日本人の食文化は世界に類を見ないほど幅の広い視野をもってる。
この狭い国で何百ヶ国かの異国料理を好奇心旺盛に楽しんでいる。
食の表現もあらゆる方法で情報が生活に入り込み、その視覚、イ
メージ効果の刺激が想像力をかき立て食欲のエネルギーを引き
出している。見慣れた手合いの表現テクニックの繰り返しでも
自分なりの食欲にしてしまう。自分なりの旨いもの“旨い所”と
いう情報元が許してしまうのだろう。また、消化吸収の早い性格
が表現の甘さを救っているのかも知れない。

しかし、好きなのである。おいしいものが、我慢出来ないのである。
水々しく、柔らかく、かたく、透明であり、固形であり、冷たく、
暖かい、色、形の美しくおいしいものがたまらなく好きなのである。
人で在るかぎりかも知れないが.....
このような尺度で日本人の食感覚を理解してみて、経済の変化が厳
しいこの頃でも、食材には味のレベルをもっと上げようとする意欲
と努力が企業の生き残りを感じる。

最後まで残れるビジネスの世界が限りなくあるからだ。
それは映像表現の世界にも限りなくチャンスとしてある。
食欲と想像力をかき立てる食感映像がすたることはないだろし、又、
その食世界に限らない商品の質感と感性を魅力的に表現して独創的
で角度の違うアイデアと演出力が秀逸している商品広告も多い。

例えば、Nike・BMW・Sears・などハイ・スピードカメラ(Photo−
Sonics)のテクニックとシズル感が素晴らしい。
編集時のエディトリアルも刺激的で動物的な呼吸とリズムを感じる。
残念ながら海外作品が目立つが日本も優れたクリエーターによって
それに近い表現はある。

しかし、バックアップするシズル専門の企画、テクニカルスタッフ
・ハードウエアを売りにする映像制作会社は無い。

ザ・シズルはユニークで刺激的なボディと頭脳を持ち、発
言するスペシャリストとしてクリエイターをバックアップし、あく
までも質感映像「シズル」にこだわってゆく新しい集団なのです。