道彩会との出会い

会員
武 田 輝 雄

 今から33年前、9人の道彩会創立会員の一人、故細井四治郎氏(旺玄会委員)から連絡が有り、「2年前に北海道水彩画会という会が出来たので、出品してみないか」と言われ、当時細井氏が北海道支部長、私が会員ということから、第3回道彩展に出品。奨励賞を受賞、当時幕別町札内に在住していましたので、喜んで夜行列車に乗って、受賞式・懇親会に出席しました。高校大学時代の師、繁野三郎先生・栃内忠男先生の関係で知り合った、国松登先生・今野ミサ先生が同席していたことが、今でも良い思い出として残っております。
 当時、地方から額装して送ると、ガラスが割れたり額の角がキズついたりするので、初出品より細井氏の額縁に入れてもらい数年出品していました。
 細井氏が退会してしまったので、どうしたものかと思っていた所、林田理栄子氏から、「これからは私の額で出品するようにするから作品を私の所へ送るように」と言われ、林田氏が大学の後輩ということで甘えて、数年林田氏の所へ作品を送り、出品していました。
 その後、こんどは林田氏が退会したと知り、いよいよもって私自身出品することが難しくなり、地方在住の私が退会せざるしかないと、小堀氏に電話しました。「それならば私の所へ巻いて送ってくれれば私の額に入れて出品しますから]と言われ、こんどは小堀氏に甘える事となり数年出品する事になりました。
 仕事上転勤で札幌に来てからは、道彩展の搬入出の係や写生会の係などにかかわるようになり、現在に至っております。
 道彩展は、私か初出品していた時代に比べて、出品者も多くなり、また作品も大きくなり、レベルもあがってきています。
 これからも、私自身、出品者の皆さんと共に頑張って北海道水彩画会の更なる発展に寄与したいと思う次第です。



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