snow office


登山探検  野塚岳・双子山を登ってみたい!

920m二股から見る直進方向のコルへ上がる崖は登れそうにないので、右股を選択する。
右の赤い点線が今回上ったルートであるが、登りで問題になるような所はない。しかし、この沢を下りに使うと少々難儀する所があるだろうと思うので、ザイルを用意した方が無難だ。


右上の写真は、920m二股から見た右股沢で、ここから急に高度感が増し、沢登りになって来る。
途中いくつかの分岐があるが、水の有るうちは水量の多い方を、なくなれば明瞭な方を選んでいけば間違いはない。いずれにしろほとんど藪漕ぎなしで山頂付近に出る。
山頂は三角点が有るものの以前あったプレートは破壊されている。
風がなければテントを張るのに十分な広さがある。
野塚岳山頂からトヨニ岳南峰の豊似川右股沢にクッキリと残雪が見え、沢から登りたい気持ちになる。
野塚岳山頂からオムシャヌプリまでの稜線を見ると、所々に踏み跡を確認できる。
実際に歩いてみるとやはり踏み跡は繋がっていない。概ね西斜面に踏み跡があり、消えている場合は稜線中央に出て歩くようにするとまた踏み跡が見つかる。