culture

CD

VINYL

1997.5.1

COCA-14100

COKA-7


1.カルチャー/culture
 「カルチャー 枯れちゃう」と言っていることに長い間気付きませんでした。アルバムよりシングルバージョンの方が個人的にいいと思います。チバさんいわく「よりバカバカしいものを作ったりしたかった」「なんかちぎれちゃってんだけど、ヘラヘラして小馬鹿にしているような感じにはしたかった」んだそうです。確かにこの歌詞の主人公は「花束かかえ むかえにきてよハニー」とは言っているものの、本心は違っているような印象を受けますね。ライブでチバさんが歌詞を間違う確率60%です。これにそっくりな曲があるのもわりと知られた話です。TVK「Saku Saku MORNING CALL」オープニング・テーマだったそうですが、どんな番組だったんですかねえ?

2.ランドリー/laundry
 ミッシェルには珍しい、くもりのない曲です。「まるで空にでも なったようだ」等、詩情豊かな歌詞がさわやかです。歌詞がないうちからタイトルが頭にこびりついていたそうです。

3.カーテン/curtain
 「とにかくここで座ってるのは カーテンくいつくす 赤アリのせいだ」「まだらに咲いた ハチミツ色の 染みを眺めてる あごはついたまま」等歌詞が最高にキレている曲です。「BOOGIE」と並ぶスローな名曲。

4.CISCO〜想い出のサンフランシスコ(She's gone)

 CISCO!しか言っていないのにこれだけ盛り上がるというのはすごい。スタジオよりはライヴテイクで収録してほしかったライヴ定番ナンバー。イントロのギターですでに狂わされます。ただシスコ!って叫びたかったからそのままタイトルになったそうです。

 おそらく急ごしらえと思われるあのビデオには言葉を失いましたが...イメージ的に、もっとどす黒い感じだと思うんだけどなあ。と公式サイトに書いたら見事に削除されてしまいました。個人的には、ミッシェルと、ステレオタイプなロックの性的イメージ(簡単に言えば、舞い踊るGストリングスのプレイメイトふう金髪ネーチャン)って直結しないんだよな。え?て感じ。



 初回プレスは、メンバー一人につき一枚のジャケットがついていますが、通常盤の車のジャケットもかっこいいですね。アナログのジャケットと同じです。4分の1の大きさになっていますがメンバー一人一人の写真もあります。佐内さんが撮っただけあって、誰もいかにもジャケ写向けの表情をしていません。



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