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登山探検  旭岳を登ってみたい!


金庫岩を過ぎるとまもなく山頂です。さすがに北海道の最高峰です。ここまでくる間の岩陰にはつららが溶けずに有りました。寒いはずです。山頂は広々としていますが、寒さが厳しく防寒を余儀なくされました。右上は爆裂火口を、下のパノラマは大雪山方向を山頂から見たものです。遮るものがなく絶景です。写真では晴れた山を登っているように見えますが、天候の変化は激しく、雲の中を何回か通過しました。
 

 
  間宮岳分岐・荒井岳と立ち入り禁止の御鉢平です。旭岳山頂から同行となった本州から来た二人がいましたが、間宮岳山頂で天候が変化しガスに包まれたため旭岳経由で下山すると引き返して行きました。私はそのまま中岳分岐ら中岳温泉経由で下山しましたが、登山届けにはまだ下山時間の記入が有りませんでした。どうしたのでしょうか・・・・


間宮岳から中岳分岐までは時間が掛かりませんでした。御鉢平の眺めが不気味で美しく見えました。
中岳温泉には小学生兄弟とお父さんの三人が入っていましたが、あまりの寒さにお湯の中から出ることができないようでした。中岳分岐から中岳温泉を経由してしばらくは、膝にくる下りでした。そこを越えると木道が続き、右下の裾合分岐を経由して進みましたが、途中で数十人の時計回りの観光登山グループが道を塞いでいました。女性ガイドが二名にしては、大所帯でした。それはいいのですが、後部隊が下山したい、中部隊がもう少しゆっくり登ってほしい、など言って言いましたが、後部隊はガイドが一人付いて下山することになりました。他の人は一人のガイドが何処まで連れて行くのやら。

その後どうしたのかわかりませんが、新聞には載っていませんでした。良かったのか悪かったのか、かなり無謀に見えました。
そんなことを見ながら曇り空の中をひたすら下山しました。裾合平らも晴れていれば最高の景色を見せてくれるのでしょうが、とても残念です。もう一度登らなければならないかもしれません。
二つの沼を左手に見ながら下山しました。5時間30分の行程でした。
下山後会社の同僚からラーメン屋が有るからとの伝言。キトビロラーメンを頼みました。出てきました。私はインスタントラーメンを頼んだわけではありませんでした。帰ってから同僚に文句を言いましたが、本人曰く、今までで一番うまくないラーメンを紹介したとのこと。私も納得しました。
ここを後に銀仙台へ向かいました。
山頂からの中岳温泉を眼下に昆布岳・愛別岳・北鎮岳・熊ヶ岳です。