いわゆる「環八雲」の写真             
           2006年8月7日と2004年8月4日、2011年9月16日の事例   

             撮影:千葉晃 (東京都武蔵野市)

 筆者は、そのような雲の存在をどんな論文に掲載されていても、一切信じてきませんでした。
が、自宅@東京都武蔵野市で撮影してしまいました。撮影の方向は南東方向になります。
「環八雲」というよりは「雲列」といったほうがよいのかもしれません。ただし、まぎれもない
「環八雲」です。



        (C)千葉晃 CHIBA AKIRA 2006-2007

以下EXIF情報です。
ファイル名 : DSC_5301.JPG  Exif : Exif 機種 : NIKON D70 露出時間 : 1/320秒 レンズF値 : F9.0
露出制御モード : プログラムAE オリジナル撮影日時 : 2006:08:07 17:17:39 露光補正量 : EV0.0
開放F値 : F3.5 


              (C)千葉晃 CHIBA AKIRA 2004-2007

 それで、今別な写真を探していたら、なんともう一ケースあるのを思い出しました。
以下の写真です。2004年8月4日 18:20に撮影しました。私は雲物理屋ではないので、原因解析
はできません。いずれにせよ、同じところに雲列はできるようです。
ファイル名 : DSC_0800.JPG
▼メイン情報
機種 : NIKON D70 変更日時 : 2004:08:04 18:20:44
▼サブ情報
露出時間 : 1/160秒 レンズF値 : F6.3 オリジナル撮影日時 : 2004:08:04 18:20:44
画像圧縮率 : 4/1 (bit/pixel) 露光補正量 : EV0.0 開放F値 : F3.5 自動露出測光モード : 分割測光

以上2葉の写真は、出所と撮影者を明記いただければ、研究・教育・報道などでお使いいただけます。
高解像度版も保持しております。


成因やヒートアイランドと関係があるということまではわかりませんが、少なくとも以下の写真のように
関東地方で夏場に雲列ができるのは、不思議なことではないと思います。パイロットの方などのご意見
をきくとわかると思います。環八雲かどうかは、そこに特有なものなのか、関東平野全体で見られるのか
は明白にしたほうが個人的にはよいような気はしています。


    ↑2006年8月18日 11時21分21秒撮影 本千葉から加曽利方面の雲列
              成田から出発した香港行きのCX501便機窓より


   ↑2006年8月18日 11時25分03秒撮影 鶴見鷹野大橋上空から、田園調布方面に
     うっすら雲列が見えます。この延長上がちょうど環八になります。

2007/04/21 発表


2011年9月16日の事例 追記

武蔵野市内 吉祥寺東町より世田谷方面

お若い方、お二人も目撃しました。やはり環八雲、あるみたいですね。

撮影機材は、LUMIX DMC-FX66です。
露出時間 : 1/50秒
レンズF値 : F4.0
露出制御モード : プログラムAE
ISO感度 : 160
オリジナル撮影日時 : 2011:09:16 17:47:07

成蹊気象観測所の18時
気温 28.5地℃、露天温度22.5℃、相対湿度70.2%
現地気圧1006.5hPa、南の風、1.8m/s、最大瞬間風速5.7m/s

やや蒸し暑く、風が比較的強かったです。


トップページに戻る