パイナップルは５００年前ほど昔にコロンブスの第二次探検隊が西インド諸島で
見つけた。名前は果実の形が松かさ・Pineconeに味がリンゴ・Appleに似てるこ
とによるのだそうだ。実はおいしくなるまでには２０ヶ月も手間がかかるそうだ。
撮影は２日でおいしく撮らなければならない。 
パイナップルを食べやすく小さなキューブにしたひと口サイズの
＜いつ果、どこ果で＞と＜おいしいパイナップルを食べましょう＞の商品CMだ。

パイナップルのジューシー感が難しかった。 食べごろはサクッとしながら柔ら
かな歯ごたえがあること。 年齢に関係なくいつでもおいしく食べられる果実な
のだということ。 いざ撮影になって困ったことは割ったり、切ったりして食
べて、見る、と果実が、はっきり分かるのだがカメラでは見えにくいのだ。 
果実の色のディテールが中心に向かってデリケートに変わっていて、 他の果汁
たっぷりなフルーツと比べて瞬間にジュワッとうっすらと出てくる のでとらえ
にくいだ。 そこでアクションも本物の果汁の動きも４５０フレームで撮らえる
ことにした。 ラストカットのフォークがパイナップルに刺さって果汁が飛ぶシ
ーンは４５０ フレームで挑戦。本物の自然な果汁が良い演技をしてくれました。
僕の気分も飛びました！さぁ〜おいしいパイナップルを食べましょうね！ 

C.Pr／花木　薫　Pr／御手洗　徹　
PM／祝迫崇宏　田中　衛

演出／細井威良　撮影／山内康廣　照明／設楽信義　
美術／深山隆之　SFX／木原義明 　料理／宮地真紀子　
特機／島崎英男

CG／パルス・ステーション・藤本せつこ
山本サトシ　音楽／サーティース・伏見仁志 
テレシネ／イマジカ・大高利光
OFF LINE／PPC・五十嵐重昌
ON LINE／イマジカ・近藤寿一 　MA／亀山正信
NA／高田裕司