|
|||
新たなゲートが2kmほど手前にできている。山岳センター無線設備は免許が切れている。などなど情報をいっぱい戴き雨の中登山口を目指す。 最初の予定は、このゲート前で1泊して早朝出発予定であったが、八の沢出会いで泊まることにし、少々パッキングを補正しカッパの上を着て出発した。 30分もすると7の沢出会いに着くが、目標としていた「登山者の皆様へ」の看板(本来は右上の写真中央に有ったはず。)がない。でも、立派な高速道路?があるので間違えることはない場所です。 七の沢出会いからは、広い河原でどこを歩いても問題はないが、八の沢出会いまでの中間地点は川から大きく離れ左岸の森林帯に道が付いている。河原を歩くよりは随分と時間短縮になるので見落とさないように。 |
|||
|
|||
再度地図とGPSを出して位置を確認し、ビールを河原の水で冷やしながらテントを張る。 幕営地は、整地されたところが数張り分有り快適なところだった。 ただし、曇り空で林の中なのでテントの中は闇そのもので目の前に何が有ろうとわからなかった。 少々の蚊が居たもののスプレーを出すこともなく、ビール3本を飲みながらの夕食を済ませ早々に就寝。 早朝の目覚めで天候を伺うと、晴れを予感する。こ こにテントを置いて登ろうとも考えたが、やはり八の沢カールを次の宿泊場所と決め、全ての荷物を背負って出発する。 |
|||
|
|||
三方から滝が落ちてくる1000m三股には大きな残雪があり、暑さをしのぎながらの休憩にはもってこいであった。 ここから中央の滝の左岸を上るが、危険箇所にはロープが張ってある。 迷い込みやすいとされているY字(登り)や横S字(下り)も事前に頭の中に入れておけばテープもあり迷うことはない。やはり下調べが肝要かと思う。この辺は少々登りのきついところがあるが、重装備でも全く問題となるところがなかった。 この核心部を過ぎると普通の沢登りとなり、巻道もあるが中央を進む方が楽しい。 カールに上がる少し手前に湧水が勢いよく出ているところがあり、飲み水を担ぎ上げる必要性を感じなかった。私は5Lの飲み水と2Lのアルコールを担いできたが! |
|||
沢からカールに上がって一番最初にしたことが、眼鏡を出して熊を探すことだった。やはり1人は慎重になる。 上の写真は、カール中央から左にピラミド峰、左にカール中央の残雪(「へ」字に見える残雪は二股遠望写真の「へ」字の残雪と同じ物)を見る。 |