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登別橘湖を見てみたい!


  なんと日本で唯一の私有の湖で、会員制(ビジターもOKになったようだ。)で釣りが行われているようだ。ただし、フライとルアーの「キャッチ&リリ-ス」のスポーツフィッシングのみだ。橘湖はカルルス温泉から東へ徒歩で約3km、面積9.5ヘクタールの爆裂口による楕円形の火口湖。周囲約1.2km、水面標高400mで、湖の周囲はミズナラ、ホオノキ、ハルニレ、オヒョウやキタコブシなど広葉樹林に包まれ、野鳥も多く、クマゲラのドラミングも聞こえる。湖岸は白砂と紫紅色の凝灰岩が湖水に映え、秘境の地の雰囲気を漂わせており、訪れる人も少なく静閑な仙境のたたずまいを見せている。橘湖への道は二通りあり、上登別手前の林道を約3km入ると入り口があり、ここから湖畔まで徒歩20分のコースとカルルス・サン・スポーツランド前入口から遊歩道(約1.9km)で徒歩40分のコースがある。

  橘湖に直接車で乗り入れることはできない。カルルス・サン・スポーツランド付近の駐車場から細い山道約1.8kmを40分程息を切らせながら登ることになる。湖には管理人小屋とアウトリガーの付いた貸しカヌーが有るだけで、売店などは全くない無いので必要な物は事前に調達する事をお勧めする。
  湖には管理人がいつも待機していたが、現在は不在(
2007年現在)のようである。湖の大きさは周囲1.2km、面積9.5ha(国土地理院二万五千分の一図による。)、最深部16m
  湖には様々な淡水魚が放流され、ニジマス(平均30cm)・ヒメマス・コイ(1m以上のコイも生息)などが棲息し、鳥獣保護区に指定されている。

橘湖フィッシング俱楽部

連絡先:
070-5067-4151

釣り時間:日の出から日没まで

釣り方:フライ&ルラー(フックは全てシングルとすること。)で、キャッチアンドリリース

釣人数:1日20名(予約制・会員優先・先着順)希望者は事務局で事前予約。


登別の橘湖会員に開放(19981004北海道新聞朝刊より)

湖としては国内で唯一、個人が所有している登別市カルルス町の橘湖が、道内初の会員制フライフィッシング専用釣り場になった。全国から会員が訪れ、北海道の大自然とニジマスの強引な引きを楽しんでいる。
橘湖は支笏洞爺国立公園内にあるカルデラ湖。2年前から所有している札幌市豊平区の自営業女性が「せっかくの自然を有効利用したい」と、水質調査を行い、ニジマス二千匹を6月に放流した。
自然を守るため、釣り方は昆虫などに似せた毛ばりで釣るフライフィッシングのみ。釣った魚はすべて放す。
会員は年間二百人募集、会費は年6万円。1日だけの利用は1万5千円。問い合わせは橘湖管理部011・615・6737へ