南ハイランド

1798年創業。その当時、蒸留所は敷地の農場の名からアルダワーと呼ばれていました。
ブレア・アソールという名になったのは、1825年に政府の認可を受けてからです。 南ハイランドの保養地として有名なピトロッホリーと言う町のはずれにあります。 蒸留所名の由来は、アソール公爵の居城であるブレア城に因んでいます。 仕込み水は蒸留所内を流れるアルト・ダワー川から引いています。
大変清らかな川として知られ、1887年に蒸留所を訪れたアルフレッド・バーナードは、ここの水の輝きはまるでクリスタルようだと絶賛しました。 なお、アルト・ダワーとはゲール語で「カワウソの小川」を意味していて、 オフィシャルボトル「花と動物シリーズ」のラベルにもカワウソのイラストが描かれています。
ブレア・アソールはブレンデッドウイスキーのベルの重要なキーモルトであり、現在ブレア・アソールのオフィシャルボトルは発売されてなく、 原酒はもっぱらブレンデッド用に回されているようです。ですので、とても入手しづらいシングルモルトのひとつだといえます。

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<ブレアアソール 12年>
マイケル・ジャクソン氏によると、「早く熟成し、紳士のように振舞い、たくましい大男と言うより、がっちりして、釣り合いが取れているウィスキーであるが、 シェリーが強くても華やかにならなければ、けんか腰にもならない」と熟成年数にとらわれずに味わえる、オススメウィスキーの一つとして挙げられています。


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