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妖怪道中膝栗毛 漆(七)「旅の終わりは妖怪ワ〜ルド」
大妖怪を追って江戸時代を旅する蒼太、お夏、信助は、とうとう京に到着。 大寄合に出ることになったが、陰謀により大混乱に巻き込まれてしまう。 その犯人を捕まえた3人に、大河原博士は衝撃の事実を告白する。タイムマシンのタイマーにより、 強制的に戻った未来で3人が見たのは、人間と妖怪が暮らす社会だった…!? 大好評、妖怪満載の痛快読み物、ついに、波瀾万丈の最終巻!(あかね書房HPより) 3人の東海道中(寄り道つき)もついにゴールです!何にふれてもネタバレになりそうな、いっきに謎のとける巻になっています。 カバー絵にはどどんと五郎左衛門登場(実は2巻にも登場しているのですがニャー)、 三条大橋と鴨川には各巻のカバーそでで愉快な江戸扮装をしてくれたちび妖怪たちをちりばめました。 オビをとると、ちょっとしたネタバレが出てくるしかけも小さくこっそり入れています。何かわかるかな? 背景の妖怪大群は、「記念撮影に間に合え!」といった体で表紙にむけて大集合です。 挿絵も合わせて、いちばん妖怪を描いた巻じゃないかなあと思います。 少しづつ描き込みがふえる地図など、子どもたちに楽しんでもらえる趣向をこらしたり 妖怪のデザインに頭をしぼったり、毎回おもしろい取り組みができ すてきなお仕事をさせていただきました。 折からの妖怪ブームにも乗ったのか、年2回刊行で4年弱つづいたこのシリーズは好評をいただき 版を少しづつ重ねていっています。大人が読んでもわくわく楽しいこのシリーズ、広がっていってほしいです。 図書館に置いてあることも多いようなので、興味をもたれたらぜひ読んでみてください。 2014.10 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |