登山探検 1839峰を登って見たい!

  憧れの1839峰を登るために、札内村のピュータンキャンプ場に前泊し、札内ヒュッテに車を止めて2泊3日の予定で登山を開始する。
荷物は、+予備日とし3泊4日分と単独のため32kgの荷揚げとなたが、水とアルコールの量が少々多かったようだ。
P1305付近で先行していた3人パーティーと合流する。荷物を見て大丈夫?とのことであったが、全く問題はない。
コイカク頭のテン場にテントを設営し、山々を肴に晩酌をたしなむ。日が暮れてきたのでライトを出すが着かない。相当に焦る。3人パーティーにライトを借りて修理完了で安堵!事前点検したものの、電池が逆に入っていただけだったが、本来の単独ならばかなりの反省材料となる。今後、小さくてもサブライトの持参が必須っと痛感する。
急登で疲れた分をアミノ酸系の補助食品を飲んだのだが、これがカフェインと同等の効果があったのと、テントが飛ばされそうな強風で全く眠ることができず、目標の起床時間に起きることができなかった。
テントの中で何時までもおさまらない強風に耐えたものの、風に飛ばされ滑落することを覚悟するほどの強風だった。
気が付くと3人パーティーはすでに行動し、視界から消えていた。
サッカーの脛当てを付けゴアのズボンを履いて行動したのだが、帰宅してみるとゴアの脛に穴が多数空いていた。
ヤオロマップ岳先で先行のパーティーを追い越して、1839峰に立つ。
今回の行程でヤオロマップ岳から1839峰までがメインイベントで高低差のあるアップダウンが続く。
山頂で、お互いに記念写真を撮り、先に下山する。2泊3日の予定であったが、幕営地に思ったより早く着いたので、テントを撤収するとともに不要な水とアルコールをデポし下山開始。
札内ヒュッテに着いたころには、日はとっぷりと暮れていたが、そのまま運転して自宅に帰った。10時をかなり過ぎていたが、風呂に入って晩酌し就寝した。
 
登山活動水分量は、時間×体重kg×5cc×0.8程度とされているが、天候、気温、ルート、所要時間、自身の体型を考慮し、普段からのデータ収集が必要だ。

札内ヒュッテ08:50~09:00登山口~09:20砂防ダム~09:40函1~09:45函2~11:00上二股11:30~13:45[P1305]14:05~15:05コイカク頭(テント泊)

コイカク頭05:40
~05:50コイカクシュサツナイ岳~07:20ヤオロマップ岳07:25~09:15[1839峰]09:50~11:40ヤオロマップ岳11:55~13:20コイカクシュサツナイ岳~13:30コイカク頭14:00~14:40[P1305]~15:45上二股16:15~17:10函2~17:20函1~17:35砂防ダム~18:00登山口~
18:10札内ヒュッテ

札内ヒュッテ⇒5時間25分(+50分)⇒コイカク頭⇒3時間30分(+5分)⇒1839峰(+35分)⇒3時間40分⇒コイカク頭(+30分)⇒3時間40分(+30分)札内ヒュッテ

16時間15分(行動時間)+3時間20分(休憩時間)=19時間35分(行程総時間・テン泊時間を除く)
 

・8時50分 札内ヒュッテ
 
32kgのリュックを背負い、札内ヒュッテを出発する。コイカク頭泊なので、のんびりとした出発となる。カムエクに向かうグループも居た。
  ・11時~11時30分 上二股
函を二つ越えて到着。大きな足跡が複数あった。ここに沢装備を高いところに吊ってデポし、出だし少々迷いながら三大急登の夏尾根を登っていく。
 
・15時25分~5時40分 コイカク頭
 
コイカク頭まではかなりな急登。ここをテン場とし設営する。窪地に張ったが、夜中の強風は凄まじかった。
  ・5時50分 コイカクシュサツナイ岳
 
ゴアのズボンの中に脛当てを付けて、1時間以上遅れて出発する。
 
コイカク頭からコイカクシュサツナイ岳・ヤオロマップ岳・1839峰の遠望。右の一番高いのが1839峰なのだが、遙か遠くに見える。先行者は全く見えない!追いつけるのだろうか?
 
 
・7時20分 ヤオロマップ岳
広々として、テン場になりそうだが、昨日の強風を考えると、恐怖だ。
  8時50分 前衛峰
 
前衛峰1752mから見た1839峰なのだが、細い登山道が見えるが、かなりの急登だ。
 

・9時20分~9時50分 1839峰
憧れの山頂に到着した。いつまでも眺めていたい風景だが、遠くに見えるテン場を考えると早々に出発する。360°遮るものはない。
  1839峰だが標高は1842mだ。その山頂から歩いてきた全行程が見える。左側の沢が上がっている中心部のテン場まで戻らなければならないが、かなり以上に遠い!遙か先だ!