![]() |
![]() |
|
|
VINYL(is this High Time?) |
|
|
|
1.brand new stone |
タイトルはチバさんの青春だったという、The Clash の"BRAND NEW CADILLAC"からでしょうか?違うかな? |
2.リリィ/Lily |
「こめかみ指で こじ開けてから 意識トバして 帰るよ リリィ」という強烈にシュールな歌詞で始まる歌。シングルにもなっています。曲の構成も変則的で、およそシングルには向かない印象ですがこれをカットしてくるところがミッシェルさんらしい。チバさんはリリィとはキュウさんのことだと言ってましたが、多分ウソです。全編通して歌詞がキレイです。 |
3.恋をしようよ/Let's get love. |
チバさんにしては珍しい、ストレート?なラブソング。他の曲では3人称の「あの娘」や固有名詞なことが多いのですが、この曲では2人称の「君」になっていて、相手との距離が近いような気がします。しかも「猫のスタイルで すがりつくんだ」なんて絶叫された日にゃ...最後の「ニャアニャアニャア〜」も可愛すぎて、にやけちゃいます。チバさんは冷蔵庫のモーター音で半ベソかいたそうですが、この歌詞から察するに、電化製品が苦手なんでしょうか? |
4.sweet MONACO |
次作「chicken zombies」の「ロシアン・ハスキー」に似ている気もしますね。「甘いモナコへ逃げよう」ですか。ロマンチストなのかも。音源にはなってない「夢のマイアミ」という曲もありますが、外国の都市名もよく登場しますね。 |
5.シャンデリヤ/chandelier |
私はギターやベースを弾けないのでわかりませんが、この曲はめちゃムズいらしいです。歌詞がキレまくってます。「輝くポラロイド 吸い込まれたのは誰?」「失くした時計は まだコンクリートの中/誰にも気にされず コチコチと首を振る」 |
6.blue nylon shirts (from bathroom) |
blue nylon shirtsと唄っていますが、なぜか歌詞カードには日本語で「青いナイロンのシャツ」と書いてあります。「ランドリー」に通じるものがあるような(ないような...) |
7.bowling machine |
ミッシェルのインストは全部かっこいいのだけど、これはホントにかっこいいというしかない。どうしてボウリング場なのかはわからないけど。メンバーより、ボウリングの球のほうが重いですね、きっと。最後に「ストライク、ガータ〜...」てつぶやいています。ボーリングマシーンというのは、穴を掘る機械のことでしょ?本来は。 |
8.笑うしかない/Laugh the world! |
どうしようもなくなったとき、追い詰められて後がなくなったとき、なにもかも投げ出したくなったとき...泣くのを通り越して思わず笑えてくる。わかってらっしゃいます。 |
9.flash silver bus |
このころまでの歌詞には、一種の逃避願望のようなものが渦巻いていて、これもその一つですね。イントロの力強いベースがいい。素っ気ない終わり方も好きです。 |
10.キャンディ・ハウス (texas style)/candy house |
マキシシングルよりハープが派手になっています。そしてキメのコーラスに女声が入ってます。一回聴いたら忘れられないメロディ。こういう音ふだん聴かない人も踊ってしまいそう。なのに歌詞にはチバさん流の、途方にくれた感じが良く出ていて思わずハッとさせられます。特に「大事そうに〜」の所がいいですね。 |
11.スロー/sl(thr)ow |
英語でダジャレ!好きですねえチバさん、こういうの。 |
12.Baby,please go home〜wave'33 |
ライヴでの「追い出し曲」。強烈に全てを拒否する英語詞です。前半はパンクっぽいノリなんだけど、長い長いインストがついています。アドリブかな?wave'33って何でしょう?ライブ映え(全曲そうだけど)する曲です。よくカヴァーに間違われるらしいですが、オリジナルです。「Baby,please don't go」への皮肉?ちなみにライブでは曲の速さが2倍になります。 |
ジャケットには、プロレスラーの覆面をかぶったアベさんが立っています。メンバーは否定していますが、歌詞カードに写っている本物のプロレスラーらしき人とは明らかに別人だし、華奢。ブレスも同じだし。アベさんはあまりに細いので、思わず「骨密度」の心配をしてしまいます。クレジットによると、この中に使われている8ミリビデオのカットの写真は、マネージャーの能野さんのプライベートビデオから使われているみたいですね。 マスタリングはThe Beastie Boys、Iggy Pop等で有名なエンジニアのTom Baker。 アナログ盤は「Is this High Time?」というタイトルで、曲順違い。ていうか「スロー」と「candy house」が入ってない。バージョン違いの曲もある。ジャケットもどこかのビーチの写真(これも能野氏のビデオ映像?)で、同じものとは思えません。'00/7に再発決定。 |