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登山探検  恵庭岳を滝沢から登ってみたい!

2001年に小雨の中登った滝沢に悔いを残していたので、再度挑戦してきました。
F2(左写真)の登り方はわかりましたが、挑戦せずに左の巻き道を使い降下したところがF3上部で、前の方で「F3?」と書いたところがF3の上段で、2段になっています。
F4は、やはり登山靴では滑って直登はできず、前回滝上に有った流木が滝下に移動したものを利用して上がりました。
チョックストンを抱えたF5ですが、チョックストンまでは登れるのですが、その先が濡れていて登山靴では無理でした。滝下まで降りて、左岸の急斜面を登りましたが、とても危険を感じました。
この滝10mと有りましたが、30mザイルをWで使っても下までつきませんでした。
F6は直登できませんでした。季節的に残雪で埋まっていましたが、私には無理です。右岸上部(上から1〜2mのところに)に捨て縄が有りましたがどうしろというのか?
030530

10mのF4

直登をあきらめ、右岸を見ると巻けそうなところが有りました。
落ちると怪我では済みそうにありませんが、トライしどうにか越しましたが、帰りが問題です。上部は開けまだ残雪が沢山ありました。
ここがタイムリミットでした。
過去の経験から目の前に見えるからと思って時間を忘れると痛い目に遭います。十分痛い目に遭っていますから。
今回は、8mm30m・6mm4m・5mm10m・3mm20mを持って行きましたが、使ったのは8mmと6mmのみでした。

6mmは座席懸垂用の座席を作るためのもので、これで垂直降下ができます。当然カラビナは必要ですが!
沢を登るのは難しくありませんが、下るのは大変危険を伴います。ザイルを持たずに自分の技量で登っても、降下はその技量以上に必要です。最低でも30mクラスのザイルとカラビナを持って行きましょう。
今回の降下では、30mのザイルをシングルで使うことは有りませんでした。
でも、このコースは、一人で行くコースでは有りません。十分の注意を!!

2000年

1月 1組 1人
192
59
93
39
10 13
11
12
2001年
1月 0組 0人
54
188
35
13
10 25
11 13
12
2002年
1月 0組 0人
16
11 29
101
10
11
12
2003年
1月 0組 0人
48
10
11
12
この統計は、登山者名簿をもとに作りましたが、大多数はF1・F2での訓練が主目的のようです。これだけの遡行者でも、単独行でF5は1名・F6は2名・F7は1名・F9は1名と単独での行動が難しい所のようですので、入山には十分の装備と注意が必要です。
このコースは、週末には人が入るようですが、週末以外は独占フィールドです。よって、アクシデントが有っても後続者がいませんので、単独行は自分のみがパートナーです。無理をせず技量 に合った行動が必要です。
追記:虫対策を十分に!今回の行動で頭・顔・腕に多数の吸血跡が残りました。止まっての食料補給ができません。
F1
36組 563人

F2

10組 156人
F4
5組 18人
F5
3組 6人
F6
3組 4人
F7
4組 9人
F8
1組 3人
F9
14組 47人
F10
1組 2人
山頂
1組 3人
その他
25組 147人

その他はほぼF1と思われる。