ダイナミクス伸張系エフェクトの分類
ダイナミクス伸張系エフェクトの分類
主なダイナミクス伸張系エフェクト
•エキスパンダー
•ノイズゲート
→ エキスパンダーの機能を限定 したもの
(レンジとレシオは、効果が最大となる値。アタックは最短に固定)
ProTools に付属する [EXPANDER /GATE] の操作パネル
エキスパンダーとしての使用例(強弱の変化に乏しい演奏を補正する際の設定例)
ノイズゲートとしての使用例(ナレーション録音時の小さなノイズを消す設定例)
最大音量のみそのまま通過させ、それより小さい音をさらに小さくする事で、強弱の差を大きくしている。また、音量変化が不自然にならない用、HOLD と RELEASE も調節してある。
THRESH = 0.0 dB(そのまま通過出来るのは最大音量時のみ)
RATIO = 2:1(ある音が1dB小さくなると、出力は2dB小さくなる)
RANGE = -10 dB(入出力の差は10dBよりも開かない)
-36.0 dB より大きな音はそのまま通過。それより小さな音は、極端に小さく圧縮されて聞こえない。
発音の最初(音の立ち上がり)が切れないように、ATTACK は最短に設定。また、小さく発音される語尾が途切れないように、HOLD を0.2秒、RELEASE を0.1秒設定してある。
最短の値
効果最大の値
効果最大の値