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登山探検  札幌岳庭岳を登ってみたい!


このゲートから盤の沢林道が始まり、林道終点の登山口まで3,530m有ります。道すがら見ますと、かなりの車が入り込んでいるものと思われます。林道終点には、数台の駐車スペースがあり、実質ここが登山口になっているのではないでしょうか。ただし、林道の鍵が必要です。バイクだと鍵は不要です。


林道終点から5分ほどで、渡渉地点に出ます。道がなくなったように思いましたが、前方の崖にピンクのリボンを着けたロープを発見しました。ここからがこの札幌岳の結構急な登山道の始まりです。
この日は6月だというのに札幌は28.1℃ととても暑い日でしたが、大量の藪蚊が発生しており、長袖を着ていても大変でした。休憩をしたいのですが、足を止めると蚊の柱が周りにできてしまい休むことができません。また、この登山道は狭いため休日には中間地点(右上写真)にある幅広のところぐらいしか休憩をとれないかもしれません。ここにも倒木が有りますが、この登山道には、太い倒木が何本もありますので注意が必要です。
縦走路分岐(左下写真)下には、まだ残雪があり、ここで体を冷やしましたが、やはり藪蚊の攻撃を大量に受けてしまいました。


札幌岳山頂を冷水コース側から撮影遠くに空沼岳・恵庭岳・魚岳が望める。
山頂は結構な広さがあります。古い山頂プレートは壊れ、2000年元旦付けの墨書のプレートでした。
また、山頂冷水側には風化した石鎚神社の碑があります。
ここの登山道は、山頂付近まで絶景を見えることはほとんどありません。ひたすら藪蚊と戦いながら急斜面の林の中を歩くことになります。登りよりも下りの方がきついかもしれません。私はモンベルのアルパイングリップアンチショックを使いましたので、下山後も全く膝に不快感が有りませんでした。決してモンベルのまわし者では有りません。
この日の豊滝からの登山者は私一人でしたが、冷水からの登山者が4人あり、山頂で会いました。若いバリバリの自衛隊員で、訓練服のままでしたので訓練の一環かもしれません。運転隊員が待っている万計沼側に抜けるとのことでした。

空沼岳恵庭岳魚岳


行程時間(山頂以外の休憩は含んでいます。)林道ゲート(390m)-55分-林道終点(650m)-70分-縦走路分岐(1130m)-30分-山頂(1293.3m)-15分-縦走路分岐-45分-林道終点-50分-林道ゲート