが使ってみると登山靴と装備を置くのに貴重な広さを確保できる。

 200cmでは、足を伸ばして寝れない。
生地は、PINEより薄く出来ている。


MONETは厚手の毛布の半分を敷いて、丸くなったら残りの半分を掛けて
あげたが、薄いテントでは結露で水分が少したれ・・・ 夜中、何度も
起きては、クルクル回って寒そうにしているので、私のフリースを掛けてあげた。
 それも寒そうにしてるから・・・ 水滴よけにゴアテックス・レインジャケットをかけてあげたら
熱放射を防げたらしく、やっと気持ちよさそうにスヤスヤ眠った。
 一晩中・・・・ やさしい飼い主ですね((笑))
 

私の寝具は、#3 シュラフ+シュラフカバー(結露と防寒対策)
ライトダウンジャケット+ダウン・パンツ・・・ 夜中は7℃まで下がった。
足元を撮った写真です。 左は私、右がmonet


夕食
MONETはお湯でふやかしたドックフード
私は、フリーズドライ白米、フリーズドライ・ビーフシチュー
豆の缶詰とソーセージはMONETと分けあった。

 今回は防寒装備が重くなったので軽量化のために調理は無し
食後のデザート・・・・ でんろく豆とバナナチップをMONETと分け合って食べた。



6/21 0424 ご来光 テントのベンチュレーションから撮る
テントは寝ながら見える良さもある。



朝食の準備をしながらテントと装備を片付ける。

朝食
 MONET・・・・ ふやかしたドックフード
私・・・ フリーズドライのわかめご飯、チーズトマトのリゾット、ソーセイジはmonetと分けあった。
わかめご飯、チーズトマトのリゾットを混ぜて食べたら不味かった。
 ご飯の半分をMONETに食べてもらった。

 この時間帯・・・・山小屋泊の皆さんは、次々と下山を開始してた。

0645 私は、朝日連峰を見ながらドリップコーヒーで景色を味わう。
 



2015/6/21 0736 大朝日岳 1871m MONET 初登頂



0804 山小屋に戻り、下山開始・・・・ 
予報は、午後は雷雨・・・  



イワカガミ、チングルマ・・・・ 高山植物が咲き誇る。


振り向けば、山頂と山小屋が見える。



 小朝日岳トラバース分岐でアイス休憩


1025  1366m 三沢清水・・・・ またもや、ブヨの大群に襲われる・・・
この高山帯・・・ 休憩なんてできません。

一服清水から下は、虫は減る。


1212 古寺鉱泉登山口到着
monet 付き合ってくれてありがとう。 チュッ!!


  下山後にmonetの頭を歩いていた小さなダニを2匹捕獲・・・・ 皮膚に食いつき無し
フロントラインを毛に塗布しただけでも効果は十分ありました。 皮膚に塗ると殺虫成分が
monetの体内に吸収され体には良くないので私は、皮膚には塗布しない。


 月山ICまでの帰り道、西川町の大井沢温泉に入り、近くの民宿大原で
そばと季節の竹の子定食・・・ 曲がり竹、おいしかったぁ・・・ 言ったら
おばさんが更に2本サービスしてくれた。


 MONETには、山奥で何も無い・・・ 温泉で牛乳と酵母パンを食べさせた。





帰宅後、大きなプリンを二人で分け合って慰労会・・・


2015/6/20 ザック内部の改造
 ペットボトルを片方のポケットに2本入れると、底部に2本水平に並ぶためザックは左右に広がり
狭い岩場を通れなくなる。 また、岩手山の馬返しコース旧道岩場では。側面の岩場にザックが接触し
狭い足場を通れない事がしばしば発生している。 今回、ポケットに上部ペットボトル収納を取り付けることで
その様な不都合は解消した。 大朝日岳で実際に使ってみたら、monetもザックの幅が狭くなって歩き易
くなり、岩場での私のサポートは、殆どなくなった。

改造前 (ペットボトルが横に2本並ぶと、ザック幅が広くなり、狭い岩場は、通れない)


改造後(ペットボトルは縦に二段に収納されるため、ザックは幅は1本分と同じになる)

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