2022/9/10～9/12　キナバル山4,95m

　コロナも落ち着きを見せたのでキナバル山4,095mを予約した。
世界遺産で以前から入山者数を制限しており、そこへ数年前の大地震による登山道ルートの崩落(大事故)によると
コロナ対策制限も加わり、3,300m山小屋と航空機の予約が難しい。
　雨期前の9月から山小屋の空いてる日を仮予約し、次に航空機を予約した。

先ずクリアーすべき条件は
1.山小屋を予約
2.航空機を予約
3.登山24時間以内の抗体検査(写真表示)
　(現地購入先の調査)
4.現地帰国前72hのPCR検査(日本文)
　(現地、検査場所の確認))
5.公的ワクチン接種証明書3回以上(英文)・・・数日必要
6.Malaysia　MY Sejahteraのアプリ、パスポートdata入力、ワクチン接種証明書写真登録・・・審査承認(一週間前後かかる)
7.日本　MY SOSアプリ、パスポートdata入力、ワクチン接種証明書写真登録・・・審査承認(数日)
入国前のファーストトラック入力(健康状態)
8.コロナ対策に東京へは車で移動することにし駐車場の予約(これがまた困難を要した)

　キナバルハ2014年に登っているので登山に関しては問題ないが
なにせ上記をクリアーするのに一か月を要し、登山準備は3日前に始めたほどでした。




9/11自宅から羽田に移動

9/12　羽田 2425⇒0615クアラルンプール⇒(1h50)⇒0805 コタキナバル1045
　
　入国審査はパスポートと　MY Sejahteraコロナアプリがリンクしており、簡単に終る。

なんと、スーツケースが2個共出てこない。
こんな事ともあろうかと、いつも登山に必須アイテムはザックで機内持ち込みしているので
何とか登れるが、それ以前の問題!!
　ロストバゲージを届け出で・・・・　2h後に1個は見つかり、残り1個は不明だと言う。
似たようなものはどこかの空港で見つけたと?　
バッグの特徴等を記しスケジュール表を見せて登山用具で今日中に無いと困る旨を伝えホテルに届けて欲しいと!!、

この間、迎えのドライバーと連絡を取ろうにも、僕のスマホが受信しなくて、余計面倒になる。
幸い妻のスマホは使えて、これで日本のツアー会社に連絡し、ドライバーに事態を連絡してもらう。

面白い事にドライバーがバゲージルームに迎えに来て、検疫を通らずに出た、途中、セキュリティとドライバーは
何やら???? 　ローカルっていいなぁ((笑))

　コタキナバル市内のホテルへ
c/k in し、明日からキナバル公園に移動するので直ぐに登山用品の不足分を購入しようと
ネット検索するもボルネオ島は赤道直下の島、冬用手袋や帽子は無い。
※最近はスマホだけで海外に行くが、何となく予感(笑)
PC持参で良かった。　トラブル発生時の検索や手続きはPCが早い。

　なんと買い物が終わり、ホテルに戻る途中から大雨、二人ともずぶ濡れ・・・!!

明日からに備えて濡れたものをドライヤーで乾かしていると、2200過ぎにスーツケースが届いた。
ギリギリセーフ!!




9/13 コタキナバル⇒ラフレシア⇒ポーリング温泉⇒キナバル公園

　早起きし昨日、買った抗原検査キットでコロナ診断・・・・
唾液検査タイプで日本では第７派感染爆発の影響で購入困難な検査キットが
日本じゃ、3000円はするが150円ほどで買えて驚き。
　ドキドキしながら結果を待つ・・・・陰性・・・・lucky
ステックに日付、時間、氏名を記入し写真を撮る。

　3hほど車で走ってキナバル公園を通過し、更に1時間ほど走りるとポーリング温泉手前の
道路わきに『ラフレシア開花3日目』の看板が・・・・　咲いてる農家は有料で見せるとの事
花の周囲に手を加えると咲かない事から、自然のままにしているがイノシシの防獣ネットを張っていた。

　世界最大の花で寄生植物で4-5年で開花し、3-5日で枯れるが最後の二日は肉の腐った匂いで
イノシシ等の獣に食われて種を拡散する植物らしい。

　75cmほどあり、匂いは無し・・・・RM30(約1000円/名)
めったに遭遇できないらしく、luckyでした。




　下の大きな球体がラフレシアのつぼみ



ポーリング温泉の吊り橋
ポーリング温泉は戦時中、日本軍が発見したもの
温泉と言っても、足湯程度・・・

吊り橋は数本あってh 30m以上あります。　これはボルネオ島の
昆虫、植物、鳥の生態系観察用の吊り橋であったが観光に利用しているとの事。
確かに、ジャングル感はありました。
　





ポーリング温泉でランチ後、キナバル公園本部に戻り、明日の登山受付を済ませ
公園内の植物園を散歩・・・　公園内のロッジに宿泊。
(コタキナバル泊だと3hは早起きする必要がある)


2022/9/7　キナバル山登山
　不要な荷物を本部に預け、ランチボックスを受け取り
ガイドと合流し登山届を出して車で登山口に移動。





0803　Timpohon Gate1,867m 登山口・・・快晴


　約1km毎にトイレと休憩所がある。


0934 Kandis Shelter 1,981m ここから雨が降り出した


1034-1044 Ubah Shelter 2,095m
1216-1307 Layang-Layang Hut 3,088m ランチ
　2014は何事もなかったのに登山客が食べ物をあげたのでしょう
リスが10匹以上が現れ、エサをねだり、隙あらばランチボックスを狙う!
　可愛いのを通り越しハエでも追い払うようにリスを追い払ながらのランチは残念でした。



1434 Laban Rata Resthouse 3,272m・・・　 6h31分
　雨の中、ポーターを使わず、僕が背負ってきたので汗びっしょり。


夕方、一瞬、晴れたがその後、雨が降り続き
ガイドは、今の状態では登山許可は下りないと。
　0200登山開始だが雨なら0300まで様子を見ると言う事で
2100には就寝・・・・

　
　レストハウスの食事は、ビュッフェスタイルで
1630-1900夕食
0130-0200夜食
朝食は山頂から戻ると食べられる。

　部屋は4人の相部屋(二段ベット)




9/8　キナバル山頂へ
天気予報も朝まで雨、夜中ずっと雨が降っていたので登頂は、ほぼ諦めていたが
0050に起きて外を見ると雨が上がっていた。　lucky!!

0130　夜食


0208山頂へアタック開始
　月が出ていたので少し、周囲がうっすら判る。・・・５℃
2014年に来た時は、部屋も登山中も寒い思いをしたので
今回は、就寝用にダウン上下を持参し、手袋は厚手フリース手袋とoverミトン
下着も冬用上下を用意した。

上はGTXライトダウンジャケット、下は冬用タイツ+夏用パンツ+レインパンツで登り始めたが暑くて
レインパンツは脱いだ。

　妻が4,000m付近で、少しの頭痛、吐気、眠気を訴えたので高山病の薬を飲ませる。
酸欠により頭痛にはダイヤモックスだが、彼女は怖いらしく・・・　(僕はヒマラヤでは常時に使ってます。)
本人を尊重し、バファリンと吐き気止めのナウゼリン、アリナミンAを飲のせて山頂を目指す。
　僕は、朝からダイヤモックスを服用・・・　高山病に弱い((笑))



0553 Low's Peak 4,095m　登頂
　何とか夜明け前に山頂に付いた。
コロナ情勢からして、キナバルに来れる確率は低かったが運よく山小屋と航空機が取れ急ピッチで準備が
進み、やっと登れました。
　5月から、体力は鍛えていたが・・・・　真夏の登山は忍耐力を要します。
彼女は良く頑張ったと思います。

　富士山に単独で4回登っての、初の4,000m Overに本人も感動していました。












　右奥が山頂です。
一枚岩のキナバル山は、何度登っても実に美しい!!




0900Laban Rata Resthouse 3,272m着、朝食
1000　下山開始・・・間もなく、雨が降り出し、時々大雨の中を下山・・・・
　雨で岩や段差が滑りやすく、時間がかかった。

1400　登山ゲート着⇒前日、泊まったロッジに移動しランチ⇒本部で登山証明書、荷物を受け取り⇒市内のホテルへ

ずっと雨で出かけられず近くの、ローカルレストランで夕食
泥だらけの登山靴を洗い。衣類は明日


9/9　洗濯日

　朝から快晴、ゆっくり朝食を済ませ、近くのコインランドリーへ
システムが判らず、客に聞いて専用コインに両替する。
1.洗剤購入
2.洗濯物を入れると重さに応じて、必要なコイン量が表示される。
3.乾燥機に入れ、やはり、重さに応じてコイン量が表示される。


　洗濯量が多いのでホテルに戻ると・・・・　突然の雨!!
午後は買い物と思っていたが、この日、雨は止まなかった。　
ランチ、夕食共に近所のローカルレストランで済ませる。


9/10　買い物
　やっと晴れて・・・　買い物へ




　市場に意外にも果物が少なかった。


　こっちに来てからずっと雨で出れなかったので
夕食は、大した物は食べていなかったので・・・・海鮮レストランへ

　水槽から、魚介類を選んで料理してもらえる。
エビ、カニ、ミル貝、魚・・・　あれぇ、頼み過ぎでした。
食べきれないほど・・・　6000円ほど、美味い安い。
*双天海鮮桜



9/11　帰国
　航空機のC/K INは全てWebでやっていたがコタキナバル空港のカウンターで日本のMY SOSの接種証明QRコードが出なくて
手続きできないと言われ、先ず、システムの説明をし、data入力済みだから、ブルーカラー表示である説明をし、且つ書面で英文証明書を
見せるもQRコードが出ない納得してくれない。そもそも日本政府の証明であり、自分たちは日本に入るときにシステム不具合を説明できるし、入国も
できると説明しても彼女は納得しない。　結局、空港のフリーWIFIをつなぐ方法を聞いて、ネットに繋ぎ色々やったら、QRコードが出でクリアーに!!
JAPANめんどくせぇ・・・・　Malaysiaはパスポートと　MY Sejahteraがリンクしており、簡単に通過できた。　

　0700コタキナバル⇒0935クアラルンプール1410⇒2235羽田
・・・・車で0200まで走りSAで仮眠　0300からABEMA TVでMLB大谷さんHRを見て((笑))
0630⇒0900自宅
　ワクチン3回以上、接種しているので行動制限は無いが数日、外出は控えた!!

9/16　現在、いたって健康です。・・・空いてる店にランチに出かけました。

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