道彩展グループ展のこと
会員
函館地区連絡所
勇内山 和 子
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道彩展25周年おめでとうございます。これまでの運営に事務局の小堀さんと山田さんの御苦労に心から感謝申し上げます。
そして八木保次、八木伸子先生のお力添えのおかげで、道彩展が育てられたと…御礼を申し上げたいです。北海道に水彩画だけの、大きな画会が出来て、みなさんにも知られ、展覧会がだんだん盛会になってきたことを、会員の一人として大変喜んでおります。
私は夫の転勤先の余市・小樽で暮らしてた折、水彩画をやり始め、道彩会を知り、第10回展の時です。初めて出品していきなり道彩展賞を頂きました。高い天井の市民ギャラリーの一等席に2枚展示され、それはそれはうれしかったです。あれからずーっと一生懸命に、会の主旨である「現代水彩画の多様な表現と創造的な発見を大切にする作品」を描きたいと目ざすが、なかなか心も筆も思うように動かず、傑作は出来ず困っております。
ところで最近は水彩画人口が増加しておりまして、私たち函館と近郊の出品者が13名となり、グループ展をしたいという意見があり、実行してます。道彩展に出品して入選して、戻って来たら仕まい込み、それでは苦心の作品がもったいないと思い、ギャラリーを借りてグループ展をやっております。
6月、今年で4回目の展覧会が終りました。今回はみんなずいぶん上達したなーと感じました。続けていることがうれしくなりました。ギャラリーの申し込みやら、開催案内など、それなりに手間がかかりますが、せっかくの40号以上の作品を地元の人たちに観賞していただきたくって頑張ってます。また仲間達とじっくり見つめて、勉強出来ますので、グループ展は一歩前進のチャンスの場です。
これからも、みんなで励んで良い作品ばかりで、「道彩展はいいよー」とささやかれるように、現代の水彩画を大いに描きましょう。
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