趣味彩彩

随筆001：2008/09/04　
　趣味は多いが体は一つ。したがって、みな中途半端な腕前であることは否めない。只今やりたいことを、集中してやるようにしている。
　ゴルフのクラブは、ベン・ホーガン、マグレガー、ゴールデン・ラムを経て、現在はヨネックス。コンセプトに惚れている。特にシャフトは、既成概念とは一線を隔している。
　音楽は何でも好きだが、モダンジャズは、奏者の個性・人間性がハッキリ見えて、魂を感じる。
　写真撮影は父・兄の影響で中学生のころから。カメラはオリンパス、ブロニカ、ニコンを経て、現在は再びオリンパス。
　ビデオもいいところはあるのだろうが、これまでそのカメラを手にしたことはない。画面が流れるので視覚で追うだけに陥りやすく、強く記憶に残らない。写真は、その時を、その瞬間を・・・と、時間と記憶を切り取って残せる。この“時間と記憶を切り取る”感触がたまらない。したがって、これからもビデオカメラを手にすることはない。
　釣りはあらゆる釣りをやってきたが、行き着いたところが「へら」。向こう合わせでは釣れない。特に厳寒期のウキの１�o以下の動きに合わせ、乗ってきた時の達成感・感覚は他の釣りでは味わえない。「へら」の道具に凝りだすと、際限なく金がかかるのが難点。
　読書は、小生が中学生のころ、兄が世界文学全集を定期購買してくれ、それからますます読書が好きになった。いい本を読むと、語彙も増える。

写真１

　上の写真１は「キュウリ」。種を播き、やがて芽を出し花を咲かせ、
実となる。大した手を掛けるわけで
はないのに・・・。愛おしいものだ。
　レタス、アスパラガス、トマトなどと一緒に朝採りし、サラダでいただく。みずみずしくてシャキシャキ、甘ささえ感じる。“新鮮”とはこういう事なんだと、つくづく教えられる。
　右上の写真２は我家の畑「ファーム晃楽」、約１６０坪。奥には義兄が経営するゴルフ練習場。約２１０ヤード、６０打席。
　写真は撮影順に載せる。敢えてジャンル区分はしない。撮った時が、「撮りたい」という自分の感情なり感性なりが働いたときと思うので・・・。何事も整理・区分をし過ぎると、何か大切なものを置き忘れてきた感じがする。

随筆002： 2008/11/07
　犬は可愛いし大好き。家畜（ペット）として人間との付き合いが一番長い動物が犬とのこと。大学に入って上京するまでの１８年間は、実家（日光）でスピッツと共生していた。今でも時々そのスピッツを懐かしく思い出す。
　　写真３は我家の愛犬“３代目麿”。犬種は名付けて「ビーズー」。父がビーグル、母がシーズーで両親ともれっきとした血統書つきだが、生まれた子供は雑種となるのが不思議な気がする。人間なら、“血筋のいいお坊ちゃま”である。
　１９９９年３月９日生まれ。この写真の撮影は生後１ヶ月。乳離れしていないだろうに・・・。それを思うと、麿の両親に代わって精一杯の愛情と必要最低限の躾を・・・と思う。芸当はさせない。

随筆003：2008/12/05
　麿の子供のころの写真で、2009年のカレンダーを作った（写真４）。可愛いショットでしょ・・・。9年前のこの瞬間が鮮やかに蘇る。写真はいいですね・・・。2人の子供の膨大な写真もそれぞれのアルバムに整理してあります。
　小生の子供のころの写真が1枚もない。他の兄弟姉妹はあるのに。父に尋ねたところ、「おまえはガキ大将で、遊び（チャンバラ、アイスホッケー、野球など）で忙しくて、家に居なかった・・・」とのこと。納得！

随筆004：2008/12/21
　「アメリカがクシャミをすると日本は風邪をひく」方程式は相も変わらず。今回はアメリカもクシャミだけでは済みそうもないようだ。円高のこのチャンスに、子供宅への訪米用にドル替えしてきた。
　明日はホームコースでゴルフ。昨年までは週一だったが、最近は月一ゴルフ。ゴルフの2度目の倦怠期かな？

随筆005：2009/01/01
 新年明けましておめでとうございます。写真５は本日撮影の初日の出。我が家の２Fベランダから撮影。ここで一句。
　「新年を　迎えて末期高齢者　めでたくもあり　めでたくもなし」（85歳になった詠み人知らず）。
　個人の幸せはその核集団である家庭の幸せがあってこそ、家庭の幸せは縁者・地域の幸せがあってこそ〜国〜世界〜地球。そのためにどこを意識し担うか、どこに強く働きかけるかは、個人の履歴・度量などによる。だが、少なくとも、個人がかかわっていると認識できる周辺は幸せでなければならない。小生などは、殺し合いのない世界、破壊されない地球を・・・と祈ることだけしかできない。“祈るだけなら猿でもできる”と言われそうだが。

随筆006：2009/01/27
　誰にでも「第二の人生」、「第三の人生」が必ずやって来る。この処を健勝に迎え、謳歌するには、只今現在の「第一の人生」を、“謙虚”さを備えて力強く生きる必要がある。どんなに大きな事を成しても、この“謙虚さ”が備わっていなければ、第二、第三の人生でシッペ返しを喰う。
　各界・各分野で全盛期を誇った人たちのその後の在り方を見れば、このことは大事な要素だと思う。

随筆009：2009/03/01
　早いものでもう3月。今年も残すところあと10ヶ月しかありません。ゴルフシーズン到来に向けて、今年は少し練習を…。
　「イメージとダメージ」：ゴルフは「距離と方向」を一つのボールに載せて、スコアを競うスポーツ。自分のそのイメージからどちらかが逸脱したらミスショット。“イメージ”は大切。だが自分のできないことまで膨らませては大きな“ダメージ”を受けることになる。特に視力・体力・集中力・脳力などの低下（小生はこれを「生前硬直」という）を来し始めている小生たちの年代では・・・。
　写真７左は「フクシア」、右は「白ベゴニア」。どちらも可憐だ。

随筆010：2009/03/10
　「モグラの仇返し」：一昨年の今頃、畑の隅に積んでおいた籾殻の入ったビニール袋の山を片付けていて、一番下の袋を持ち上げると４、５匹のモグラの赤ちゃんが手足をバタバタさせていました。よく見るとまだ眼を開いていません。モグラには野菜や果樹の下にトンネルを掘られ、痛い目に逢っていたのですが、「やれ打つな　蠅が手を擦る　足を擦る」を思い出し、いたずらしないことを祈りつつ、ソーッと袋を戻してやりました。2年後の現在、元気に暴れまわり、ますます痛い目に逢っています。まるで「鶴の恩返し」の裏話のようです。