スキーヤー危機一髪!?

このコーナーは作者がスキーに行ったときに実際体験したピンチ・トラブル談を紹介いたします。

(お詫び:文章がヘタクソですが、どうかお許しを...)


  1. トンネルを抜けるとブレーキが利かなくなってしまった!
  2. 時速140kmのコンタクト紛失!
  3. チェーンの鎖が届かない!
  4. 逆方面の列車に乗ってしまった!
  5. 吹雪のR17
  6. 顔面激突!
  7. (最低のツアー・Part1)ホテルと言う名のバンガロー
  8. (最低のツアー・Part2)「3部屋1泊」が「1部屋3泊」で予約されていた!

1.トンネルを抜けるとハンドル&ブレーキが利かなくなってしまった!            

10年前の4月に、春スキーの苗場からの帰りで三国トンネルを出たときにそれは起きた。(当日、東京は暖かく、午前中にスキー場に行くときはぴーかん照りで帰りはとてもそのようなことになるとは思わなかった)スキー場を退場するときはみぞれ模様で、チェーンをつけるのをどうしようか迷った。道は雪が積もってなかったせいもあり、まわりのクルマはほとんどチェーンをつけていなかったので自分もチェーンをつけなかった。それが判断ミスだった。私のクルマが突然ハンドルとブレーキが利かなくなった。スケートリンクの上にクルマが走っている感じで、当時、雪道ドライブもあまり体験がなかった私は相当ビビリました。私の頭の中には「もう、追突は仕方がないな」とういうあきらめでいっぱいだった。そのときに目の前に左カーブの端にある、下水の浅い溝をみつけました。そのとき「イチかバチか、下水の溝に左タイヤをはめこんでクルマを止めよう!」とひらめきました。それでハンドルを左右交互にまわし、ブレーキはおもいっきりというくらいポンピングをくりかえし、同乗した友人らにクルマの重心を左側になるよう運転手以外、全員左側の座席に移動してもらった結果、下水の溝に左前タイヤを溝にはめこむことができ、クルマを無事無傷にして止めることができました。(そのあと、持っていたチェーンをはめようとクルマから降りた途端、足が滑ってしりもちを打つほど路面はツルツルで、私の後ろを走っていたクルマ(チェーンを着けてた)は、そのまた後ろのクルマ(チェーンなし)に追突していた)


2.時速140kmのコンタクト紛失!                               

視力0.01のド近眼の私はふだんは(メンテナンスが簡単なので)メガネを使用している。しかし、スキーに行くときくらいそれがすごく不便になる。メガネはいくらくもり止め剤を塗っても、曇ってしまうのである。特に滑走中に曇ると視界が妨げられ、たいへん危ないので、スキー滑走用にコンタクト(ハード)を両目で12、000円という安値(よく「ぴあ」などの広告に載っている激安コンタクト店にて)で買った。装着感がいまいちだったが「スキーだけだからいいや」と思った。それがアダとなった。天神平に日帰りスキーに行った帰りにそれは起きた。コンタクトは着替えの時に着けるのは面倒くさいので家で装着した。帰るときになるとコンタクトに慣れていなのでの目が疲れていたのでコンタクトを早くとりたかったので家路に急いだ。運良く?関越はすいていて沼田からは雪がなく、下り坂なのでクルマは平均時速110〜120km/Hでとばして行った。さらに、高崎あたりになると道のカーブが緩やかになるので140km/Hなった。でその時無意識に右目をこすったとき悲劇は起きた。右目のコンタクトが外れ、突然視界がぼやけた。たいへん焦ったが幸い左目は大丈夫だったので、80km/Hまでにスピードを落とし、ゆっくりと上里SAまで走った。同乗した友人はペーパードライバー&免許なしなのでコンタクトを見つけないと帰れない。SAに着いたらクルマの中を徹底的にコンタクトを探しまくった。しかし、15分探しても見つからなく、疲れたので、落胆の気分でクルマのシートを倒してちょっと休憩したところ、胸元にへばりついているコンタクトを発見した。まさに九死に一生を得た感じがした。その後、コンタクトは装着感の良いスーパーEXレンズ(Oレンズ)を買い直した、また、スキーに拘らずコンタクトを着けて外出する時にはコンタクトの携帯用3点セット(洗浄液・保存液・ケース)とメガネを持ち歩くようにしている。


3.チェーンの鎖が届かない!                                   

これも10年以上の前に苗場に行った帰りの話です。駐車場に戻ったとき、クルマのフロントグラスには雪が3〜5cm積もっていて、チェーンがないととても走行できない状態だった。FFのクルマだったのでチェーンを前につけようとした。が、右はOKだが左のチェーンがどうしてもつかない。理由は前回にスキー場に行ったときに、ガソリンスタンドでチェーンをつけてもらった時、余分なチェーンをすべて切断されてしまったのだ。また悪いことに、最後の手段でジャッキアップしてつけようと考えたが、ジャッキアップの機械をトランクの中に邪魔になるからということで家の物置きに置き放しにしてしまったのだ。仕方がないので、クルマの出庫ラッシュを待って(プリンスでお茶して)からとりあえず、右だけはついているので、右装着のみでそのまま走行した。なぜか、ぜんぜんスリップしないで苗場のガソリンスタンドまでだどりつけ、そこでチェーンをつけてもらいました。とてもラッキーでした。たぶんそんな芸当ができたのは、近所にガソリンスタンドがあったこと、道が圧雪状態で比較的走行しやすかったことだと思いまいした。ちなみに、現在はクルマは4WDを3年半前に購入し、タイヤはスタッドレスにし、もしもの時のチェーン装着は10年の経験で片輪2分弱で簡単につけられるようになりました。


4.逆方面の列車に乗ってしまった!                               

今から7年前くらいに野沢温泉に友人と2人で行った時のこと。行きはシュプール号を利用し、帰りは飯山線普通列車+特急「あさま号」を利用しようとした。スキー場からの帰り、戸狩野沢温泉駅に到着するとホームに列車が上下2編成停車していた。長野方面に向かって左側の列車に乗車しビールを飲んだところで列車が動き始めた。すると、列車は長野とは逆の方向に走り始めてしまった。時刻表を見るとその列車は「森宮野原」止りで、上越線の「越後川口」まで行かない。また、その列車は最終列車である。財布を見ると7〜8000円しかなく、宿に泊まる金もないし、銀行も日曜日で閉まっていてキャシュカードも使えないし、冬で野宿もできない。あとは上りの列車がどの駅ですれ違うが調べようとしたが、私は小型の時刻表を持っていたが小さな駅が省略されていてそれがわからない。すると、幸いにも友人がA4版のぶ厚い時刻表の飯山線の部分のコピーを持っていてそれを調べることができた。それがわかったのが乗っていた列車が次の駅で最終の長野行きとすれちがう時間だった。次の駅で長野行きに乗りかえ、長野で上野行きの夜行急行で帰った。乗りなれないローカル線を利用するときはをA4版のぶ厚い時刻表のその路線の部分のコピーを持っていこう。


5.吹雪のR17                                           

それは5年前のことだった。会社の後輩と男女8人で苗場に1.5泊で行ったときだった。私と他2人はフレックスタイムで会社を早引けして、一足先にナイターを滑った。4人は会社を17:30までに勤めた後、クルマで23:00ごろまで宿に到着することになっている。あと1人の女の子は某アーティストのコンサートがあって、それを観覧して最終の新幹線で越後湯沢に行くこととなり、新幹線の到着時刻(23:30くらいだったかな)までに私が迎えに行くことなった。ところが22:00を過ぎる(そのころ4人組が到着した)と急に雪が大降りになってきた。それも半端でない、大吹雪である。昼間スキー場に行くときは雲ひとつない晴れの天気だったのに...山の天気はほんときまぐれだ。ふつう車がすいていれば苗場から湯沢駅まで30分あれば行けるが、倍に時間がかかると思い、1時間前の22:30に宿を出た。苗場←→湯沢駅間のR17(国道17号)は道がくねくねしてるので時速30kmの速さで慎重に運転したが、長岡ナンバーのクルマが次々に自分の車を追い越すので、少しスピードを上げても大丈夫だなと思い、スピードを40km/Hで走らせた途端、タイヤ(FFで4輪スタッドレス)が滑り、クルマの先が雪の壁にぶつかってしまった。「エンジンルームやられたかな?」とクルマをおりたところ全然へこんでいない!吹雪のため雪壁が軟らかだったのでバンパーが少しへこんだだけでとてもラッキーだった。スタッドレスのままだとクルマが動かなかったので、雪の壁にぶっついたままの状態で、タイヤチェーンを装着した。タイヤハウスの中に雪がびっしりはいっていたので、まず片面のみ雪を除去してチェーンを着けて、クルマを安全な場所に移動しもう片輪に着けた。湯沢駅には20分くらい遅れて到着した。そのころ新幹線がちょうどホームに到着した。女の子を出迎えてクルマにのせて、こんどはクルマを苗場まで走らす。まだまだ吹雪の状態で、こんどは同乗者がいるので慎重に20kmの速さでクルマを走らせた。宿に新幹線到着後1時間30分弱で宿に着いた。部屋に入るなり、あまりにも到着が遅かったので、仲間から「その女の子とどっかいいところに寄り道しただろ!」とはやし立てられた。(恐るべき「長岡」ナンバーのクルマ!しかし、苗場に行くときはピンチ・トラブルが多いな!)


6.顔面激突!                                            

7年前くらいに、会社のバスツアーで栂池に行ったときのこと。栂池のゲレンデは平坦なところが多い。特に「鐘の鳴る丘ゲレンデ」は初級者の天国だ。スキーを初めて4年目の私は、上級者ゲレンデもそれなりになんとか滑れるレベルになったので、初級者ゲレンデになると「こんなところ、ちょろいもんだぜ!」と言わんばかりにカットびたくなる年頃?でもあった。それが災いした。初級者コースをカットんでいたとき、リフトの上から「○○さん!」と同じ会社の女の子の私を呼ぶ黄色い声が聞こえた。それに私は見とれ、そのリスト方向に体を向けて、ストックでVサイン(といっても、西城秀樹のYMCAの“Y”)の形を、ポーズしたところ、ゲレンデのブッシュに板を引っかけ、勢いでゲレンデに顔面を強打してしまった。そのおかげで、ゴーグルにヒビは入るは、眼鏡は割れるは、リフトの女の子に超カッコ悪いシューチュエーションをお披露目してしまうは、とってもサンザンだった。また、私は視力0.01のド近眼で、眼鏡がないと生活できないので、家路に着くまで、ひたすら時を過ぎるのを待つばかりであった。トホホ...


7.(最低のツアー・Part1)ホテルと言う名のバンガロー                   

学生時代にバスツアーで志賀高原に行ったときのこと。確か1泊両夜行でツアー料金が1万5000円超破格値のツアーだった。しかし、ツアー内容も超掟破りのものだった。

まず、行きのバスの話しから。シートに座りしばらくすると、ツアーコンダクターの人がジュースとリフト割引券を配り始めた。すると我々のところを通過した。なぜジュース&割引券がもらえないのですか?と問うと「あなたがたは××ツアーの人でしょう。ジュース・リフト券をもらえるのは○○ツアーの人だけよ」と言われた。そう、このバスはツアー混在だったのである。確かにパンフには「ウエルカムドリンク」なんて書いてないから仕方ないけれど、ツアーコンダクターの人が差別をする態度が見え見えで、とても気分が悪くなった。またツアー客の何人かは「補助いす」に着座された人もいた。ちなみにバスもオンボロで、暖房効きすぎ&すきま風ピューピューでとても仮眠どころではなかった。

スキー場に着き、宿泊先のKホテルに着いたが、ホテルは名ばかりでそれは「バンガロー」そのものだった。脱衣所で着替えたが脱衣ロッカーがほこりをかぶり、また、床にはカビがこびりついていた。楽しかったスキーを終え、ホテルに戻り、部屋にエスコートされたが長―い渡り廊下を歩かされ、着いた部屋が4畳半の小部屋でコタツのみで部屋暖房とテレビがない!これでは、かぐや姫の「神田川」で歌われるような下宿が4畳半になっただけではないか!テレビは3つの小部屋につき1つの割当てで室内アンテナ(山奥で映るか!)なので写りがとても悪い。それも有料(1時間100円)である。とても呆れてしまった。テレビは唯一の娯楽だが、それも楽しめないのである。何もないので、風呂はきたないのはわかっていたが、やることがないのであえて行った。が、湯舟にお湯が半分でそれもぬるま湯でお湯が垢かなんかしれないけどとても汚れていた。湯舟にはいるのはあきらめてシャワーだけでも..蛇口からチョロチョロとぬるま湯しか出ない。私はそのお湯にタオルにつけ体を拭きさっさと浴場を後にした。そして、夕食に行く。

夕食も最悪。ご飯がベチャベチャで半分お粥みたいで冷めている。味噌汁も冷めている。おかずはアジの干物とても小さい。天ぷらも衣が思いっきり付いていてカモフラージュもいいところ。お茶もパックで香りがなく、お湯に色がついているだけ。まともに食えたのは野沢菜だけだった。その後、夜は何もすることがなく(志賀高原は野沢温泉みたいに温泉街がないので、みやげやお酒も買いに行けない)友人とちょっとだべって22時に就寝。翌朝、起床後、洗顔&トイレに行くのに、長い渡り廊下を歩いて行き、洗面所は長蛇の列。トイレは数が少ないらしく、女子トイレは廊下まで行列ができていた。朝食もまずい。そしてスキーに行く。ゲレンデだけが我々を歓迎してくれた。そして、帰りの時間。フロントの人から予定が変更になって、バスはホテル前まで迎えに来ないという。最寄りのバス停で待ってくれという。バスの到着15分前にホテルを出て、しんしんと雪が降るバス停へと歩いて行き、寒い中30分近くもバスを待たされた。最悪のツアーもここまでくれば言葉もないところでありました。(その後、そのツアー会社は倒産しました。しかし、そのホテルはまだあるみたいだけど..)


8.(最低のツアー・Part2)「3部屋1泊」が「1部屋3泊」で予約されていた!       

昨年友人6名で長野のあるスキー場に行ったときのこと。ある旅行会社のツアーのパンフレットを見て、ホテル宿泊(パンフレット上はとてもきれいなホテルだった)で夕食が焼き肉食べ放題で1泊17,000円というお得なパックがあったので「3部屋1泊」で予約した。チケットにも「3部屋1泊」と表記されていた。で、当日になり、宿泊するホテル「Aホテル」に到着したところ、フロントは雑然として、掃除がきちんとなされていなく汚なかった。見た目がパンフレットとイメージが段違いでがっかりした気分になった。がしかし、仕方がないので、チェックインを済ませ、風呂場でウェアに着替えが終わりそうな時に館内放送で私の名をを呼んでいるのが聞こえた。

それは、旅行会社からの電話であった。「たいへん申し訳ございません。ホテルの手違いで、あなたのツアーの予約がきちんとできていませんでした。手違いで「1部屋3泊」の扱いで部屋をキープしてしまいました。」「困りますよ!せっかくの旅行が台無しじゃないですか!」「すみません、で、当社で同レベルの代わりのホテルの部屋を用意いたしましたので、お手数ですが、そのホテルに移動していただけませんか。ホテルの名前は「Bホテル」でそちらのホテルはゲレンデの目の前でお客さまがそれなりに満足できるところだと思いますので、どうかそれでご勘弁していただけませんか?」「わかりました。「Bホテル」に移動します。」と言い電話を切った。ホテルが汚なかったのでちょっとラッキーな感じもした。代わりのホテルがきれいだといいなあと祈りつつ「Bホテル」にクルマで移動した。

「Bホテル」は「Aホテル」に比べとてもとてもきれいだった。「災い転じて福となす」と思った。スキーの後に部屋に入った後、ひとりの友人が怒り始めた。「パンフレットを見るとツアーの値段が「Aホテル」より3,000円安い」「浴衣とタオル(バス&フェイス)がない」「焼き肉食べ放題がない」と言った。彼はすぐさま旅行会社に電話をした。「ひどいじゃないですか!ツアー代金をすべて返していただきたい!また、浴衣・タオルを用意していただきたい」言ったところ、担当者が「休日中の上司の決裁を仰ぎますので少々お待ちください」。その後、ホテルマンが浴衣・タオルを差し入れ、旅行会社から「ツアー代を全額返金をしたいので口座番号を教えて欲しい」という旨の電話があり、後日お金が振り込まれていた。