ディーンストン蒸留所は1965年に創業された比較的新しい蒸留所。
建物自体は1785年に建てられた紡績工場をそのまま使用しています。この紡績工場は”産業革命の父”といわれたアークライトが建てたもので、非常に歴史的価値のある建物です。
イギリス産業革命の父アークライト設計による蒸溜所が歴史的に重要な建築物であるため現天皇陛下も視察に訪れたほどの蒸溜所。
1972年、インバーゴードンに買収され、その後しばらく創業は停止していました。1991年にグラスゴーのブレンダーであるバーンスチュワート社が新しいオーナーとなり生産が再開されました。
ポットスチルが初留、再留釜合計4基。ここのスチルは首が極端に細く、ライトタイプのウィスキーができるという。仕込み用水は蒸留所の横を流れるディス川の水を利用している。