3) 水道としてフッ化物を撒き散らすこはならないか
フッ素は 自然界にも多く存在します。しかし、フッ化ナトリウムとして撒き散らしていい とは 言い切れません。火山地帯であるわが国では フッ素含有量の多い井戸水などが 飲料水として使用さていた地域もあり、骨硬化症、腎疾患、肝疾患などを引き起こしていました。「ハクサレ」との地名も存在していました。その地域の人は皆歯が茶色く腐ったように 形もいびつであった為で、高度な斑状歯が多く存在したことが推測できます。 色々な生物が特異的にある元素を より多く取り込むことが 知られていますが、フッ素に関しても さざんか系の植物にその傾向があります。水道水でフッ素を撒き散らすことによって 生態系に影響がでない と言い切れるのでしょうか。実際多くの水道水をフッ素化したアメリカにおいて直接フッ素添加の飲料水を飲まなくても農作物、食品工業でのフッ化水道水の影響で結果としてフッ素を摂取しているとの報告があります。 中国でのフッ素症の発生を見ると フッ素は水以外にも煤塵、粉塵などに混じりいろいろな形で蓄積されて食品に付着する可能性があります。一旦撒き散らかされた物質を取り除く苦労は 誰でも想像できるでしょう。 |