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Travel

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大浴場の天井(25KB)

 

 

今年の夏休みは9月に母と岩手県一関市の温泉旅行に出かけました。

先日「Weekly AGI」でクイズにした左の写真はそのときに宿泊した「かんぽの宿 一関」の温泉の天井です。部屋の窓から撮影したものです。

このホテルは高台にあり、名勝天然記念物に指定されている厳美渓(げんびけい)からほど近いところにあります。JR一関駅から車で20分くらいで、路線バスもホテルの前に止まります。

温泉は癖のない泉質で、サラサラした無臭透明なお湯でした。全部で18種類ほどのお風呂を楽しめ、日帰りでも利用が可能です。

◇かんぽの宿 一関
http://www.kampo.kfj.go.jp/sisetsu/yado/2034/index.html

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厳美渓(59KB)

 

 

ホテルから車で5分ほどのところに左の写真の厳美渓があります。切り立った岩の間を驚くほど澄んだ水が流れています。栗駒山を源に流れる磐井川が2Kmにわたる渓谷美を作り出しています。

ここでは高台から東屋まで、籠に入ったお団子がロープウェイのように行き来する「空飛ぶだんご(かっこうだんご)」が有名で、ぜひその籠を写真に納めようとねばったのですが、ものすごい速度で飛んでくるため、結局写真には納められず・・・残念。

この厳美渓とは別に、一関からバスで40分ほどのところに猊鼻渓(げいびけい)という砂鉄川が流れる渓谷もあり、こちらは日本百景の一つに数えられ、川くだりもできる風光明媚なところのようです(今回は行けず残念)。

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祥雲寺本堂(37KB)

 

 

 


樹木葬をしている山(37KB)

 

さて、今回の旅の目的はただの温泉旅行ではありませんでした。

母がかねてから望んでいたお墓の下見です。お墓というといかにも「墓地」を想像してしまいますが、私たちが向かったのは「樹木葬」をしてくれる祥雲寺というお寺です。こちらは臨済宗のお寺ですが、一般の墓地とは別に宗教宗派を問わず埋葬してくれる山をお持ちなんです。

墓地といっても、墓石は立てません。1m四方の土地に、お骨を壷に入れずに直接土に混ぜて入れ、そこに生前契約者が望んだ花や木(自然の山里なので低木で強い野生のものを選べます)を植えるというものです。まさに「土に返る」のです。

この樹木葬は1年程前に母の地元新聞のコラムに掲載され、以来ずっと興味を持っていたようです。長く梵字を書き続け、仏教にも詳しい母は、ずいぶん前から死んでからのことに関しては、驚くほどあっさりした考えをもっていました。

若い頃は母が死ぬことなんて怖くて寂しくて、考えるのも嫌でしたが、私自身も歳をとり、老後のことをボチボチ考えるようになると、そうも言っていられません。ここ2年ほど、死について母と率直に話し合うことで、ずいぶんと心も軽くなりました。

草花が大好きで、暇さえあれば庭に出ている母が、自分が最期に眠る地を一緒に訪れることが出来て、よい思い出になりました。樹木葬に関しての詳細は下記のサイトをご覧ください。祥雲寺にはメールでも問い合わせが可能ですが、電話のほうが早くて確実だと思います。

◇花に生まれかわる仏たち
http://www.kurikoma.or.jp/~chisaka/index.html

◇祥雲寺
http://www.kurikoma.or.jp/~imamuraa/iti/rekisi/shouunji/shouunji.html

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弘前城(30KB)

 

2泊3日の旅行から地元(青森県弘前市)に戻って、滅多に行くことのない弘前城にお散歩に行ってみました。桜の時期とはうって変わって人が少なく、ゆっくり散策できました。

もう少し秋が深まると菊祭りで賑わいます。桜の時期もいいですが、秋の弘前城も結構穴場。

弘前城は、江戸時代初期、津軽為信公が当時は高岡と呼ばれたこの地に城を築いたとき、岩木山神社の真正面の方角に当たることから、地名を広前(ひろさき)と改め、のちに弘前の字を当てたそうです。

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蕎麦屋「高砂」

 

弘前には何件か蕎麦屋の老舗がありますが、私はこちらの高砂がめちゃ気に入っていて、帰省した折には必ず行くところです。ほとんどの人がオーダーする「天ざる」か「てんぷら蕎麦」にはでっかい海老のてんぷらが2尾ついてきます。ブリブリの海老の食感は一度食べたら忘れられません。あ、ついでに言うと、蕎麦屋にはつきものの日本酒はありません。っていうか、蕎麦以外のメニューはありません・・・・(^-^;;

蕎麦自体は細く、繊細な感じです。だしはかつおがきいた濃口醤油。

丁寧に作っているせいか、オーダーしてから出てくるまでにちょっと時間がかかります。

昔の屋敷を改装したと思われる造りで、門構えは意外と地味です。夏は中庭を眺められる座敷もおすすめ。とにかく混むので昼時ははずすのがいいかもしれません。とくに駐車場は小さいので要注意。

弘前市親方町1-2 電話:0172-32-8025
弘前駅前からバスで10分。 月曜定休

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レストラン山崎

 

こちらは今回初めて行ったフレンチのお店。メニューを拝見すると、地元の食材にこだわり、幻の魚「イトウ」や、生産者指定無農薬野菜、自然飼育牛などの食材が勢ぞろい!

伺ったのは日曜のランチでしたが、数種類のメニューからオードブルやメインを選べるプリフィックス。焼きナスを使ったスープや自家製スモークサーモン、鶉のロースト、牛テールのワイン煮込みなど種類も豊富で、いずれもとてもおいしかったです。このとき飲んだワインはコート・デュ・リュベロン(DAMAINE DE CITADELLE Cotes du Luberon 2000)。バランスがとても良いワインでした。

ワインの種類もバラエティに富んでいて好みのものが見つかるはず。シェフご自慢の格付けワインもあり、メニューを見せていただいただけで感謝感激。

カウンター席もあり、1人でもゆったりできそう。人気のお店なので、できれば予約したほうがいいかもしれません。

◇レストラン山崎
青森県弘前市親方町41 電話 0172-38-5515
http://www.jomon.ne.jp/~restyama/

 

 

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