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宝来小屋から40分で渡渉部着きましたが、5人のパーティが食事中でした。宝来を8時に発って山頂を目指したが、増水部分があり先に進めなかったとのことでした。ここの冬山を経験したパーティの発言は無視できないと思いあきらめて引き返そうと思ったとき、そのリーダーが直ぐ東に倒木を渡るとしばらくは行けるので、景色だけでも見てきたら、の言葉に前進開始しました。このときすでに11:30でした。パーティは途中登山道を迷ったのでこんな時間になったとのこと。
倒木を渡り、地図を見ながら川に当たらないように目標物を定めて進むと、P1269の東を直登することになりました。アイゼン・ピッケルを持たない私は、小枝を二本持ってピッケル代わりに、ヂグを切りながらアイゼンの代わりにようやく尾根に出ました。 |
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左から
ニセコアンヌプリ
イワオヌプリ
目国内岳
岩内岳
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尾根に出てから山頂先までが少々長かったですね。だらだらと残雪を踏みしめながら進むと、ケルンと祠がありその近くが山頂のようですが、ここで引き返す人はいないでしょう。
先端部に行くとケルンの向こうに中岳、そして、私にとって摩訶不思議な羊締山があり、右手にニセコの山々が連なっていました。
結局この日の山頂に立ったのは、一人だけだったようです。 |
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