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現代応用心理学講座第3巻 「紛争解決の社会心理学」







informationお知らせ 本書は、集団間葛藤(国際紛争、民族紛争、偏見と差別など)、組織内葛藤(企業、学校)、対人葛藤(夫婦、親子、友人、教師と生徒など)というように、大きく3つに分類できる紛争、葛藤(conflict)について社会心理学の観点から執筆されたものです。
 第1章 社会的勢力と紛争解決 (pp. 12-31)  社会的勢力(影響力)の視点から紛争解決(conflict resolution)について記述しました。まず、紛争発生の舞台となる社会的影響の過程を概観して、社会的勢力や紛争がどのように位置づけられるかを述べました。続いて、社会的勢力の特徴を明らかにするために、社会的勢力の基盤・源泉(人に影響を与えられるということの源は何なのかという問題)、社会的勢力と影響手段との関連性(人に影響力をもつことによって、どのような働きかけ方が可能になるのかという問題)を概観しました。さらに、社会的勢力と紛争解決との関連性に焦点を当てた研究を紹介しました。


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大淵憲一(編著)

1997 ナカニシヤ出版
\5,040


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