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うつ病に対する対応... - Correspondence for depression -

あなたの身近な人がうつ病ならどうしますか?

■まずこの病気に関する正しい理解を得る努力をしよう
 この病気に限らず、誤解や無理解からくる偏見や差別など発言や行動が人を傷つける事例が後を絶ちません。うつ病に関してはサボリとか意思の弱さを指摘される傾向にありますが、うつ病自体は体に異変を生じた「病気」であり、正しい治療で治るものです。
まずは、正しい理解を得るために、本を読むなりしてみましょう。

■なるべく病院へは一緒に行くようにしましょう
 病院に行って診察を受ければ、医師の方から色々なアドバイスや注意事項の話を聞くことになります。
この時患者本人だけだと、話が家族の人に伝わらない可能性があります。そのほかにも理由がありますが、周りの人の理解と協力が必要なこの病気なので、なるべく病院には一緒に行くようにしてください。

■決断が必要な事柄は病気が良くなってからという事で延期する
 うつ病時は決断を行うことが困難になります、その様な事が必要な事はなるべく後になるように配慮します。また、患者本人の自責の念から、退職や離婚を申し出ることがありますが、これらの話は病気が良くなってからという事で延期をさせてください。

■励ましや激励は避ける(ゆっくり休んでもらうための配慮)
 励ましや激励は避けるというのは、ゆっくり休んでもらうための環境を作るためのものです。患者本人にとっては、休んでいること自体に責任を感じている事も多いので、今はゆっくり休んでいていい時期であることを認識してもらう事です。また気晴らしの旅行なども逆効果になる可能性があるので、そのときは医師と相談して決めて欲しいと思います。

■自殺しないと約束する
 うつ病になると自殺する危険性があります。その悲劇を避けるためにも、患者本人と自殺しないと約束してください。また、自分にとって大事な人であると教えてあげることです。なぜなら多分、人は、自分が孤独だと思ったとき、死を受け入れるのはたやすい事だと思うからです。

■必ず治るという意識を持とう
 うつ病は必ず治る病気だと、患者本人も周りの人も持つようにしましょう。実際そうなんですから。