AGI Site Blogへリンク


Travel

ファイルサイズを表示している画像をクリックすると拡大します。
このページに戻るときはブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。

1月下旬、出張で新横浜に行くことになりました。普段は新幹線の乗り換えで利用する程度で、そういえば駅から出たことがありませんでした。

火事ではありません(^-^;;
街のたそがれの時間って感じ。

この出張のことを知人のH氏に話すと、「それじゃ、ぜひ『ラー博』に行ったらいいよ」とのこと。

『ラー博』というのは、新横浜にある「ラーメン博物館」のことでした。ちょうど先日、渋谷センター街近くのラーメン屋が集まっているところに行ったばかりだったので、似たようなものかな〜と思いつつ、時間があったら行くことにしました。

仕事先に着いてみて、この話しをしたところ、「行ってきたらいいですよ」とみなさんに勧められ・・・ブラブラ行ってみました。しかもラーメン食べるだけなのに、入場料(300円)までとられてフクザツな気持ちで館内へ・・・。

ところが入ってみてビックリ、というか固まってしまいました。館内はすべてが写真上のような昭和30年代の映画のセットのようなたたずまい。タイムスリップしたような感じです。BGMも当時のものばかり。

屋台も出ていて、電気ブランやハイボール、ホッピーやラムネなどもショットで飲める、いい雰囲気です。

しかも看板や建物のドアのノブや壁に貼られたはげたポスターに至るまで、移築したと思われるほどリアル。これで入館料300円はお得です。これ見るだけでも価値があります!

しかし問題はこの先のラーメンを食べるにあたり、目の前の行列をどうするか・・・平日なのに、何だこの人だかりは! しかもランチタイム過ぎているのに、なぜみな並んでまで食べる!?(・・・って私もか)

というのも、各店ともミニラーメンといって、普通サイズの約半分の量のラーメンを500〜550円で販売しているため、数店舗を食べ比べる人が多いらしいのです。

店舗は全部で8店あるので、とりあえず旭川のH氏に勧められた蜂屋に行ってみることにしました。ここが一番行列の待ち時間も少ないみたいだし・・・20分だけど・・・。

行列ができるのは、おいしいのもさることながら、どの店舗も席数が少ない! でも回転率が早い!

20分待って、相席にしてもらい、ひとりミニラーメンを食べる私。蜂屋のラーメンはとんこつ風だけど、どこか和風。魚ベースのスープもブレンドしているらしいです。あとはラードを焦がしたような香りが独特でした。


1件目に入った蜂屋は旭川ラーメン。

ちなみに私は麺類を食べるのが早い! いつもみんなに驚かれるほど早い! 7分で食べて出たところで、仕事先から電話が・・・。ランチタイムもこれまでか、と覚悟したところ、「並んでるでしょ。うふふ。次、どこ行くの?」

あれ?読まれてるかな・・・(^-^;; 「えーと、今、蜂屋を出たとこなんですが、次はすみれに行こうかと・・・それにしてもすごい行列ですね」

「あー、すみれね、あそこ一番行列が長いから。食べ終わったら電話してくれる? こっちの仕事の処理がぜんぜん進んでないのよ」

という寛大な(?)配慮をいただき、すみれに向かったところ、最後尾の人が「ここから待ち時間25分」の立て札のところにいたので、ほっとして並ぼうとしたところ、「あー、君君、ここは最後尾じゃないので、上の階段に並ぶように」と、いきなりおまわりさんが!! 実はこの方、コスプレ・・・いえ、警官の制服を着た案内係りの方だったんですねぇ。あーびっくり。


2件目に入ったすみれは札幌が本店。

最後尾に着いてみると75分待ちで、「もういいや〜」と諦めて帰ろうとしたところ、先ほどのおまわりさんが再び登場。「今、店を見てきたんですが、団体さんが終わったので、この先進むの早いですよ」と親切に教えてくれたので、またしても待つことに・・・。

待っていても、館内の随所の凝った昭和の再現を見ていると時間が経つのも忘れます。結局待ち時間は40分程度ですみ、店内でミニラーメンをオーダーしました。

しかし! 出てきたラーメンを一口食べて私は大失敗したことに気がつきました。「普通サイズにすればよかった・・・」そのくらい、すみれのラーメンは私にフィットしていました。

スープの濃さ、麺の太さ、これまでのラーメンのなかでもマイトップクラスにいきなりランクイン。私は結構濃厚なスープが好きなのですが、隣で食べていた女の子は「結構コイ〜ねぇ」と驚いていました・・・。 今度はぜひ地元で食べてみたいものです。

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


今回泊まった船の帆の形のインターコンチ。
ランドマークタワーからのショット。
(51KB)

 


ホテル・パラッツォ・サッソ。
新婚旅行はこんなところに行きたいものです。

(106KB)

仕事先に戻ると、みなさんラー博を制覇しているばかりの方で、あそこがうまい、ここがいい、とラーメン談議に花が咲きつつも、仕事をひととおり終えました。

今回は珍しく連日、横浜で仕事が続いたので、宿をとることにしました。私の住む多摩の山から港横浜まではおよそ1時間半なので通えないわけでもないんですが、翌朝はホテル近くで打ち合わせ、しかも1日目は泊まるホテルでお客様とディナーの予定が入っていたので、この日はインターコンチネンタルホテルに泊まりました。

横浜駅東口から、シーバスという海上バスで10分ほどの船の旅(?)でホテル前の船着場に到着です。短い時間ですが、海の上を移動することで、仕事から解放されたような気分になれます。夕暮れの湾内を飛ぶカモメや、遠くの大型船が新鮮に感じます。

お客様とのディナーまであまり時間がないので、そそくさと支度を始め、レストランへ。

ちょうどイタリアの高級ホテル「パラッツォ・サッソ」のイタリアンのシェフが招かれ、フレンチ・イタリアン・フェアをやっていて、とても自分ではありつけないメニューをいただくことができました。食事中、シェフが挨拶に出てきたところ、若くてイケメンでビックリ。ますます食事がおいしく感じたのは私だけ?(^-^;;

今回はシャンパンのあと、シャトー・ラ・ラギューヌを選んでいただきました。重すぎず、カベルネのこなれ具合がちょうど良い99年もの。
みなさま、ほんとにご馳走様でした。m(__)m 

この日は風邪気味だったこともあり、食事後はすぐに失礼させていただき、部屋へ引き上げ、早々寝て次の日の仕事に備えました。せっかくの横浜でしたが、翌日は中華街に足を伸ばす元気も時間もなく、プチ残念。

春の風が吹く頃、そろそろほんとの「旅」に出たいなぁ。次回の旅をお楽しみに。

 

−おしまい−


今回いただいた、シャトー・ラ・ラギューヌ1999年。 (53KB)

 

-----今回のクリック-----

ラーメン博物館 (神奈川県横浜市)
「すみれ」はほんとにおいしかった!
館内の凝り具合も、徹底していました!

横浜・グランド・インターコンチネンタル・ホテル
船の帆の形のホテル。

フランス料理 アジュール
高級レストランで店内も広いのに、ほぼ満席という人気のお店。

パラッツォ・サッソ(イタリア)
ため息が出るほど、絶景のロケーション。南イタリアの世界遺産アマルフィ海岸にあるホテル。

 

▲ Page Top