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なぜこの地に来たかというと、苫小牧方面から見ると時々太陽光を反射して見えることがあり
、その正体を知りたかったことが一番です。そのものが何であったかというと、太陽光発電設備のパネルでした。 右上の写真は、要塞ではありません。樽前山を観測するための観測坑道です。何処まで横穴が続いているのでしょう。 活火山である樽前山を観測するために作られたものだと思います。 左下の写真は、先ほどの太陽光発電の真下にある山頂に一番近い湧水です。その湧水から出た小さな小さな小川ですが、5mほどでまた地下に戻ってゆきます。 |
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右上写真の手前の大きな溝は、地図でも読みとれるほどの規模です。 左下写真で真ん中に見えるのが湧水のある登山道駐車場付近(636m)です。遙かに太平洋が望めます。西峰の三角点(995m)まで約40分。久々の登山?あちらこちらを見ながら西のピークに着きました。 苫小牧が遙かに見えます。 左下の写真中央に道警のヘリコプターが確認できますか?反対側(東側)からの登山者に警告を発していました。そういえば登山自粛でしたか? 自衛隊のジェット機がヘリと同じ高度を逆に通り抜けていきました。こんな所を通っていいの?びっくりでした。 |
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北大の観測員二人に会いました。東の登山道から登り、南の外輪山を渡り、三角点を通り観測用の坑道に降り、と思ていたら車が待っていました。3人一組なんですね。長靴を履いて、リュックを背負い両手にスキーのストックを持って軽快に通りすぎて行きました。大変ですね。観測ご苦労様です。 数週間前から樽前山の活動が活発になり、火山情報では亜硫酸ガスも検出され、登山者の自主規制がなされているようです。さすがにカルデラには降りられませんでした。 |
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右上の写真は、2005年5月の西山山頂です。以前は丸太が山頂標識でしたが、現在はGPS火山変動リモート観測システムが鎮座しています。この観測施設は、樽前山の火山活動をとらえるために設置され、24時間GPS観測が行われtうぃます。ここの観測データは、茨城県つくば市の国土地理院機動観測課へ転送され、日々解析されているそうです。 注意:国土地理院二万五千分の1地図において、ここ西山にアルテンキャンプ場から覚生川沿いに破線ラインが引かれ歩けるように記載されていますが、2005年現在このコースは廃道となっており山頂に至ることは出来ません。くれぐれもご注意を! |
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