1825年創業のエドラダワー蒸留所はスコットランドで最も小さい規模の蒸留所と言われています。
街の上方にある蒸留所は丘によって隠れていて、建物もクラッシックで可愛らしく、製造法もフロアモルティング(麦芽精製)は行われていないものの、
設備なども含め昔のままと言われています。
ここのスチル(蒸留釜)も全蒸留所の中で最小と言われ、
このスチルよりも小さいスチルは密造を防ぐため関税当局から禁止されています。
スチルの大きさは生産量の少なさや、クリーミーで芳醇な味わいなどに影響を与えているとも言われています。
南ハイランドとして分類していますが、南と言うよりも中ほどに蔵は位置しています。
「エドラダワー」とはゲール語で「エドレッドの小川」の意です。